大江戸散策徒然噺 Introducing Japanese culture and history

豊かな歴史に彩られた日本の文化と歴史を紹介

ちょっと気になる亀戸天満宮の梅~寒風に蕾膨らむ三分咲き~

2012年02月28日 14時27分59秒 | 江東区・歴史散策
今日も晴れてはいるものの気温7度と肌寒い気候。例年にない厳寒の日々がつづき、各地の梅の名所では開花が遅れ、花見の客も足が遠のいて商売があがったりという状況が起こっているようです。

天満宮大鳥居と梅の花

そんな寒風をついて、観梅で知られるお江戸下町の亀戸天満宮へと開花状況を見に行ってきました。境内には紅梅、白梅、蝋梅など合計300本の梅の木があるのですが、見ごろはまだまだといったところです。

本社殿脇の梅の木

天満宮では2月4日から梅祭りが開催されていますが、境内の梅の花はせいぜい二分から三分咲きで、少しずつ膨らんだ蕾が枝いっぱいについている様子が覗われます。

紅梅
ほんの少し開花した白梅

朱の大鳥居の脇の梅の木には紅梅が咲き、鳥居の朱色と紅梅の紅色がコントラストを見せています。それでも境内の何本かの梅の木は満開とまではいかなくとも、それなりに可愛らしい花を咲かせているものもあります。

社殿と紅梅

3月に入り少し気温が高くなれば一気に開花するのではと期待しつつ境内を散策してみました。
社殿の入口には大宰府からの紅白の梅の盆栽が置かれ、参拝客の目を楽しませてくれます。

大宰府の梅(盆栽)

スカイツリーのお膝元に鎮座する天満宮からは太鼓橋(男橋)の擬宝珠とスカイツリーのコラボが楽しめます。

擬宝珠とスカイツリー

「東風吹かばにほひおこせよ梅の花主なしとて春ぞ忘るな」の通り、まもなく訪れる春風が吹く季節にはきっと満開の梅を楽しむことができることでしょう。そんな日が訪れるのはいったいいつなのでしょうか?

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