小石川といえばこの時期、観梅の名所はやはり水戸徳川家の上屋敷であった「小石川後楽園」なのですが、実は隠れた梅の名所があるんです。
地下鉄丸の内線の後楽園駅から「小石川後楽園」の長い塀を見ながら歩くこと5分程度で「牛天神下」の三叉路の信号にさしかかります。この三叉路の一番右の道を登り、最初の角を右手に折れると北野神社(牛天神)への石段が見えてきます。
北野神社ご社殿
石段下から見上げると、石段を覆うように満開の梅の花が咲き誇っています。
石段の梅の花
石段の梅の花
ここ北野神社は別名「牛天神」と呼ばれているのですが、その由緒は源頼朝が1184年の東征の際にここの入り江の松に船をつなぎ波風が静まるのを待つ間に見た夢の中に、菅神(道真公)が牛に乗って現れ、頼朝に二つの吉事があると告げたといいます。
夢の中に現れた道真公は頼朝に武運満足の後は社を営むべしと告げ、夢から覚めると牛の形をした石が残されていたといいます。そんな夢のご利益で、その後頼家が生まれ、宿敵平氏を西に追うことができたことで、この場所に社殿を造営した云われが残っています。ご祭神はもちろん「菅原道真公」です。
今は小石川の高台に鎮座する北野神社ですが、その昔は川なのか、海なのかわかりませんが水辺に面した場所だったのでしょう。この小高い丘の上に社殿が置かれています。
それほど広くない境内全体が梅の木で覆われ、そのすべての梅の木に満開の梅の花が咲き誇っています。訪れる人もまばらな北野神社では、満開の梅の花を独り占めできるのです。
社殿前の梅の花
青空に映える梅の花
社殿前の梅の花
境内俯瞰
社殿前には道真公が牛に乗って現れた夢を表すように2頭の牛が狛犬の代わりに置かれています。時折、吹く北風に満開の梅の花をつけた枝が揺れ、そのたびに花弁が境内を舞う様子はなんとも趣を感じる瞬間です。
牛と社殿と梅の花
末社の大田神社
牛天神の満開の梅の花も今が盛りのようです。明日土曜日は生憎の雨模様の予想ですが、小石川後楽園の観梅のついでに、ここ牛天神の梅も愛でてみてはいかがでしょうか。
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地下鉄丸の内線の後楽園駅から「小石川後楽園」の長い塀を見ながら歩くこと5分程度で「牛天神下」の三叉路の信号にさしかかります。この三叉路の一番右の道を登り、最初の角を右手に折れると北野神社(牛天神)への石段が見えてきます。
北野神社ご社殿
石段下から見上げると、石段を覆うように満開の梅の花が咲き誇っています。
石段の梅の花
石段の梅の花
ここ北野神社は別名「牛天神」と呼ばれているのですが、その由緒は源頼朝が1184年の東征の際にここの入り江の松に船をつなぎ波風が静まるのを待つ間に見た夢の中に、菅神(道真公)が牛に乗って現れ、頼朝に二つの吉事があると告げたといいます。
夢の中に現れた道真公は頼朝に武運満足の後は社を営むべしと告げ、夢から覚めると牛の形をした石が残されていたといいます。そんな夢のご利益で、その後頼家が生まれ、宿敵平氏を西に追うことができたことで、この場所に社殿を造営した云われが残っています。ご祭神はもちろん「菅原道真公」です。
今は小石川の高台に鎮座する北野神社ですが、その昔は川なのか、海なのかわかりませんが水辺に面した場所だったのでしょう。この小高い丘の上に社殿が置かれています。
それほど広くない境内全体が梅の木で覆われ、そのすべての梅の木に満開の梅の花が咲き誇っています。訪れる人もまばらな北野神社では、満開の梅の花を独り占めできるのです。
社殿前の梅の花
青空に映える梅の花
社殿前の梅の花
境内俯瞰
社殿前には道真公が牛に乗って現れた夢を表すように2頭の牛が狛犬の代わりに置かれています。時折、吹く北風に満開の梅の花をつけた枝が揺れ、そのたびに花弁が境内を舞う様子はなんとも趣を感じる瞬間です。
牛と社殿と梅の花
末社の大田神社
牛天神の満開の梅の花も今が盛りのようです。明日土曜日は生憎の雨模様の予想ですが、小石川後楽園の観梅のついでに、ここ牛天神の梅も愛でてみてはいかがでしょうか。
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