龍光院の毘沙門天にお参りをして、いよいよ残すところ四神詣でに歩を進めていきましょう。龍光院から右方向へ住宅街を歩くこと数分の所に、またまた日本史に登場する偉人の墓が現れます。気付かなければ通り越してしまいそうな佇まいです。歩道からちょっと奥まった場所にひっそりと目立たない居ずまいで佇んでいるのですが、実は樺太が島であることと、間宮海峡を発見した「間宮林蔵」の墓なのです。へえ~、こんな所にぽつねんとして墓が置かれていたのですね。
間宮林蔵の墓を過ぎると、すぐに右方向へと道を曲がります。まもなくすると右手に比較的大きな寺院が現れます。大きな鐘楼を持つ寺でお江戸の十大祖師の一つに数えられている名刹「浄心寺」です。浄心寺の敷地が途切れる辺りに現れるのが大黒天を祀る「円珠院」です。
円珠院本堂
円珠院ご本堂内部
それほど大きな寺院ではありません。山門からご本堂まではほんのわずかな距離で、ご本堂の左手に大黒天の石像が置かれています。本堂には木造の大黒天が安置されています。江戸時代から深川の大黒天として知られています。
円珠院:大黒天
福徳:有福蓄財
円珠院の周辺にはたくさんの寺院が点在し、深川寺町の風情を醸し出しています。それでは歩を進めて先を急ぎましょう。円珠院からの道筋は静かな住宅街を抜け、再び清澄通りへ合流し仙台掘川を越えて、次の目的地、福禄寿を祀る心行寺です。
清澄通りに沿って左へと進行方向を変えると、歩道脇に小さな記念碑が現れます。これも言われなけらば気が付かずに通り越してしまうほど目立たない存在です。あの「南総里見八犬伝」の滝沢馬琴生誕の地の碑です。
滝沢馬琴生誕の地碑
この馬琴生誕の地の碑を過ぎると前方に橋が見えてきます。仙台掘川に架かる「海辺橋」です。この橋の反対側に芭蕉のもう一つの庵「採茶庵(さいとあん)」跡が記念碑として造られています。小さな庵の前に芭蕉が縁側に座っているという史蹟です。
採茶庵(さいとあん)跡
江東区内には至る所に「芭蕉」の足跡が残っています。七福神詣でをしながら芭蕉所縁の地を巡ることができるのも深川七福神のいいところです。
こんな風景を愉しみながら、そぞろ歩きをしているとまもなく福禄寿を祀る「心行寺」です。清澄通りに面して立派な山門と、境内の奥にご本堂がどっしりと構えています。当地、深川には寛永10年(1633)に京橋八丁堀寺町から移ったという由緒ある名刹です。福禄寿は境内の六角堂に安置されています。
心行寺山門
福禄寿六角堂
心行寺:福禄寿
福徳:人望福徳
この心行寺の隣には七福神ではないのですが、是非立ち寄っていただきたいお寺があります。寺名は法乗院ですが、深川閻魔堂の方が名前が知れているようです。左手の大きなお堂の中にあの怖い閻魔様がどっしりと鎮座しています。閻魔様から有り難いお言葉をいただける仕掛けがあるのですが、これは是非ご自分で体験してみてください。けっこう楽しい閻魔様ですよ。
法乗院
閻魔堂
閻魔様
法乗院の閻魔様詣でを終えて、葛西橋通りへと入ってきます。この葛西橋通りにそって弁財天を祭る冬木弁天堂へと進んで行きましょう。この途中に個人的にお勧めしたい行列ができる人気のラーメン店があります。「蘭丸」という店名で、魚介系のあっさりスープが人気を博しています。是非ご賞味あれ。
この蘭丸からわずかな距離にあるのが、冬木弁天堂です。交通量の多い葛西橋通りに面してこじんまりとした居ずまいで佇んでいます。「こんな場所にあるの!」といった感じの弁天堂ですが、毎年ご開帳の元旦から15日まで狭~い境内は沢山の参拝客で押すな押すなの大盛況です。
冬木弁天堂
冬木弁天堂
冬木弁天堂:弁財天
福徳:芸道富有
それではいよいよ7番目の恵比寿神を祀る富岡八幡宮へと歩を進めていきましょう。冬木弁財天の前の葛西橋通りを渡ると、富岡八幡宮はもうすぐです。恵比寿神の祠は八幡宮の社殿の裏手に置かれています。3つの祠が並んでますが、真ん中の祠に恵比寿神と大黒様が合祀されています。この静かな境内がお正月にはたくさんの参拝客で賑わいます。
恵比寿・大黒合祀社
富岡八幡宮:恵比寿神
福徳:愛敬
恵比寿神の参詣を終えたあと、八幡様の社殿へと進み七福神巡りが無事終えたことをご報告し、大鳥居へと向かいましょう。お正月は八幡様の参道の両側にはたくさんの屋台が並び、下町の総鎮守は善男善女でたいそうな賑わいとなります。早~く来い来い、お正月。
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間宮林蔵の墓を過ぎると、すぐに右方向へと道を曲がります。まもなくすると右手に比較的大きな寺院が現れます。大きな鐘楼を持つ寺でお江戸の十大祖師の一つに数えられている名刹「浄心寺」です。浄心寺の敷地が途切れる辺りに現れるのが大黒天を祀る「円珠院」です。
円珠院本堂
円珠院ご本堂内部
それほど大きな寺院ではありません。山門からご本堂まではほんのわずかな距離で、ご本堂の左手に大黒天の石像が置かれています。本堂には木造の大黒天が安置されています。江戸時代から深川の大黒天として知られています。
円珠院:大黒天
福徳:有福蓄財
円珠院の周辺にはたくさんの寺院が点在し、深川寺町の風情を醸し出しています。それでは歩を進めて先を急ぎましょう。円珠院からの道筋は静かな住宅街を抜け、再び清澄通りへ合流し仙台掘川を越えて、次の目的地、福禄寿を祀る心行寺です。
清澄通りに沿って左へと進行方向を変えると、歩道脇に小さな記念碑が現れます。これも言われなけらば気が付かずに通り越してしまうほど目立たない存在です。あの「南総里見八犬伝」の滝沢馬琴生誕の地の碑です。
滝沢馬琴生誕の地碑
この馬琴生誕の地の碑を過ぎると前方に橋が見えてきます。仙台掘川に架かる「海辺橋」です。この橋の反対側に芭蕉のもう一つの庵「採茶庵(さいとあん)」跡が記念碑として造られています。小さな庵の前に芭蕉が縁側に座っているという史蹟です。
採茶庵(さいとあん)跡
江東区内には至る所に「芭蕉」の足跡が残っています。七福神詣でをしながら芭蕉所縁の地を巡ることができるのも深川七福神のいいところです。
こんな風景を愉しみながら、そぞろ歩きをしているとまもなく福禄寿を祀る「心行寺」です。清澄通りに面して立派な山門と、境内の奥にご本堂がどっしりと構えています。当地、深川には寛永10年(1633)に京橋八丁堀寺町から移ったという由緒ある名刹です。福禄寿は境内の六角堂に安置されています。
心行寺山門
福禄寿六角堂
心行寺:福禄寿
福徳:人望福徳
この心行寺の隣には七福神ではないのですが、是非立ち寄っていただきたいお寺があります。寺名は法乗院ですが、深川閻魔堂の方が名前が知れているようです。左手の大きなお堂の中にあの怖い閻魔様がどっしりと鎮座しています。閻魔様から有り難いお言葉をいただける仕掛けがあるのですが、これは是非ご自分で体験してみてください。けっこう楽しい閻魔様ですよ。
法乗院
閻魔堂
閻魔様
法乗院の閻魔様詣でを終えて、葛西橋通りへと入ってきます。この葛西橋通りにそって弁財天を祭る冬木弁天堂へと進んで行きましょう。この途中に個人的にお勧めしたい行列ができる人気のラーメン店があります。「蘭丸」という店名で、魚介系のあっさりスープが人気を博しています。是非ご賞味あれ。
この蘭丸からわずかな距離にあるのが、冬木弁天堂です。交通量の多い葛西橋通りに面してこじんまりとした居ずまいで佇んでいます。「こんな場所にあるの!」といった感じの弁天堂ですが、毎年ご開帳の元旦から15日まで狭~い境内は沢山の参拝客で押すな押すなの大盛況です。
冬木弁天堂
冬木弁天堂
冬木弁天堂:弁財天
福徳:芸道富有
それではいよいよ7番目の恵比寿神を祀る富岡八幡宮へと歩を進めていきましょう。冬木弁財天の前の葛西橋通りを渡ると、富岡八幡宮はもうすぐです。恵比寿神の祠は八幡宮の社殿の裏手に置かれています。3つの祠が並んでますが、真ん中の祠に恵比寿神と大黒様が合祀されています。この静かな境内がお正月にはたくさんの参拝客で賑わいます。
恵比寿・大黒合祀社
富岡八幡宮:恵比寿神
福徳:愛敬
恵比寿神の参詣を終えたあと、八幡様の社殿へと進み七福神巡りが無事終えたことをご報告し、大鳥居へと向かいましょう。お正月は八幡様の参道の両側にはたくさんの屋台が並び、下町の総鎮守は善男善女でたいそうな賑わいとなります。早~く来い来い、お正月。
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