どんよりとした雲に覆われた梅雨の季節とはいえ、蒸し暑さというよりか肌寒さを感じる今日この頃、やっと梅雨の晴れ間が訪れました。
久しぶりに隅田河岸までマウンテンバイクを走らせ、下町深川の風情を楽しんできました。まずは新緑の木々に覆われた深川の総鎮守である富岡八幡宮へ参詣しました。雲間から射し込む光に社殿全体が明るく輝いています。本殿の背後にうっそうと茂る木々の緑と社殿の朱色が美しいコントラストを描いています。
富岡八幡宮社殿
富岡八幡宮をあとに清澄通りを屋上するのですが、途中深川の閻魔様が鎮座する法乗院さんへ。さっそく閻魔堂の閻魔様にご挨拶し、お賽銭を投げ入れ、ありがたい閻魔様のお告げを頂戴しました。
法乗院閻魔堂
閻魔様
※ここ法乗院の閻魔様は参拝者が希望する祈願に音声で応えてくれます。ありがたいお告げを聞く場合に聞きたいお告げが書かれている筒へお賽銭を投げ入れると自動的に音声が流れてきます。なんともハイテクな閻魔様なのです。
法乗院の閻魔様としばらくぶりの対面を楽しんだあと、清澄白河の名園「清澄庭園」へと向かいます。ちょうど園内の菖蒲園は「花菖蒲」がほぼ満開とのことで、平日にもかかわらず来園者で賑わっています。
園内は初夏を感じさせる木々の緑に覆われ、その濃い緑が池の水面に映える様子はこの季節ならではの美しい光景を描き出しています。菖蒲園は園の一番奥に置かれています。
池の畔の涼亭
色とりどりといっても白と紫の二種類の菖蒲の花が初夏の日差しに美しく輝いています。遠目からみるとややグラデーション気味に白色と紫色に濃淡がかかっているように思われます。菖蒲の緑の葉と白と紫の花の絶妙なコントラストを楽しめます。賑やかな清澄通りの喧騒から隔絶された静かな空間の中で、美しい緑と菖蒲の花を楽しんでひとときでした。
菖蒲園1
菖蒲園2
菖蒲園3
このあと、清澄庭園からさほど離れていない霊厳寺の江戸六地蔵へお参りをしてから、隅田川岸の芭蕉翁像に会いに行くことにしました。芭蕉翁はちょうど小名木川が隅田川に注ぎ込む河岸に造られた芭蕉記念館の展望公園に置かれています。目の前にゆったりとした流れの隅田川、下流には流麗な姿の清洲橋、その向こうには中央区側のビル群が立ち並び、水面にはひっきりなしに船が行き交うというまるで絵葉書を見ているような景色を楽しめます。
霊厳寺の江戸六地蔵
芭蕉翁の像
なぜこんな所に芭蕉翁の像が置かれているかって? 実はお江戸の時代、それも元禄時代に芭蕉翁はちょうど像が置かれているあたりに庵を結んでいたのです。そしてここ深川から奥の細道の旅にも出立しています。また春の桜の季節に詠んだ「花の雲、鐘は上野か浅草か」はここ深川の芭蕉庵から浅草方面を眺めた情景を詠ったものだと言われています。
隅田川の流れ
久しぶりの梅雨の晴れ間の日差しに、芭蕉翁もほんの少し眩しげな様子で隅田川を眺めていました。
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久しぶりに隅田河岸までマウンテンバイクを走らせ、下町深川の風情を楽しんできました。まずは新緑の木々に覆われた深川の総鎮守である富岡八幡宮へ参詣しました。雲間から射し込む光に社殿全体が明るく輝いています。本殿の背後にうっそうと茂る木々の緑と社殿の朱色が美しいコントラストを描いています。
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富岡八幡宮をあとに清澄通りを屋上するのですが、途中深川の閻魔様が鎮座する法乗院さんへ。さっそく閻魔堂の閻魔様にご挨拶し、お賽銭を投げ入れ、ありがたい閻魔様のお告げを頂戴しました。
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※ここ法乗院の閻魔様は参拝者が希望する祈願に音声で応えてくれます。ありがたいお告げを聞く場合に聞きたいお告げが書かれている筒へお賽銭を投げ入れると自動的に音声が流れてきます。なんともハイテクな閻魔様なのです。
法乗院の閻魔様としばらくぶりの対面を楽しんだあと、清澄白河の名園「清澄庭園」へと向かいます。ちょうど園内の菖蒲園は「花菖蒲」がほぼ満開とのことで、平日にもかかわらず来園者で賑わっています。
園内は初夏を感じさせる木々の緑に覆われ、その濃い緑が池の水面に映える様子はこの季節ならではの美しい光景を描き出しています。菖蒲園は園の一番奥に置かれています。
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色とりどりといっても白と紫の二種類の菖蒲の花が初夏の日差しに美しく輝いています。遠目からみるとややグラデーション気味に白色と紫色に濃淡がかかっているように思われます。菖蒲の緑の葉と白と紫の花の絶妙なコントラストを楽しめます。賑やかな清澄通りの喧騒から隔絶された静かな空間の中で、美しい緑と菖蒲の花を楽しんでひとときでした。
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このあと、清澄庭園からさほど離れていない霊厳寺の江戸六地蔵へお参りをしてから、隅田川岸の芭蕉翁像に会いに行くことにしました。芭蕉翁はちょうど小名木川が隅田川に注ぎ込む河岸に造られた芭蕉記念館の展望公園に置かれています。目の前にゆったりとした流れの隅田川、下流には流麗な姿の清洲橋、その向こうには中央区側のビル群が立ち並び、水面にはひっきりなしに船が行き交うというまるで絵葉書を見ているような景色を楽しめます。
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なぜこんな所に芭蕉翁の像が置かれているかって? 実はお江戸の時代、それも元禄時代に芭蕉翁はちょうど像が置かれているあたりに庵を結んでいたのです。そしてここ深川から奥の細道の旅にも出立しています。また春の桜の季節に詠んだ「花の雲、鐘は上野か浅草か」はここ深川の芭蕉庵から浅草方面を眺めた情景を詠ったものだと言われています。
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久しぶりの梅雨の晴れ間の日差しに、芭蕉翁もほんの少し眩しげな様子で隅田川を眺めていました。
粋な深川・お江戸の総鎮守「富岡八幡宮」の酉の市
2014年午の歳 年の初めの深川七福神詣
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