長~い、長~い箱根西坂の下りがほぼ終わりかける頃、いよいよ三島宿へと入っていく手前に現れるのが「初音ケ原」と呼ばれている場所です。
とはいえまだ箱根西坂は完全に終わっていません。緩やかにつづく坂道が三島宿へとつづいているのですが、そんな道筋にかつての街道松が1キロにわたって延々と続いています。
初音ケ原松並木入口
初音ヶ原は箱根旧街道の松並木北側あたりの名称ですが、初音の名は源頼朝が蛭ヶ小島に配流されていたとき、この高原で鶯の初音を聞いことから名付けられたと言われています。
初音ケ原松並木
国道1号線に沿ってつづく初音ケ原の旧街道は美しい松並木とともに、綺麗に整備された石畳が敷かれています。この石畳は江戸時代のものではなく三島市が整備したものです。
初音ケ原の石畳
そんな石畳の道を進むと傍らに現れるのが一里塚です。江戸から数えて28番目にあたる錦田一里塚です。 錦田は明治22年(1889)に谷田村と川原ヶ村が合併して出来た村で、街道を境に地名が違うため右側は初音ヶ原一里塚とも呼ばれるようです。国道1号を挟んで反対側にも一里塚が残っています。
錦田一里塚(1)
錦田一里塚(2)
反対側の一里塚
この錦田の一里塚は太平一里塚(愛知)、阿野一里塚(愛知)、野村一里塚(三重)とともに、東海道に4つしかない国指定史跡の一里塚として大変貴重なものです。
初音ケ原松並木
この初音ケ原の石畳は一応遊歩道として整備されたものらしく、石畳道の脇には車を乗り入れないように、と高札風の注意書きが置かれています。
初音ケ原石畳
車進入禁止の立札
石畳を走る車
でも、一台の車が石畳の道からでてきたことを考えると、この注意書きはあまり効果がないようです。
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初音ヶ原は箱根旧街道の松並木北側あたりの名称ですが、初音の名は源頼朝が蛭ヶ小島に配流されていたとき、この高原で鶯の初音を聞いことから名付けられたと言われています。
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国道1号線に沿ってつづく初音ケ原の旧街道は美しい松並木とともに、綺麗に整備された石畳が敷かれています。この石畳は江戸時代のものではなく三島市が整備したものです。
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そんな石畳の道を進むと傍らに現れるのが一里塚です。江戸から数えて28番目にあたる錦田一里塚です。 錦田は明治22年(1889)に谷田村と川原ヶ村が合併して出来た村で、街道を境に地名が違うため右側は初音ヶ原一里塚とも呼ばれるようです。国道1号を挟んで反対側にも一里塚が残っています。
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この錦田の一里塚は太平一里塚(愛知)、阿野一里塚(愛知)、野村一里塚(三重)とともに、東海道に4つしかない国指定史跡の一里塚として大変貴重なものです。
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この初音ケ原の石畳は一応遊歩道として整備されたものらしく、石畳道の脇には車を乗り入れないように、と高札風の注意書きが置かれています。
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でも、一台の車が石畳の道からでてきたことを考えると、この注意書きはあまり効果がないようです。
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