ひつじ草の挑戦状

色んな思いを綴ってます。

大いなる太陽神(アメン・ラー)よ、

2013-09-28 | Italy-聖地巡礼の旅-
突如、神の裁きは終わった。

「時間ですので…」

裁きの間に入るに、
時間的な制約と、
人数制限がある。

次の裁きが始まりますので、
さっさと、外に出ましょう。

大聖堂の正面「ファサード」では、
聖人たちが、私たちを見ています。

天使やら、聖人たちに、
“見られている”
という感覚は、ここでもまとわり付きます。

裁きが終わっても、
怒りが鎮まっても、
時の感情により、私たちは左右される、
神の裁き一つで、私たちの道が決まる。

なんだか怖い…聖書という神の物語でした。

さて、
聖書という物語から出た私は、
「おろ?」

懐かしい光景を目にしました。
6、7年前でしょうか、
エジプトで目にした、

“オベリスク”

ローマ帝国の悲しき時代に、
エジプト侵攻、征服により、
遠路遥々運ばれたオベリスク。

ピラミッドの代わりに作られた、
太陽神の象徴と王位権力の象徴。
オベリスクは、ギリシャ語で“串”という意味で、
つまり、日本でいえば、諏訪の御柱でしょうかね。
Many countries,many Customs.
所変われば、品変わる。

えらく遠くまで旅したなと思ったけど、
同じ人間の発想なんだなと思いました。

エジプトを旅して、イスラムの神に触れ、
インドを旅して、ヒンズーの神に触れて、
イタリアを旅して、カトリックに触れて、
日本の魂 神道や、仏教にも触れて、
そこらへん色々絡めて絡めて…、

「アメン・ラー(大いなる太陽神)よ、世界をお守り下さい」

こういう時だけ、

無神論者が、
敬虔な太陽神に信者となって、

「やれやれ…」

やはり神頼みかと、
苦笑していました。


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