憲法の平和的生存権展

2018-05-06 08:48:29 | 桜ヶ丘9条の会
  憲法の平和的生存権展
第71回憲法記念日、こども日をはさんで、九条の会・桜ヶ丘ー可児が、桜ヶ丘地区センターロビー(元公民館)憲法展を開きました。
 5月2日から7日午前まで
 
 九条の会・桜ヶ丘ー可児の初めての活動として、2008年4月17日名古屋高裁で言い渡された「自衛隊イラク派兵差止訴訟判決」時の裁判所前の状況や解説が十数枚の写真パネルで展示されています。

 憲法前文に「平和のうちに生存する権利」と表現される平和的生存権は、「戦争と軍備及び戦争準備によって破壊されたり侵害ないし抑制されることなく、恐怖と欠乏を免れて平和のうちに生存し、また、そのように平和な国と世界を作り出していくことのできる核時代の自然的本質をもつ基本的人権である。」
 
 具体的には、「戦争や武力行使をしない日本に生存する権利」、「戦争や軍隊によって他者の生命を奪うことに加担させられない権利」、「他国の民衆への軍事的手段による加害行為に関わることなく自らの平和的確信の基づいて平和のうちに生きる権利」、「信仰に基づいて平和を希求し、すべての人の幸福を追及し、そのために非戦・非暴力・平和主義に立って生きる権利」など極めて多様な幅の広い、法的権利性、具体的権利性をもつ国民の権利である。
(九条の会 桜ヶ丘・可児通信No.112 2018年4月19日発行より抜粋)