リニア中間駅のイメージ

2013-06-28 08:33:30 | 桜ヶ丘9条の会
JR東海は、昨年、リニアのルートを、幅3キロ内を地図で発表しましたので、発表されたルートが、桜ヶ丘団地のどこに当たるのかを、載せましたが、
5月13日には、各県に1駅ずつ設けるという中間駅について、どのようなイメージなのかという「当社が用意する中央新幹線の中間駅のイメージについて」を発表しました。

平成 25 年 5 月 13 日 東海旅客鉄道株式会社
当社が用意する中央新幹線の中間駅のイメージについて
当社がお客様のご利用に必要と判断する設備を備えた「駅」については、当社が建設 費を負担して整備しますが、その設備内容としては、「将来の旅客輸送のあり方を踏まえ て、従来の形にとらわれず、営業専任要員は配置しない等、運用面も含めて、大胆に効 率性と機能性を徹底して追求したコンパクトな駅」を目指し、「建設費ばかりでなく、開 業後の運営費についても圧縮する」こととしていました。
このたび、中間駅のイメージをまとめましたのでお知らせします。 〈斜めからの外観透視図〉






※周辺の土地利用の状況から適切な環境対策(明かりフード又は防音壁等)を施します。 ※中間地下駅は、概ね中間地上駅の上下が逆になったイメージです。 ※地元等の必要に応じて整備する施設については、地元等の負担を前提に、相談の上、検討していきます。 ※階段、エスカレータ等が透視されている高架下部分は、当社の使用部分及び地元等の賃借可能部分と
なります。実際の態様に応じて、調整の上、必要な外装を施すこととなります。
〈斜め上方からの透視図〉



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〈平面図〉
※地上駅の1Fは「駅」の施設部分を除いて地元等の賃借可能部分( )であり、地元等の負担で、 地元等が必要とする施設を作っていただき、様々な機能を併せ持つ複合施設としての駅とすること もできます。
〈横断方向の断面図〉
副本線 ホーム 本線 ホーム 副本線
階段 エレベータ エスカレータ
入出場口・改札設備・旅客トイレ
〈真上からの1F拡大図〉


旅客 トイレ
入出場口

※入出場口は一箇所で、階段・エレベータ・エスカレータでホームに連絡します。 ※全車指定席として、自由席を設けず、すべて事前に座席を予約していただく方式を考えています。 ※新たな販売システム(検討中)により、「駅」にはきっぷを販売するスペースを設けていません。

JR東海が発表した可児市内の3キロ幅のルート

2013-06-28 08:33:30 | 桜ヶ丘9条の会
JR東海は、昨年、リニアのルートを、幅3キロ内を地図で発表しました。



この幅3キロの中にルートを設定すると発表しましたが、この3キロの中心は、桜ヶ丘小学校の東端を通って桜が池をとおり多治見市の根本付近を通過して春日井→名古屋ということになります。
JRは、具体的なルートをまだ発表しておらず、今年の秋には発表すると言っています。
先日多治見で行われた説明会で、ルートを曲げて、わざわざ桜ヶ丘団地の地下を通るのはなぜかという質問に、JRは意識的に回答をしませんでした。

桜ヶ丘9条の会がブログを始める

2013-06-25 13:58:05 | 日記
                                          
  
桜ヶ丘9条の会がこれから始めるこのブログは、この近辺の様々な情報を掲示していきます。
とりあえず、今、桜ヶ丘団地でも、話題になりつつある、リニア問題から始めようと思います。
東京~大阪間(当面は東京~名古屋間)を62分で結ぶという超高速リニア中央新幹線(東京~名古屋間は40分)、超伝導磁気浮上式の超高速新幹線計画だが、問題点が多く、国民に充分な説明もなく、民間企業であるJR東海が一方的に発表し、2014年にも工事を始めるという。去年ようやく幅3キロの予定路線を示し、今年になって、どのようなものかの概念図を発表した。
それによると、大都市圏内と山岳地帯は地下トンネル、それ以外は、磁気防護壁で包んだ地上のトンネル、通過各駅は、各県に1駅を設けるが、まるで、名古屋地下鉄の地上部分の駅そっくりの橋上駅でプラットホームだけある、駅舎も駅員もいない無人駅である。
経済性も、安全性も確保されていないと専門家にも指摘されているにもかかわらず、最終的な工事計画が発表寸前にある。
沿線各地では、JR東海の説明会が繰り返されているが、説明会を開くたびに疑問点が拡大し、これに対するJR東海側の説明が矛盾し、質問を制限し、重要な質問に対する回答もない。
5月25日に、多治見市で、説明会が開かれたが、可児市の住民から、「路線は回避すべき場所として、住宅地を挙げているのに、人口1万人近くの大住宅地桜ヶ丘団地の真ん中の地下を貫通する計画になっているのはなぜかという質問の回答は、意識的に無視され、再質問は制限された。この説明会には、東濃地方の自治体の首長等が大勢出席していたが、何の発言もなかった。
各地の自治体では、説明会が繰り返されているが、可児市桜ヶ丘団地の地下を貫通すると予定されているにも、関わらず、桜ヶ丘自治会には何の説明もないし、可児市の広報もなにも言わない。
桜ヶ丘団地の真ん中の地下を貫通するというのに、団地住民何の説明もなく、計画が進行していて、JRは、計画が決定後に、説明するという。決定後に説明されてもどうしようもない。
計画を覆すことは至難の業であるし、行政訴訟では、時期を失した訴えとして計画の廃止は認められない。
計画が決定する前に、必要性や環境への影響、磁気による健康への影響、安全紙、経済性などを、住民を含めて議論することが大切なのである。
現在明らかになっている問題点は、主なものを挙げると、①リニア地上駅は無人駅、②ハナノキ、シデコブシは守られるのか、③ウラン鉱床は回避できるのか、④河川・水源枯渇対策は、(すでにリニア実験線沿線で地下水枯渇)⑤リニアの電磁波の影響は避けられるのか、などであり、これらは沿線住民がもっとも心配している問題である。
取り合えず、少なくとも桜ヶ丘団地の住民に対する説明会を開催させるぐらいのことはやらせることが重要ではないだろうか。

6月10日付で、団地住民の古賀哲夫さんが、可児市市民部地域振興課長、坪内豊さんあてに「情報公開のお願い」を申し入れました。
その趣旨は、
① 桜ヶ丘自治会連合会は、桜ヶ丘ニュースで、「可児市の担当部署と情報の共有化」を宣言しています。担当者への「可児市リニア中央新幹線対策協議会」からの報告はないのですか。
② 去る、5月25日の多治見の説明会に可児市の担当部署は、誰と誰とが出席されたか、公表してください。
③ この秋の説明会で、いきなりルートが特定すれば、行政の不作為が問われます。区分地上権契約、土地収用法の問題等、充分な説明を住民に行うことは、行政の責任です。住民の意思決定の自由は行政しか保証できません。
  なお、ご回答がなければ、市長への公開質問状に切り替えます。ご承知下さい。