リニア作業トンネル坑口2カ所なら、南木曽町は計画受け入れ拒否(信州毎日新聞2014年1月11日)

2014-01-11 21:34:39 | 桜ヶ丘9条の会
リニア作業トンネル坑口2カ所なら、南木曽町は計画受け入れ拒否
01月11日(土)

 JR東海が2014年の着工、27年東京―名古屋間開業を目指すリニア中央新幹線計画で、木曽郡南木曽町は10日、環境影響評価(アセスメント)準備書に対する意見書を県に提出した。同社が町内2カ所に設けるとした作業用トンネルの坑口(出入り口)について、地域生活が掘削残土搬出車両の通行で大きな影響を受けるとして「受け入れられない」と明記。坑口を1カ所にし、1日最大690台とした町内の車両通行台数も減らすべきだとして、知事意見でJRに計画修正を迫るよう求めた。【関連記事2面に】

 JRが示した事業計画について、修正されなければ受け入れを拒否する姿勢を明記したのは、意見書の提出対象となっている県内9市町村では同町が初めて。意見書では、地域の理解が得られない場合は事業を一時休止することなどを盛った協定を、県が市町村を代表してJR東海と結ぶことも求めた。

 坑口は、リニア完成後はトンネル本坑内で事故などが発生した際の非常口となる。JRが南木曽町内の設置場所とした蘭(あららぎ)、広瀬両地域振興協議会は昨年11月、工事用車両の影響などを理由に「受け入れられない」との意見をJR東海に送付。これに対し、JR東海は同月、「設置が必要。生活環境への影響の低減に努める」との回答を示している。

 町は両地域の要望を踏まえて意見書の内容を検討。坑口の2カ所設置について「住民生活と産業活動に対する影響は避けられない」とした。

 県は有識者でつくる県環境影響評価技術委員会の意見を参考に、南木曽町の要望をどう反映させるかも含めて検討し、3月25日までに知事意見をJR東海に示す。





リニア計画は、文化を壊す(しんぶん赤旗2014年1月11日)

2014-01-11 10:55:08 | 桜ヶ丘9条の会
1月9日に開かれた、可児市総合会館でのリニアに関する岐阜県公聴会の様子について、2014年1月11日のしんぶん赤旗(東海北陸信越のページ)に記事が載っていたので、掲載する。
なお、公聴会は、多治見市(10日)、中津川市(11日)でも開催され、これを受けて、岐阜県知事の意見書が作成され、JRに届けられることになっている。