長谷川審議官は東北に何度となく足を運ばれ、状況は熟知されいるからこそ、現状打開が思うように進まんでいないことに私たち以上に歯ぎしりされていました。 また紀伊半島沖の東南海地震、そして高知県沖の南海地震も今世紀前半の発生が懸念されていること・・・ さらに地層の関係から日向灘沖の地震まで誘発する3連動地震、4連動地震の可能性も否定できないことまで言及されました。 連動する時間を過去の実績をみてみると、1854年安政東海地震(震度8.4)と安政南海地震(震度8.4)は32時間・・・ 1944年東南海地震(震度7.9 死者・行方不明者1223人)と南海地震(震度8.0 死者・行方不明者1330人)は約2年・・・とスパーンはそれぞれですが、審議官曰く 「大地震が起きたところは、必ずまた起きる!」 災害対策を強化するにはあまりにも大きな犠牲でしたが、地震大国で生活する以上、我々は最大被害を想定して備えなければなりません。
内閣府防災担当 長谷川審議官と意見交換をさせていただきました。
そして今後予想される地震として、静岡県沖の想定震源域、いわゆる東海地震は概ね100~150年の間隔で大規模地震が発生しているが、すでに157年間発生していないため、相当な歪みが蓄積されていることから、いつ大地震が発生してもおかしくないことを示唆されました。