農業協同組合員の代表者が集う“総代地区別会議”に参加させていただきました。
まず組合長の挨拶で
「・・・政権交代後、土地改良事業の減額や米の個別所得補償政策はモデル的に実施されるものの他品目については未実施であり、100年に1度とも言われる不景気とあいまって生産者を取り巻く状況は厳しさを増している・・」
切実な内容が語られると、堰を切ったように生産者からも悲痛な意見が数々出されました。
「会議資料に予算は示されているが、前年度予算との比較及び事業評価がされておらず、適正な予算が計上されているのか判断できない!」
「牛の肥育農家は、セリに出すたびに1頭あたり10万円の赤字が出ている・・・農協の営農指導員が足りていない・・・即座対応しろ!」
「農協は5%経費削減、5%の農業収入増、10%の農業所得増を掲げているが事業計画内容にそれを実現するための具体的内容が示されていないではないか!」
「組合長や理事は、選挙で選ばれたのだから公約をしっかり実践するべきだ!」
などなど緊迫したやり取りが繰り返されました。
如実に生産者の状況を表す意見に・・・
「うちはじいさんとばあさんの介護をしながらなんとか営農しているが、生活が苦しくて親の年金を崩して生活をさせてもらっている・・・介護もたいへんだが施設にあずける余裕もないし、親がいなくなったら生活にもいきづまってしまう・・・」
これが生産者の生の声です。
食料自給率が40%足らずの日本・・・
農業は基幹産業・・・
農業は未来産業・・・
農業は国土保全・・・
実態は、所得の低迷、高齢化、後継者不足・・・厳しさを増すばかりです。
本県農産物は安心・安全・品質日本一です!
私は動きます。
飽和状態の国内市場から東南アジアの巨大市場に、県産品を輸出するために最大限働きます。
すでにインドネシアのボンドウゾ県との交渉を始めています。
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