都農町漁業協同組合総会に参加させていただきました。
県内水産業を取り巻く情勢は、急激な円高や燃油価格の高騰、漁業資源の減少、魚価の低迷など危機的な状況が続いています。
それでも都農漁協は、組合員のたゆまぬ努力により水揚げ額が、前年度計画比約3000万円増の達成率110%となっており、購買事業や製氷冷凍事業も前年を上回る実績をあげています。
特に業績が優秀だった方々が表彰されました。
都農町では、町単独で漁業振興基金を創設されており、地域産業を守るために組合員と行政とが連携を密にとられています。
それでも組合員の高齢化や後継者不足、就業者の減少などには歯止めがかかっておらず、さらなる打開策を講じる必要があります。
県としても漁業振興のための第5次長期計画を策定し、年次的な事業推進に取り組んでいますが、就業者が増加するなどの成果には至っていません。
また、総会の中でも出された意見で
「金ふぐをブランド化したものの頭打ちの状態になっている…地元では当たり前に食べられている“肝”まで提供できるように規制の緩和をして欲しい。」
この内容は、私も議会で取り上げ県当局の対応を求めましたが、国の規制法を越えることができないことを理由に前向きな答弁を引き出すに至ってません…
農山村漁村の暮らしを守るため、これからも地域の声を代弁していきます!