みやざき観光コンベンション協会主催の平成26年度「会員の集い」に参加させていただきました。
みやざき観光コンベンション協会とは、コンベンション(人,情報,知識,物を呼び込むシステム)及びスポーツキャンプ、観光に関して
①誘致及び誘客の商談
②主催者へのアドバイスと開催支援補助金などの各種支援
③アフターコンベンションに関する各種資料の提供
④各種団体との意見交換及び連絡調整
⑤宮崎県等からの補助事業の実施
などを行う団体です。
現在、私は県議会観光振興議員連盟に属し、監事をしているので今回の集いにも参加させてもらい、多くの関係者の方々と有意義な意見交換をすることができました。
冒頭、観光功労者表彰として、県ホテル旅館生活衛生同業組合の理事で、日南一本釣りカツオ炙り重を推進協議会会長も務められている外山 徹さんと、永年にわたり生駒高原の花畑を管理されている花の駅生駒高原の大木場 靖さん、そして都城市のおかげ祭り振興会の方々が表彰を受けられました。
会議の中で、協会の実績と今後の事業展開が報告され、宮崎牛の消費拡大戦略やスポーツキャンプ誘致が順調に推移している内容が紹介されました。
その中でも、MICE(マイス)への取り組みに関心を持ちました。
MICE(マイス)とは、多くの集客が見込めるビジネスイベントの総評で、企業の会議(Meeting)報奨・研修旅行(Incentive Travel)・国際会議(Convention)展示会・イベント(Exhibition/event)の頭文字から取った造語のことです。
協会では、恵まれた環境のもとで法人や学校、企業向けのMICEプランを用意し、団体集客に力を入れています。
高千穂で神々が会議を開き、そして解決した「天岩戸伝説」はよく知られていますが、天照大御神(アマテラスオオミカミ)誕生の地「阿波岐原(アワキハラ)」は、現在シーガイアのあるエリアと言われているため、まさに宮崎は「MICE発祥の地」とも言えるかもしれません。
何事も事業展開をする際にはストーリが大切で、シーガイアを拠点とした観光立県を再興するには、神話がこれ以上ない後押しをしてくれているとも言えます。
今後も協会と観光振興議連は連携を深め、落ち込んでいる教育旅行(いわゆる修学旅行)の誘致を含め、県全体が浮揚する積極的観光政策を具現化していきます!