奇跡への絆

図師ひろき

雑感802

2014年10月14日 23時26分10秒 | Weblog

 自称“ジェットコースター評論家”であることは以前このブログに書きましたが、正確には自称“テーマパーク評論家”なのです。

 必ずしも絶叫系マシーンがなくとも、全国あちこちのテーマパークには時間が許す限り出没していました…

 九州であれば、長崎のハウステンボスや大宰府の国立博物館、そして鹿児島いおワールド、大分うみたまご、福岡マリンワールドといった水族館、大分のサファリパークや宮崎のフェニックス動物園も忘れてはなりません。

 そしてやはり国内テーマパークの最高峰に君臨するのは、“東京ディズニーランド”ですね。

 もちろんディズニーシーとセットで考えてもいいのですが、やはりランドは別格ですね。

 1つ1つのアトラクションを解説してもいいのですが、興味のない方には全く分からないマニアックな内容となりますので控えます…

 そしてこの度、ネット上ではありますが、テーマパーク評論家としては外すことのできない新しいテーマパークが開設されたという情報をゲットしました。

 それは…

 「星の王子さまテーマパーク」です。

 星の王子さまは、フランスの作家であるアントワーヌ・ド・サン=テグジュペリが残した世界的に有名な物語ですね。

 ということで残念ながら、星の王子さまテーマパークはフランスで開設されました。 

 星の王子さまは優しい物語ですが、内容は人生の示唆に富み、作者の手によるかわいらしい挿絵が有名で、その挿絵を使ったキャラクターグッズが多く販売されています。

 何を隠そう、私の携帯ストラップは星の王子さまに登場するキャラクターが、物語の中の存在感そのままにいつも語り掛けてきてくれます。

 そのキャラクターとは…

 今回はテーマパークの話題ですので、ストラップの話はまた別の機会に…

 そんな「星の王子さま」ですが、作者のサン=テグジュペリは第二次世界大戦中の1944年に偵察機で出撃したのち消息を絶ちます。

 そして2014年7月1日、フランスのアルザス地方のウンゲルスハイムに、星の王子さまテーマパークが開園。

 物語が生まれたのは1943年ですから、実に60年の時を経て初めてのテーマパークができることになったのです。

 そして、テーマパークのコンセプトは、なんと「飛ぶこと」。

 園内には30個のアトラクションや迷路、最新の3D映画館があり、物語に登場するキツネや羊も飼われており、より深く作品の内外を知ることができるそうです。

 絶叫系ではないのですが園内には2つの熱気球で飛行体験ができ、気球には王子さまのイラストがプリントされており、乗ると上空150メートルまで上昇し、パーク全体はもちろん、近隣の山々を見下ろす素敵な景観を楽しめるとのこと。

 「飛ぶこと」を体験できるテーマパークは世界中でも珍しく、主なターゲットは2~12歳の子どもだそうですが、大人も童心に帰って楽しめるパークになっていおり、もしフランスに行く機会があれば絶対にはずしてはいけない観光スポットであることは間違いありません。

 日本にある施設でも星の王子さまの世界を楽しむことができるものとして、箱根にある星の王子さまミュージアムや埼玉県の寄居 星の王子さまパーキングエリアがあります。

 フランスにはなかなか行くことができませんが、国内の関連施設にはチャンスがあればちょこっとでも足を延ばしてみたいものです。

 なんだか久しぶりに星の王子さまを読みたい気持ちになりました(笑)