懐かしい風景(36) 別府町編(17) 別府町大改造
加古川市南部地区をニューモデルタウンとする県営の加古川南部区画整理工事は急ピッチで進められました。
この区画整理は37年度から4か年計画、総工費7億5千万円。
神戸製鋼所の進出が予想される市別府、尾上両町を中心に臨海部を今のうちに計画開発するのが都市改造というものでした。
北側は、山陽電鉄路線沿いに600㍍、南側は西へ別府港から約1キロに囲まれた、総面積は96万平方キロメートルの広大な改造計画です。
計画では同地区の西部を住宅地区、中心部を商業地区、南部を工場地帯に、それぞれ大別されました。
工場進出に伴う道路網は、「東西に池田~別府港線(幅20㍍)を新設、浜国道を幅6.5メートルから10メートルに広げる。
また、南北には新しい幅16メートルを新設し、現神野別府港線を幅6メートルから16メートルに拡張、以上の幹線を軸に幅8メートルから4メートルの街路50余本を走らせる」という、まさに大改造計画でした。
工事は、37年度はじまり別府町は大きくその姿を変えました。
*写真は、別府町改造中の写真
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