八幡町をゆく(2) 国鉄(JR)国包(くにかね)駅
国包(くにかね)は、志方町の投松(ねじまつ)と共に難解地名としてよく紹介されます。
加古川市の人にとっても、国包はよほど八幡地区と思われているらしく、国包には写真のような丁寧な説明板がありました。
築山の近くにあった「この表示板」は現在ありません。
昔、JR加古川線に国包駅がありました
JR加古川線は、大正二年(1913)、加古川~西脇間で開業しました。会社名は「播州鉄道」でした。
開業後、経営難もあり、大正12年(1923)に播但鉄道に経営は移りました。
大正五年(1913)、西脇まで播州鉄道は開通します。この時、国包に「国包駅」が設けられました。
そして、大正五年(1916)に国包と別所(三木市)間に三木鉄道が開通し、翌年、三木まで延長されました。
三木鉄道に「国包駅」が設けれられることになり、それにともなって、加古川線の「国包駅」は「厄神駅」になりました。
現在、三木鉄道は廃線になり、「国包駅」の名称はなくなりました。
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