神野町をゆく(50) 幻の釣橋駅
播州鉄道(現:JR加古川線)は、大正2年に加古川~西脇間で開業し、その後、経営不振に陥り、大正12年「播丹鉄道」に引き継ぎました。
かつて、この鉄道に釣橋駅(つりはしえき)がありました。
曇川の河口部(★印)のすぐ北で、地図で赤く塗った所が、鈎橋駅のあった場所です。
釣橋駅について(ウィキペディアより)
大正 5年10月21日 釣橋駅開業
10年5月 9日 釣橋駅の旅客営業廃止
昭和 6年 2月 9日 (貨)釣橋駅を停留場に格下げ
12年3月24日 (貨)釣橋停留場を駅に格上げ
18年 6月 1日 (貨)釣橋駅廃止
釣橋駅について、『加古のながれ』は、次のように説明しています。
・・・播州鉄道の線路保守に、加古川河川敷の砂利は欠かせないものであったらしく、神野村役場文書にもその採取認可記録や現場見取り図などが残っている。・・・
釣橋駅は、消えた神野町にあった、現:JRの加古川線の幻の駅名です。
*『加古の流れ』「図」共に(加古川市史編さん室)参照
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