たむたむの独り言

写真を中心にした情報です。

谷川連連峰の西端、平標山(たいらっぴょうやま)

2009-09-13 21:13:23 | Weblog

2009年9月13日(日)[1]、関東と越後の間に聳える脊梁山脈が谷川連峰である。谷川岳1977mから万太郎山1955m、仙ノ倉山2026.2mを経て平漂山1983.7mまでがその中心である。この縦走も人気があるコースだが、体力も時間もない最近ではもっぱら日帰り登山である。先月登った谷川岳に続いて今日はその西端の平漂山に向かった。
 新潟を出発する時には時々ひどいどしゃ降りだったが、予想通り長岡を過ぎる頃からは晴れ間も出てきた。湯沢ICで降りて国道17号を三国峠方向に左折、久しぶりに三俣を通り苗場スキー場方向に向かう。スキー場の少し手前の元橋というところが登山口である。8時半に駐車場に着いた時には、マイクロバス2台と乗用車が十数台停まっていた。ほとんどが関東地方のナンバーであった。準備を終えて8:50に出発。山頂に11:30に到着という予定であった。途中で花の写真などを撮りながら登ったせいもあるが11:30を過ぎてもまだ山頂は遠い。駐車場から同じ時間に登り始めたグループはとっくに山頂から下ってきてだいぶ前にすれ違った。山頂に向かう尾根は背丈の低いササ草原のため風当たりが強く、今日は寒くて手がかじかむほどだ。12時近くなって空腹のため足に力が入らなくなってきた。山頂でお昼の予定だったが、そこも寒くて食べる場所もないだろうからと、ナナカマドの株の風下のチシマザサを倒して2人分のスペースをつくり、女房と持ってきたおにぎりをほおばった。じっとしていると寒いので食べ終わるとすぐに歩き始めたが、山頂には予定より1時間ほど遅れて到着した。山頂の直前ですれ違った人は「仙ノ倉まで行ってきましたよ」という。この人も駐車場を同時に出発した人だった。世の中には仙人のように飛ぶように歩く人がいる。山頂からは苗場山方向の眺望は利いたが、仙ノ倉、谷川方向はガスの中だった。

〈山頂近くのなだらかな尾根、風をよける場所がなく寒い〉

〈山頂は時折ガスが立ち込めて視界が悪くなる。風が強くて寒いのでほとんどの人はすぐ引き返す。〉

コメント
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