2014年4月29日（火） 一昨日、庭のアケビの新芽を摘んで山菜として食べた。やや苦味のある春の味がしておいしかった。 花もちょうど満開という感じで、まわりはジャスミンに似た香りが漂っている。 昨年も花は咲いたが実はつかななかった。 今年は昨年よりｋ花がたくさんついているので期待ができる。 アケビは１本だけでは実がつかないと言われている。 わが家のアケビは1本だと思っていたが、時々実をつけた。 そこでよく見たら２株であることがわかった。 しかし、この時期は密を吸いに来る昆虫はまだいない。 一体どのように受粉するのだろうか？ 風媒花なのか？ 花の数の多さに較べて実は数個しかつかない。 それも毎年ではないところを見るとやはり受粉は簡単ではないようだ。
〈花はかなりたくさん房のようになって咲いている。〉
〈陽のあたり具合によって赤紫から黒に近い紫色に変化して見える。〉
2014年4月27日（日） 新潟市ではまだ桜の蕾みもかたかった4月3日に入院してから３週間、23日にようやく退院したときには既に桜は散って季節は完璧に移り変っていた。今日は「ラフォールジュルネ新潟２０１４」のコンサートを聴きに新潟市民芸術文化会館りゅーとぴあに出かけた。少し早めに出かけ、久しぶりに隣接する信濃川のやすらぎ堤を散歩してみた。すると、桜はさすがに散った後だったが、まだチューリップが咲き残っていてよいやｌく春を感ずることができた。
ラフォールジュルネの期間中は新潟市内のあちこちで連続的にコンサートが開かれている。毎年１度は聴きに行っているが、今年のお目当ての演奏は群馬交響楽団の「新世界より」である。今年は前売り券を買っていなかったので当日券にしたが、残りわずかとなっていて、舞台背面の2階席だった（料金は2,000円均一と安い）。この席でコンサートを聴くのは初めてだったが、指揮者を正面から見ることができ、新鮮なアングルで却って良かった。音も演奏者に近いため迫力もあり、1階席の後方などよりよほど気に入った。
2014年４月16日（水） ほとんど寝ているしかないが、多めの間食をしたとき以外、病院食は３食とも完食している。 多分入院した時より体重は増えている。今日の夕食のメニューは、イカと卵の塩炒め、サツマイモのオレンジ煮、フレンチサラダ、ご飯２００ｇと味噌汁であった。何もしなくても不思議と腹は減るものだ。
〈今日の夕食〉
2014年4月12日（土） 7日に無事手術が終わり経過も順調である。しかし、閉じ込められているここ6階の病室の窓から見えるのは隣の病棟の壁と、下を見てもアスファルトの舗装だけで、季節を感じる草木の一本も見えない。新潟も今日がサクラの満開日らしいが、テレビのニュース画像でそれを知るだけである。あと10日もこの状態で隔離されると具合が悪くなりそうだ。改めて草や木、自然の風や雨を感じられる環境の有難さがわかる。
〈病室の窓から見えるのは隣の病棟の壁だけ。〉
２０１４年4月5日（土） 2月に入院予定だったが、年度末の仕事の都合で4月に延ばし、一昨日緑内障手術のため新大病院に入院した。手術は7日の午後だが、合併症や感染症等のケアのため3週間の入院が必要となる。
今日で3日目だが、もうこの何もできない状況に耐えられない。特に目が悪いので本が読めない。仕方がないので病院内の探索に歩き回っている。昨年12月に検査入院した時には気付かなかった展望ラウンジが12階にあることが分かった。新潟市街地の東から南方向を眺めることができる。この階にはレストランや図書室もあり、そこからは西から北の海の方が眺められる。眼科病棟は６階なので１階の売店や１２階のラウンジに行く時は階段を使って少しでも歩くようにしている。しかし手術後はしばらく６階以外には行けなくなる。看護師の説明では、特に高齢者は転倒の危険があるから十分気をつけてくださいだと！
〈ラウンジからの眺め〉
〈ドクターヘリの離発着場が隣の病棟の屋上にある〉
