2019年3月30日(土) 今日は父の17回忌を家族だけで行た。 夕食を予約してあったホテルのレストランに少し早めに行き、最上階の展望台まで母を連れて行った。 今はまだ少しなら何とか一人で歩けるのだが、出かける自信がないというので、初めてホテルで車イスを借りて移動することにした。 車イスは中学生の孫に押させ、31Fの展望台に昇った。 新潟の待を見下ろすのは初めてだったと思うが、さほど興味を示す様子はなく、この企画は失敗だったようだ。 しかし、その後の食事はまあまあ食べられたようで一応満足してくれたようだ。 耳は遠くなったが頭はまだしっかりしてボケてはいない。 むしろ私より記憶力は確かである。 帰り際、「みんなでこういうところで食事できるのも。きっとこれが最後だろうね」とボソッとつぶやいた。 今まで私自身も過去に何回かそう感じたことがあったが、その都度その記録は更新してきた。 しかし来春は孫たちが二人とも高校と大学の受験なので、次回全員が顔を合わせるのは、来春以降となりそうだ。 なので次回はかなり厳しいかもしれない。
〈92歳の母は、あまり興味を示さなかったホテルの展望台。〉