たむたむの独り言

写真を中心にした情報です。

郊外型大型ショッピングセンターはもはや施設ではなく街である

2008-03-30 22:18:57 | Weblog

2008年3月30日、新潟市江南区に昨年オープンした大型ショッピングセンターに初めて行ってみて中心市街地が閑散としている訳がよく分かった。ショッピングセンターというより、郊外の巨大な建物の中に新しい市街地ができたようなものである。
3,500台以上ある無料の駐車場と、全ての年齢層をカバーする品揃えだけでなく、一流ブランド店も多くあり、グルメ街や映画館、子供のあそび場など一日中そこにいても時間がつぶせるし、何より天気にも気温にも関係なくいつ行っても町全体が快適な空調設備の中にあるようなものだ。
 聞いた話では、寒い日は一日中この中にいて、腹が減ったら食料品売り場の試食コーナへ行けば結構腹の足しになるので、燃料費も食費もかからないという利用のしかたをしている人たちもいるとか。真夏にもそういう利用はきっと増えるだろう。
今や、利便性だけでなく、快適性やアミューズメント性、品揃えや集まる人の多様性においても中心市街地や中心部の地下街を凌駕している。そのうち飽きられるとは思うが、現状では、中心市街地の活性化は商店街の努力だけでは取り戻すことは難しそうだ。

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孫たちと信濃川ウオーターシャトルで川下り

2008-03-30 07:31:54 | Weblog

2008年3月29日、春休みで数日前から孫たちが来ていたのだが、ちょうど忙しい時期であまり相手をしてやれなかった。今日は土曜日なので午後から新潟ふるさと村に連れて行って遊ばせた後、そこから信濃川ウオーターシャトルに乗せて万代シティまで下ってみた。
 孫その2が母親と離れてどういう反応を示すか少し不安だったが、船の方に興味を示し一言も「ママは?」とは言わなかった。
 少し寒かったのでほとんど船室にいたが、私は売店でコーヒーを、孫たちにはウーロン茶とお菓子を買って、のんびりと川からの景色を眺めながら快適なミニ船旅を楽しんだ。
 娘がふるさと村から同時に万代シティの船着場まで車で向かったが、ウオーターシャトルの方が少し早く万代シティに着いた。朝晩の交通渋滞の激しい時間帯であればその差はもっと大きくなり、圧倒的に船が早いことがわかった。

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Yさんの「文化財功労賞」受賞祝賀会

2008-03-29 11:46:34 | Weblog

2008年3月28日(2)、環境省のプレゼンが短かったおかげもあって、18:30からの当社の常務であるYさんの「文化財功労賞」受賞祝賀会に、なんとか5分程度の遅刻で出席することができた。一応来賓で挨拶する5人のうちの最後だったので予定を狂わせずにすんだ。
 祝賀会は、当社で登録文化財のための調査を行った新潟のしにせ料亭「鍋茶屋」である。120人以上の人たちが集まってくれた。これには多分開催場所が「鍋茶屋」であったことが大きかったかもしれない。ここは普通は一元客をとらないため、一般の人にはなかなか敷居の高くてこれない料亭である。
 こういう場合、普通はきれいどころがついて三味と踊りがつくのだが、「鍋茶屋」にしては格安の会費制のため、それはナシの宴席となった。
 Yさんは、今年度一杯で一応会社を退職し、次年度からは技術顧問として非常勤となる。最後の挨拶で、文化財の仕事はまだ30年は車椅子になってでもやると言っていたので、90歳までは現役で頑張るつもりらしい。わが社にはそういう前歴者もいたので、あながち現実味がない訳ではない。その今年93才の本人も元気に祝賀会に参加して酒を飲んでいた!

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さいたま新都心

2008-03-29 10:55:39 | Weblog

2008年3月28日(1)、昨日の環境省へのプロポ提出時に、今日のプレゼンの時間の通知があった。どうやら提出者が少なく全員プレゼンをさせることにしたようだ。事前に委託者が決まっているデキレースの匂いがして敬遠したのだろう。当社としてはこれまで何回かそう思って提出しなかったことがあるが、予想が外れて後で後悔した苦い思いがあるので、それ以後は極力関連分野の公募型プロポの募集には参加するようにしている。
 プレゼンの場所はさいたま新都心の環境省関東地方事務所である。この事務所からの受注実績はあるが、訪れるのは初めてである。
 プレゼンは説明10分、質疑応答5分という一般の常識よりかなり短い時間設定である。ほんとうにご挨拶程度のもので、深く突っ込んだ質問もなく終わった。業務は昨年分離独立した「尾瀬国立公園」に新たに追加された会津駒ケ岳と帝釈山・田代山周辺の利用動態調査である。山岳や湿原の自然景観がすばらしい場所での調査なので、山好きにはもってこいの調査である。果たしてどうなるか?

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「新潟ディスティネーションキャンペーン」キックオフセレモニー

2008-03-27 16:30:01 | Weblog

2008年3月25日(2)、佐渡を午前中で切り上げて、午後から新潟市内のホテルで開かれた「新潟ディスティネーションキャンペーン」のキックオフセレモニーに参加した。来年の10~12月にJRが全国で新潟県の集中的なPRを行う大型キャンペーンが開催される。新潟のメインテーマは「食」の魅力だそうである。
 協議会のメンバーとして参加したが、ほとんどが直接観光に関わる役所の部署や業界団体の人たちが多いようであった。泉田知事やミス○○とかも参加して、キャッチフレーズとシンボルマークの除幕式なんかが大げさにとり行われた。その後に講演も予定されていたが、年度末で忙しいので資料だけもらって早々に会社に戻り、明日提出するプロポの仕上げを夜までかかって仕上げた。もし、一次審査が通れば、28日にさいたま新都心の環境省関東地方事務所でのプレゼンに望むことになる。今回は年度末で皆が忙しく、プロポに関わっている時間が無い状況だったため、ほとんど私が中心になって3日かかってまとめたものである。したがって、プレゼンにも私が参加せざるを得ない。もし参加することになれば、環境省へのご挨拶のつもりで行ってこよう!
 

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トキ展示資料館

2008-03-27 15:23:39 | Weblog

2008年3月25日(1)、佐渡市に行ったついでに、先週リニューアルオープンしたトキの森公園の中にある「トキ展示資料館」に足を運んだ。この展示のリニューアルと、ケージ観察用の回廊は、当社で設計を担当したものである。もともとこの場所にトキの森公園を整備するにあたっての適地選定調査を何十年か前に私が担当してとりまとめた経緯があるので、なつかしい場所である。
 今は、近くに順化センターもできて、いよいよ佐渡のトキも、兵庫のコウノトリに続いて自然復帰への試行が決まっている。現在は、トキの主要な餌であるドジョウは九州から空輸されているらしいが、近い将来は佐渡島内で餌を採れるように、行政も地元もNPOなどの保護団体も力をいれて水田や水路のビオトープ化を行っている。2~3年後には、自然状態でトキの舞う姿を見ることができるかも知れない。

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前森高原はまだ雪の中

2008-03-26 08:22:44 | Weblog

2008年3月24日、今日はバイオマス事業の調査報告の納品検査で最上町に行ってきた。少し早めに着いたので、町が直営している牧場のある前森高原に行ってみた。さすがにまだ残雪が多く、一面の雪原であった。ここも桜が植えられており、5月の連休頃が見頃となる。
 最上町は肉牛の産地で、季節が良くなると農家の牛を町がこの牧場であずかって放牧飼育を行うという。
 今日は気持ちのいい快晴で、道中の海岸線も最上川の風景もとても穏やかで、前回の地吹雪の庄内平野を想像することは難しい。
 今日は、ブログを始めてからちょうど1年になる。早いもので還暦を過ぎると一層加速がつくようだ。はたしていつまで続くか自信がなかったが、一応1年間続けることができた。おかげでいつもカメラを持ち歩き、シャッターを切る回数が圧倒的に増えた。そのせいで季節の変化に敏感になり、少しは感性の向上に役立っているのかもしれない。

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ハクモクレン

2008-03-25 21:06:23 | Weblog

2008年3月23日、今日は娘の嫁ぎ先祖母の49日法要のため熊谷に行ってきた。ちょうど庭のハクモクレンが満開で、やはり新潟と比べると2週間ほど早い。桜もあと一週間ほどで咲き始めそうである。     
 先週は孫その1が幼稚園を卒業し4月からは小学生である。入れ替わりに孫その2が同じ幼稚園の年少組に入園する。全く早いものだ。小学校が遠く、子供の足では小一時間かかるらしい。1年生には大変だと思うが、この家では曾祖母、祖母、父親の親子3代が同じ小学校を卒業しており、「皆が通ったのだから大丈夫!」とハッパをかけられている。
つまり、この4月からは孫その1で親子4世代が同じ小学校へ通うことになる。最近ではきっと珍しいことだろう。

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角田山の雪割草

2008-03-20 13:46:00 | Weblog

2008年3月20日、朝早く約半月ぶりに角田山に行ってみた。たまたま車を止めようとした場所に所有者が来ていて、「ここは駐車場じゃない!」と言われて場所を変えようとしたら、「どこへ行くんだね」と聞かれた。
「花の写真でも撮ろうかと思って・・・。」と答えたら、「このあたりは花は殆どないよ、もう少し手前に車が数台止められる場所があるから、そこに車を止めて登った斜面には、雪割草が一面に咲いているよ」と教えられた。
 今まであちこちのルートから登ったことはあるが、そのルートは初めてだった。登り始めて5分と経たないうちに、ちらほらと雪割草がつぼみの状態で小群落をなしているのに出会った。さらに急斜面を登っていくと、登山道から林内に入らないようロープが張ってある。明らかに「この周辺には雪割草がありますよ」というサインだ。白や紫の可憐な花が登山道のすぐ脇にも咲いている。
 ただし、早朝のため花はほとんどうつむいたつぼみの状態であまり目立たない。場所を教えてくれたオヤジから「昼頃までどこかで時間をつぶしてこないと、今行っても花は開いてないよ」と言われた通りだった。

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白山公園の梅の花

2008-03-16 16:45:52 | Weblog

2008年3月16日、今日は天気が良かったので、やり残した仕事は午後からにして、娘から頼まれた安産のお守りを買いに白山神社に出かけた。3人目の孫ができたのかと思ったら、知人へのプレゼントだという。
 白山神社が安産に御利益があるかどうか知らないが、「交通安全」、「学業成就」、「合格祈願」、「家内安全」などの中に確かに「安産」のお守りはあった。同じお守りでも桐の箱に入っているのは1,500円、普通のノシガミのようなのに入ったのは800円となっている。娘に電話したら即答で「800円のでいいよ!」だった。
 境内には時節柄、高校の合格御礼と思われる親子連れが結構多くお参りに来ていた。
 白山公園を半周して出ようとすると、古町通り側の大鳥居の近くに、ミニ梅林があってちょうどピンクや白の花を咲かせていた。
 この季節にはほとんど来たことがなかったので、ここに小さな梅林があることを知らなかったが、散歩していた人たちも結構大勢見に来ていたし、スケッチしている人もいた。
 散歩していても寒くなく、いよいよ新潟も春本番という感じである。

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道端の春

2008-03-13 13:50:40 | Weblog

2008年3月13日、今日で4~5日晴天が続き、一気に春らしくなってきた。道端には青色と紫色の小さな花が群れて咲いている。青いのがオオイヌノフグリ、紫色のがヒメオドリコソウである。昨年より開花は少し早いようである。
 きょうは、黒龍江省政府の研究機関の研究者を連れて新潟大学を訪問した。専門が花卉園芸ということなので、農学部の農業生産化学科の教授から、ユリやチューリップの品種改良や遺伝子組み替えの応用などの研究成果についての話を伺った。
 今、酷寒の黒龍江省でもハウス栽培によって多様な花の栽培が盛んである。話を聞いていると、研究分野でも遺伝子組み替えやバイオテクノロジー技術など、日本とそれほど大きな技術的格差はないように思えた。施設規模も大きく、昨年たまたま哈爾濱(ハルピン)市の東北農業大学での会議の折に、実験用の温室を見せてもらったことがあるが、新潟大学のとは比べものにならないくらい規模が大きい。
 そんな話をしたら、「私の研究所の温室はもっと大きいですよ」と言われた。今や品質管理や公害抑制技術などの技術面では日本がリードしているものの、多くの分野で中国の研究者や技術者から「日本からはもう学ぶべきものはない」といわれそうである。

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3日連続の飲み会

2008-03-13 07:40:53 | Weblog

2008年3月12日、今日で3日連続、それも偶然同じホテルのレストランでの飲み会。今日は半分メニューが変わったものの、殆ど同じような料理で飽きてしまった。
 昨日と一昨日は会議のあとの懇親。今日は、中国黒龍江省からの技術交流団8名がやってきてその歓迎会である。
 最近中国は急速に豊かになり、このたびの日程には、東京へ4泊5日の名目上の視察旅行と新潟での月岡温泉1泊2日のオプションがついている。我々ボランティアで行っているNPOの協会ではとても付き合いきれない。10年ほど前までは、お互いの滞在期間中の滞在費を持ちあっていたが、だんだんこちらの負担が厳しくなってきたので、最近は全て自前ということに切り替えた。当初は、できるだけ安いホテルを予約してくれと言ってきたが、最近はそれどころか勝手にあちこち観光オプションを入れてくる。
 我々の協会が、身元保証のインビテーションを発行しているのだから何かあったときは責任問題となる。少々困った問題だ。ビザが不要になれば問題ないのだが・・・。

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角田山から見下ろす日本海と新潟平野

2008-03-02 17:28:17 | Weblog

2008年3月2日、珍しく朝から晴れて風もなかったので、思い立って今年初めて角田山に登ってきた。角田山は市町村合併で昨年から新潟市となった500m足らずの山である。 しかし、登山ルートの一つが、日本海の波打ち際から登り始める全国でも数少ない山である。つまりほんとうの海抜0mから登り始めるため、山の海抜高そのものが標高差となる。したがってこの海岸からのルートをとると低い割には標高差は結構なものとなる。
 しかし今日は前から一度登ろうと思いつつ、まだ一度も登ったことのない「前宮ルート」という越前浜側からのルートを取ってみた。ところが頂上近くの急な登りの尾根には凍った雪がはり付いていてアイゼンとピッケルが必要なほどであった。ロープを頼りにやっとの思いで登ったものの、ここを下るのは少々危険すぎるので、別の「湯ノ腰ルート」で下ることにした。滑りやすいのでほとんど足元ばかり見ながらの下りであったが、一息いれたときに見下ろす日本海と真っ平な新潟平野の景観は素晴らしかった。

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大熊先生最終講義

2008-03-02 17:21:44 | Weblog

2008年3月1日、今日は新潟大学工学部の大熊孝教授の最終講義と退職祝賀会が信濃川沿いのホテルで開催された。最終講義には500人以上、祝賀会にも400人以上が参加し盛大に行われた。さすが、大学での研究や講義だけでなく、幅広く地域社会とかかわりながら多様な活動をされてきた先生だからこそという感じがする。
 我々と一緒に「新潟の水辺を考える会」を立ち上げ、会長になっていただいてからちょうど20年になる。先生のおかげで今では「NPO法人新潟水辺の会」として、全国的にも認知される活動団体に生長した。今後も会長として一層精力的に活動していただけると伺っている。
 先生は河川工学がご専門であるが、水の循環を通してつながる人や生きものとのかかわりを大切にし、早くから生態系として河川の多様性の重要さを説いてこられた。そのため生きものを拒絶するコンクリート構造物中心の河川整備や、上下流のつながりを分断するダムや床固工などの構造物に反対されたりする珍しい河川工学者である。教え子たちの多くが国交省や自治体の土木担当技術者として、生態系を分断するような仕事ににかかわっている「皮肉な状況」をこぼしておられたことを思い出す。

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