たむたむの独り言

写真を中心にした情報です。

ジィジ、津波来ない? 

2011-03-27 21:38:50 | Weblog

2011327日(日)、春休みに入り昨日から孫たちがやってきた。埼玉の方は計画停電のため何日おきかに3時間ずつ、1日に2回停電することもあると言う。 新潟はその点停電の計画はあるが、また実行されていないので停電したことはない。 まるで疎開してくるように春休みになってすぐ新潟にやってきた。 しかし下の「孫その2」は、新潟の家は海に近いので津波が来るのではないかと不安そうだ。 「ジィジ津波来ない?」 毎日地震と津波の映像を見せられ続けて怯えている。 異常に振動や音に過敏になっている。 その「孫その2」も来月からいよいよ小学校に入学し、姉の「孫その1」は4年生になる。

 

今日の午前中は時々雪が降って寒かったが、午後から天気が良くなってきたので、前からおふくろに頼まれていた腐食し始めたガス管のペンキ塗りをすることにした。 孫たちが手伝うと張り切っているので、二人に手伝ってもらうことにした。 台所の外に露出しているガス管に油性ペンキをハケで塗る作業である。 結局ほとんど孫たちがうまく塗ってくれたので、ジィジの出番は最後の仕上げ塗りだけだった。

 

 

 

 〈孫その2も器用にペンキ塗りをを手伝ってくれた。〉

 

 

 

〈孫その1はさすがに手つきが良い。「孫その2(6歳)」が撮った姉の写真。私より撮り方がずっとうまい!〉

 )

 

〈ハケを奪い合って交代でペンキ塗り。〉

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

複雑な木材流通のルート

2011-03-26 07:40:35 | Weblog

2011年3月24日(木)、木材の産地認証制度とトレーサビリティを確立するための調査として、素材生産業者や木材市場、製材工場、流通業者、工務店などに行って現状の木材の流れ方について聞き取り調査を行っている。 今日伺ったのは長岡市の木材問屋にあたる建材流通業者である。 先入観としては、単純に製材所やプレカット工場から建築の原材料を仕入れて、工務店やハウスメーカーに販売するものと思っていた。 しかし、ここでは5つの製材や流通業者などが集まってプレカットを行う協同組合を作り、そこで工務店の注文に応じてプレカット加工を行って納品している。  先日伺った村上市のプレカット工場は、素材生産業者が集まって作ったプレカットの協同組合であった。  したがって山で伐採を行っている素材生産業者が。製材加工まで行って直接工務店に販売している場合や、販売店が荒引きの木材を仕入れて、自社でプレカット加工を行って工務店に納めるなど、木材の流通も多様なパターンがあることを改めて知らされた。

今日でブログをはじめて5年目にはいる。開始した時に女房が誕生祝いにプレゼントしてくれたカメラNIKOND80は、最近調子が悪い。 露出優先のダイヤルはもう半年以上固定したまま動かないし、オートフォーカスはかなり頻繁に作動しなくなる。 仕事で相当ハードな使い方をして、何度も落としたりぶっつけたりしているのでやむを得ないのかも。 最近は新しいデジタル一眼レフカメラがたくさん出ている。 カメラ雑誌やカタログを目につく所に置き、「そろそろ替え時かなあ」と女房に聞こえるようにつぶやく今日この頃である。

〈流通業者に納品された荒引き製材品。これを工務店の注文に応じて自分たちの組合のプレカット工場で加工して販売する。〉

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

我が家は海岸線から500m、標高12m、大津波がくれば完全に呑みこまれる範囲だ!

2011-03-22 07:32:39 | Weblog

2011年3月21日(月)、晴れたらユキワリソウを見に角田山か弥彦山に行こうと思ったが、朝から小雨模様だったので中止することにした。  午前中は色々用事を足したり買い物をしたりで久しぶりに万代シティに出かけた。  時間帯も早かったせいか駐車場もスムーズに止められ、デパートの人出も少ない。  買い物を終えて、今朝娘から送られてきた野菜をおすそわけするために親戚を廻った帰りに、西スポーツセンターの前を通ると、駐車場には多くの車があった。そのほとんどが「いわき」、「福島」、「宮城」などの被災地からの避難者の車だった。  新潟県は福島県の隣県であるが、県境には脊梁山脈があるため、原発事故からの避難先として、近い割に安全ではないかと判断されたのかもしれない。 現在、新潟県は最も多くの被災者を受け入れている。  街中を走っていても福島ナンバーの車が多い。

夕方、天気が回復したので久しぶりに海岸に出て人工砂丘の上から、海と我が家の方向を眺めてみた。  海からの距離は500m弱、標高は12mほどである。  見ただけで今回のような大津波がくれば完全に呑み込まれてしまう距離と標高である。  女房は、保険証や通帳などと懐中電灯などをリュックにまとめておいて、すぐかついで逃げられるようにしておかないととても持ち出す暇はないから、と言って準備を始めた。  しかし、海より低いマイナスの標高も多い新潟市では、あの規模の大津波に襲われたら、逃げられる高台は限られている。  リアス式海岸ではないので、あれほど津波が増幅されることはないにしても、いつ自分たちも同じ立場になるかわからない地震大国日本の現実である。

〈人工砂丘上からの日本海。我が家から約500mである。〉

〈同じ場所から、我が家の方角を見る。津波を想定した施設は当然だがなにもない。〉

〈10m弱と思われるこの人工砂丘があるだけである。〉、

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

免許証の更新ができた!

2011-03-20 17:34:39 | Weblog

2011320日(日)、今日は運転免許証の更新に行ってきた。 緑内障が進行して視力が衰えてきたため、さすがに今回の更新は難しいと思い、事前に眼科医や眼鏡屋で調整してもらったが、結局視力は今以上は改善されないことがわかった。 しかし、車を運転しなくても免許証がないと何かと不便な世の中である。 視力表をプリントアウトして事前に練習をしてみたところ、うまくすればぎりぎり0.7まで見える。 あとは、運転免許センターへ行ってみてイチかバチかの一発勝負である。 5年前の前回は片目だけの視力でギリギリ0.7だったので、別室に連れて行かれて視野検査をされ、それでやっとOKとなった。 今回は、そのときより視力が落ちているはずなので99%は諦めていた。 ところが何と今回は、見えない方の視力も含めて両方とも0.7をクリアし、事前に目が悪いことを係員に弁解がましく訴えておいたが、係員は「はい、大丈夫です。問題ありませんよ」と言って次の窓口に進むように案内してくれた。 あまりにもあっけなくOKとなり、予想外の展開に思わず一人でほくそえんでしまった。 車はあまり乗るつもりは無いが、身分証明書的に使うことが多いので助かった。 これであと5年は使えることになった。  ヤレヤレ良かった。

家に帰ってみると、わが家の玄関先で雪割草(オオミスミソウ)が咲いているのを見つけた。 角田山の雪割草も標高の低い山麓部が中心なので、そろそろ見ごろになっているかも知れない。 例年であればこの時期には、角田山に雪割草を見に出かけているが、今年は3月になってからも寒い日が続いてたので、開花は遅れるだろうと思ってまだ出かけないでいた。 明日は春分の日で休日なので天気が良ければ行って見ようと思っている。 

 〈玄関前の植木鉢の雪割草が咲いていた。買ってから今年で3年目となる。〉

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

禍いや災難を除くことを祈願する法要の期間中に、皮肉にも未曾有の大災害が発生

2011-03-14 18:54:25 | Weblog

 2011312日(土)、1,260年間一度も途切れることなく続けられてきた東大寺二月堂のお水取り・お松明の行事が、今年も奈良東大寺で今日最終日を迎えた。 国家の安泰と万民の禍や災難をとり除くことを祈願する法要であるが、何とその期間中の311日に、過去に例がないほどの巨大地震が東北地方の太平洋沖で発生し、大津波によって未曾有の大災害となった。  全容はわからないので犠牲者の数もどれくらいになるか、まだ見当もつかない状況である。  

こんな時に奈良まで出かけるのはためらいがあったが、ずっと前から予約していた「奈良東大寺お水取りと京都名刹の未公開文化財見学会」だったので被災した方々には申し訳ないと思いつつも行くことにした。  修二会(しゅにえ)のお松明の行事が始まる前に、アナウンスで、「東北地方の大地震の犠牲者のご冥福を祈る」という追悼の言葉が加えられた。  この行事の開始時の3/1には、ニュージーランドの地震による犠牲者への追悼が行われたばかりだったらしい。 全く悲惨な禍が多い最近の世の中であるが、今回の災害はあまりにも深刻である。 戦争中も中止することなく続けられてきた1,260回の間には、きっといろいろなことがあったのだろう。  それを一度も途絶えさせることなく継続してきたというのはすごいことである。


〈すごい人で、立ち止まることができない一方通行の行列であった。〉

〈2時間以上前から並んでも入場制限にあって、11本のお松明のうち半分以下しか見れなかった。〉

〈翌日は京都の未公開文化財の見学会。国宝、知恩院の三門・楼上や光明寺、高台寺などの特別公開を見学する。〉

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

国産のガス化燃焼薪ボイラー

2011-03-10 19:36:56 | Weblog

2011年3月9日(水)、国産の薪ボイラ「ガシファイヤー」http://arc-nippon.com/products/gasifire/index.shtmlの見学会が新潟市秋葉区の園芸業者の温室で行われた。 この薪ボイラーは当社で公共施設の暖房システムとして設計に入れたことのある機種で、昨年は栃木県まで納入事例を見に行ってきたものである。 今回はすぐ近くでの見学会であったし、温室での暖房に利用している例は珍しいので、建築担当の技術者もつれて4名で参加した。

今までバイオマスボイラーは、微妙な温度コントロールが苦手だということで、園芸ハウスではあまり利用されてこなかった。 しかし、今回のガス化燃焼ボイラーは、2台の温風機を対角線上に配し、ハウス内に空気の循環をさせながら、0.5℃単位で温度を自動コントロールできるという。 さらに温室内が乾燥することで、生産する苗木も過湿による病気にかかりにくくなるという利点もあるらしい。

このガシファイヤーは60~75kWと小型だが、4,000㍑の貯湯槽とセットで100㎡の園芸ハウスの暖房をしている。 貯湯槽を増やせば、このボイラー1台で3棟くらいの温室の暖房が可能ということである。 後は費用対効果の問題がクリアできれば、かなり有望な市場が開けるかもしれない。

 

〈1mの長さの薪を投入できる。1次燃焼でガス化され、2次燃焼でそのガスを1,000℃以上の高温で燃焼させるため、ほぼ完全燃焼ができる。〉

 

〈ガシファイヤー本体と4,000㍑の貯湯槽〉

 

〈中央の送風機のファンのON/OFFで温度がコントロールされるシステム。〉

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

民間の素材生産業者と森林組合の違い

2011-03-09 13:22:47 | Weblog

201138日(火)、今日も引き続き素材生産業者に対する聞き取り調査を行った。今日は森林組合ではなく、いわゆる民間の素材生産業者である。 この事業者と森林組合の違う点は、補助金をもらって行う間伐が中心ではなく、山林所有者から木を買い取って伐採し、販売する点である。 したがって伐採方法はほとんど皆伐であり、伐採する木は全て1本残らず毎木調査を行って材積を出している。 その上で歩留りを見越して、販売可能な材積を算出している。 一方、森林組合が行う間伐は、単位が面積当たりの立木幹材積であるため、実際は使えない根曲がり部分や、梢の先端部なども含まれた材積となる。 その値は毎木調査ではなく、ha当たりで示された立木幹材積表から算出される。 そのため出発点の材積の扱い方が異なるため、製品になった場合の材積と合わなくなるケースが多くなる。 この点は認証制度上の課題ともなっている。

取材をしてみて感ずるのは、民間の林業事業者の仕事は、森林組合の場合のアバウトさと比べて、何かにつけてシビアである。 これには補助金のシステム上の問題がありそうに感ずる。 今まで知らなかったことが分かってくると、また別の問題が浮かび上がってくる。 仕事をしながら色々なことが勉強になって興味深い。

〈土場にはい積された皆伐作業中のスギ丸太。〉

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

コロコロ変わる施策に振り回される山の現場

2011-03-08 19:21:44 | Weblog

2011年3月7日(月)、県産材の産地証明制度とトレーサビリティの調査で、県内のいくつかの森林組合にヒアリングに行っている。 今日は関川村の森林組合に伺って事務所でお話を聞いた後、現在伐採(利用間伐)が行われている現場と、集積場である土場を案内してもらった。 ここでは杉の間伐材を製材工場などの木材加工業者に納入している。この4月から46年生以上の高齢級間伐は、補助金が半額になるということが突然決まって困っているという。 これまで地主に、間伐補助金と間伐材の販売である程度の支払いをすることができたが、これからは、それも難しくなるという話だ。 45年生以下の若い林ではこれまで通りらしいので、間伐遅れの高齢級の林が対象となる。 ますます、間伐をされなくなり荒廃が進むのではないかと心配される。 

それにしても、これに限らず、制度を突然コロコロ変えて地方自治体や国民を翻弄する日本の国政は一体どうなっているのか? 首相や大臣もコロコロ変わるので、そのたびごとに地方や国民は大迷惑を被る。 世界中から呆れられている。 政治は何のために必要なのかよく考えてもらいたいものだ。 その政治家を選んだ国民にも責任があると言われることがあるが、選択肢の限られた中で選ばざるを得ないわけだから、そんなことを言われれば棄権するしかない。

ともあれ、昔と比べて最近は森林や林業に関心が向けられるようになってきた。 それ自体は喜ばしいことであるが、それらに関する制度や政策は、学識経験者とやらを集めた審議会で検討され、霞が関でつくられる。 最近は審議会や委員に現場を代表する林業家などが入るようにはなってきている。  しかし多くの森林所有者は、ほとんど産業という形態をなさない零細な兼業農家であったり、自分の所有する林がどこなのかもわからない管理放棄している森林所有者が多くなってきている。

特に、何十年あるいは100年以上もかかる林業は、制度や政策が変わっても、そう簡単に変わりようがない。それなりの時間が必要である。 政治家や霞が関の役人はもっと現場を知るべきだと思う。 という、いつも言われる結論に帰着してしまう。 情けない話だ。 

〈間伐されたスギを玉切りをするプロセッサ。〉

〈フォワーダで山土場に集められた丸太をグラップルでトラックに積み込む。〉

〈平場の土場にはい積みされた丸太は、ここで径級ごとに分別されて出荷される。〉

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

掘割の再生はなるか?

2011-03-05 18:01:28 | Weblog

3月5日(土)、新潟の掘割再生を目指して活動するNPOグループと新潟市市街地整備課まちづくり支援室が主催するシンポジウムに途中から参加した。 数年前までは結構盛り上がっていた掘割再生運動であるが、最近はあまり話を聞かなくなっていた。 しばらくぶりの集まりだったので顔を出してみた。 何と報告者の一人は、新潟の下町で掘割再生やまちづくりを地域密着型で活動を続けていたMさんであった。 もうかなり高齢である。 当初からずっと活動を続けてこられたことには敬意を表する。 それも反対の方が多かった地域住民との対話のために160回の会合と40回の勉強会を粘り強く続けて、完全復活とは行かなかったものの、早川堀通りの水辺創造の事業化にこぎつけたという。 やはりこういう人がいないと、今は行政だけでは物事は進まない。 彼は、今は市民活動家であるが、旧建設省OBであるため行政の事情も詳しいし、その後建設コンサルタントでインフラ整備の計画や設計のプロとしての経験もある。 久しぶりにお会いしたが、まだまだお元気である。 

彼には悪いが、私の持論としては掘割再生の優先順序としては、何と言っても中心部の西堀、東堀の復元である。 堀に関しては、「とりあえず可能なところから」というのではなく「最も目立つ中心市街地の顔となるところから」やるべきだと思っている。 しかし、思っているだけでは何も進まない。 自分の住む下町の道路整備で、昔のような掘割とは行かないまでも、住民を巻き込んで水辺と緑を実現させたMさんはやはり大したものである。

〈これまでの住民活動の経緯を報告するMさん。久しぶりにお会いしたが、まだまだお元気だった。〉

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

頑張る中高年!

2011-03-05 07:39:14 | Weblog

2011年3月3日(木)、毎年、NPO法人新潟県対外科学技術交流協会の実績報告会が、総会終了後講演会を含めてこの時期に行われる。 考えてみれば、最近10年くらいの間は、ほぼ毎年私のかかわるプロジェクトの報告をしてきた。 テーマは「国際観光交流促進のための日中共同研究」や「中国東北部の荒漠地における生態林造成技術協力」、「モンゴル東ゴビ砂漠の緑化推進技術協力」などである。 この協会を設立して既に20年以上が経過し、多様な国際技術交流を行ってきた。 しかし、中心的に活動しているのは設立時のメンバーをはじめとして、多くが高齢化してきている。 昨年は、直前まで中国との技術交流で活躍しておられた理事が亡くなった。 確か84歳だった。 今後のことを考えると30代、40代の若い技術者に多く入会してもらわなければ、せっかく積み上げてきた実績や人脈も継承できなくなる。 還暦を過ぎても若い部類に入れられるようでは未来に期待できない。 かといって、この不況続きの世の中で若い技術者をボランティアで1~2週間も派遣してくれる会社はなかなかない。 結局リタイヤしたOB技術者に頼らざるを得ないのが実情である。 それも悪くはないのだが…。

〈モンゴル東ゴビ砂漠の緑化技術交流について、プロジェクトメンバーを代表して報告する当社のM君〉

〈本日の講演は、(財)環日本海経済研究所 副所長 杉本氏の「今日のロシア情勢と日本の立場」であった。〉

〈とはいっても、熟年パワーは若い人には負けていない。恐るべし中高年!〉

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

朱鷺

2011-03-03 19:43:18 | Weblog

2011年3月2日(水)、先月契約した佐渡市の設計業務の初回打ち合わせに同行した。 現場のトキの森公園を下見したあと、当社で設計したトキ展示資料館の展示を見たことがないという担当者がいたので、久しぶりに入ってみることにした。 その後、ついでに昨年テン騒動があったトキ野生復帰ステーションにも寄って見た。 観察棟の入り口には鳥インフルエンザ予防のための靴の消毒液が置いてあった。 テンの侵入防止も鳥インフルエンザ対策も直接仕事にかかわりのあることではないと思っていたが、今回の設計業務にはこれらが重要なポイントになる。 市との打合せが終わったあと、市の担当者とともに再び野生復帰ステーションに行き、環境省の自然保護官らから話しを聞いた。 いずれにしても課題が山積する非常に難しい設計業務になることを改めて認識せざるを得ない初回協議であった。

〈トキの森公園の屋外の湿地に置かれたトキのレプリカ〉

〈トキ展示資料館で展示されている日本最後のトキ、キンの剥製〉

〈トキの頭部骨格標本〉

〈トキ野生復帰ステーションの観察舎への入り口に置かれた鳥インフルエンザ防止のための消毒液〉

〈今年は佐渡から21世紀枠で、初めて甲子園に出場する佐渡高校へのエールが両津港の改札口付近に張り出されていた。〉

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする