たむたむの独り言

写真を中心にした情報です。

喫茶・ギャラリーでの写真展最終日

2012-05-31 21:55:06 | Weblog

2012年5月31日(木)、新潟市内の喫茶・ギャラリーで行われていた我々の同好会の写真展が最終日となった今日、初めてギャラリーを訪れた。 連休後から3週間以上の長期間だったが、搬入を含めて時間がとれず、結局全て他の会員にお願いしてやってもらった。 土日が休みで、昼間しか営業していないため、結局最終日の今日まで見に行くことができなかった。 会員が展示用に出品していたのは、展示要請が急だったこともあり、過去に県展に応募した作品が多かった。 入賞した作品も私の作品のように落選した作品も混在していた。 この喫茶・ギャラリーの存在は初めて知ったが、地域で芸術活動をしているサークルが、発表の場として結構活用しているようだ。 今日も写真と同時開催されていた折り紙のサークルの作品も展示されていた。 今日はそのグループが集まって研修会をやっていた。 展示の様子を写すついでに、集まっていた折り紙グループのおばさんたちも一緒に記念撮影。 私の写真はどれだと聞かれ、2枚の県展落選作品を教えると、 半分お世辞だろうがえらく感動してくれた。 

今日はたまたま県展入選作品の発表があった。 10年以上前初めて応募し、思いもよらず入選して以来、その後は毎年落選が続いていた。 ようやく今回2度目の入選を果たすことができた。 これで「ビギナーズラックだった」と自嘲気味に言わなくても済むだろうか? 今年の審査員はアラーキーだったので、どんな作品が選ばれているのか興味深い。 ちなみに私の作品の被写体は女子高生であった。 もちろん女子高生を撮ったのは初めてである。 これは別にアラーキーを意識したわけではなく、全く偶然のスナップだった。 今は自分の撮りたい写真が撮れずほとんど作品作りはできていない。 これを期に、もう少しちゃんと写真と取り組むことにしよう。

〈喫茶・ギャラリーの展示風景〉

〈共同展示されていた折紙グループのおばさんたち〉

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積雪期に葉枯らしの効果はあるのか?

2012-05-26 15:18:59 | Weblog

2012年5月26日(土)、新月の木国際協会の会員の方から、昨年新月伐採をしたスギのその後の葉枯らし状況を確認するために現地に一緒に行かないかと誘われ、約7ヶ月ぶりに村上市の伐採現場を訪れた。 新月伐採とは、普通は冬の新月の日(一般的には1週間前から当日までの間)に伐採された木のことで、木材としての品質が、「割れにくく、腐りにくく、燃えにくく、虫もつきにくい」といわれている。 この新月伐採をした木は、自然乾燥を促進させるために「葉枯らし」といって数ヶ月間は枝葉をつけたまま玉切りせず現地に放置しておくことも条件になっている。 つまり、葉が枯れるまでの間、葉からの蒸散作用によって樹幹内の含水率を搬出前に下げておくものである。 

ところが、ここ新潟県では真冬の新月の頃は雪が多くて伐採作業ができない。 従って降雪前の晩秋の新月に伐採をせざるを得ない。 さらにその後は葉枯らしをしている伐採木の上に雪が降り積もり、4ヶ月は雪の下になってしまう。 それで果たして葉枯らし効果があるのか?という疑問があった。 今回はその実証実験である。 現地に行ってみると、予想していたとおり葉はまだ青々としていてほとんど枯れていない。 このまま1ヶ月くらい置けばその間に乾燥は進むかも知れないが、今度は虫が入る心配がある。 とりあえず伐採した根元側の木口面の含水率を計測してデータを取る。 同行した会員の方の話では、外周部分の白っぽい辺材部分の含水率はかなり低くなっているが、赤みのある心材部はそれほどでもないらしい。 しかし、ほとんど雪の中に埋もれていても伐採時より含水率は下がっていることは確認できた。 ただし、伐採直後に枝葉を切り落としたものと比較していないので葉枯らし効果かどうかはわからない。 いずれにしても新月伐採の効果を実証するには相当の手間ヒマと経費がかかる。 面白そうだが支援してくれる機関があるだろうか? 

 

〈含水率や倒木の傾斜角などを測る。〉

 〈林床に一面シダが生い茂る村上市(旧朝日村)のスギ林。樹高は30mを超える。〉

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北越戊辰戦争伝承館

2012-05-25 13:51:06 | Weblog

2012年5月25日(金)、長岡市の大黒町に北越戊辰戦争伝承館が竣工し、オープニングセレモニーが挙行された。 当社が展示施設の企画設計を担当し、招待を受けたのfで祝い酒を持って出かけた。  初めて現地に行ったが、集落のはずれの田園地帯の中なので、どこかに行ったついでに寄るような場所ではない。 史実に基づいた激戦地跡に建てられたためそれは仕方がないことだが。 担当した当社のスタッフの話では、展示する資料はたくさんあるが、ほとんどが個人所有のため、セキュリティの関係で現段階では市所有のものが中心にならざるを得なかったということである。 予算が潤沢にある時代ではないこともあり、展示室のしつらえも含めてややさびしい感じはあるが、無料の施設なのでやむを得ないところもある。 今後は地元の人たちの管理になるようなので、地元にたくさん残っている歴史資料を活用して、地域の歴史文化発信拠点としてうまく運営して行って頂きたい。 

長岡市には他にも数年前にオープンした河井継之助記念館がある。 ここは河井継之助の生家の場所に建っていた建築物を改造して記念館にしたものだが、ここの建築設計と展示設計も当社で担当させていただいた。 戊辰戦争と河井継之助は切っても切れない関係であり、この二つの施設がうまく連携できるような仕掛けが望まれる。

〈何だか道の駅の物産館のような建物だが…。 建築設計は地元長岡の設計事務所だった。〉

〈式典の後に披露された地元の神楽舞〉

〈市長に展示物の説明をする館長〉

〈廻りは見渡す限りの水田。 当時は八町潟と呼ばれた広大な湿地だった。 ここを渡って長岡城を奪還した戦いがあった場所を見渡す。〉

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ポストドクターインターンシップ

2012-05-22 07:22:42 | Weblog

2012年5月21日(月)、つくりすぎた博士人材を、企業に積極的にPRして売り込むための企画?なのだろう。 今日は博士及び取得予定者が企業の担当者の前で研究内容をプレゼンし、企業との交流を図ってインターンシップの受け入れをしてもらおうという「博士インターンシップ・マッチング交流会」なるものに呼ばれて出かけた。 当社は既にポストドクターのインターンシップ生の受け入れ相手を決めていたので、ある意味セレモニー参加のような形だった。 この事業は、大学がある程度の生活費を支援して、企業へインターンシップ生として送り込むシステムである。 今日の発表者は新潟大学と長岡技術科学大学のポストドクター15人であった。 理工系が多く、その中でも物理系、化学系、機械系などの専門が多い。 わが社に関連する生物系や建築・都市計画系の専門はほとんどいない。、ただ唯一動物生態学の専門研究員が一人だけいた。 ポスターセッションで話を聞いてみると、先週の再生湿地プロジェクトの田植えのときにも来ていて顔をあわせていたらしい。 彼女はGISを使って希少生物の生息環境に関する研究をやっているという。 これはわが社の業務範囲である。 現在博士課程の3年で9月に修了するので、その後インターンシップに行きたいという話だ。  生物系の博士であるわが社のスタッフの後輩だという話でもあり、それまでに関連する仕事を取るように努力するので、その時は是非インターンシップとして受け入れたい旨を伝えておいた。 細っぽい華奢な感じだが、調査で1ケ月も現地に泊り込んで、岩登りもするというなかなか頼もしい女の子であった。

 

〈研究内容を1分間で説明するという忙しいプレゼンだった。〉

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一等三角点のある朴坂山(ほうざかやま438.2m)

2012-05-20 15:55:33 | Weblog

2012年5月20日(日)、今日の天気予報はマーク一つだったので、「新潟100名山」なる本から、新潟市内から半日程度で行ってこられる、まだ行ったことのない山を探した。 すると登山口から1時間40分で山頂に到着でき、眺めがよく山頂には一等三角点もあるという関川村の「朴坂山(ほうざかやま)」という山が目に留まった。 ここからなら飯豊連峰の眺望が期待できそうだ。 前もって計画していなかったので、途中コンビニでおにぎりを買い、8時半過ぎに朴坂集落についた。 8時55分に登山口へ向かう集落内の道路を歩き始め、10時25分に山頂に着いた。 ちょうど1時間半の行程だった。 山頂はそれほど見晴らしは効かないが、そこから数分行ったところに展望台と呼ばれる尾根の頂部かあり、そこからは素晴らしい眺望が開けていた。 眼下の田園風景から飯豊連峰、朝日連峰までの大パノラマである。 これを見るために登っているようなものだ。 

〈民家の家の前に朴坂山の案内図と登山口の看板がある。〉

〈登山口の頭上で話し声が聞こえる。見上げると送電線に3人の人が登って工事中だった。〉

〈急な登りを過ぎて稜線の尾根に出ると、登山道脇にオオイワカガミの花が咲き始めている。〉

〈山頂に到着! 途中に越えてきた稜線の小さなピークと大して変わらず、達成感は今ひとつだ。〉

〈この山は標高は低いが、国土地理院の一等三角点がある。〉

〈一等三角点の石標〉

〈山頂より少し先の方にある展望台からの眺めはすばらしい。〉

〈飯豊連峰の方角の眺めもバッチリである。〉

〈緩やかな稜線の尾根を下る。 時々大きなブナが点在している。〉

〈杉林の中の登山道沿いに咲いていたオオバキスミレ。〉

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気付かぬ間にハマナスが咲く季節に!

2012-05-19 16:35:12 | Weblog

2012年5月19日(土)〔2〕、まだ数日前までストーブをつける日が時々あった。 しかし、天気に誘われて久しぶりに海岸に出てみると、既にハマナスの花が咲いているではないか。 季節は着実に初夏になっていた。 この青山海岸の駐車場には当初ハマナスとアキグミが植栽されたが、10年以上経って残っているのはハマナスだけになった。 毎年飛砂をかぶっても春になると砂の中から芽を出してくる。 さすが砂丘植物の生命力はすごい!

〈多くの人たちが訪れていたが、ハマナスに気付いて立ち止まる人はほとんどいない。〉

〈飛砂に負けず花を咲かせた青山海岸駐車場のハマナス〉

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再生湿地プロジェクトでの田植え

2012-05-19 11:02:44 | Weblog

5月15日(土)、新潟大学の学生と教職員が実施している地域プロジェクトに「丸潟新田再生湿地プロジェクト」というのがある。 今日は、休耕田を自然豊かな再生湿地に戻す活動をしている現場で田植えが行われた。 私も誘われたが、腰が痛くて田植えなどとんでもない話だ。 一旦は断ったが、昨年そこで収穫されたお米「しちべえ」(湿地米という意味らしい)をいただいた手前もあり、せめて現場の様子くらいは見ておこうと思って、ひやかし半分にカメラを持って出かけた。 子ども連れで参加している家族も多く、思ったより大勢の人たちが集まっていた。 プロジェクトの代表者であるK教授から説明があったあと、まず湿地に芽を出し始めた雑草をみんなで抜き取った。 そしていよいよ苗を植える位置に印をつけていく田植え定規?を転がす作業が地元の方の指導で始まった。 そのあとを追って子どもたちが田んぼにはいり、泥んこになって田植えを楽しんだ。 

我々の子どもの頃は水かさの増した農業用水で魚釣りをし、飽きると脇の水田に入って小ブナを網ですくった。 その時の水田の水の暖かさが今でも記憶に残っている。 水田から上がると、くるぶしのあたりにヒルが2~3匹くっついることがよくあった。 ドジョウやメダカ、タモロコ、タガメ、ミズスマシなどもたくさんいて水田の中は生きものでにぎやかだった。 おそらくそんな、かつて生きもので満ちていたころの豊かな水田風景に戻そうという取り組みなのだろう。 あの頃は川はもちろん、農業用水も水田もすべてが遊び場だった。 その遊び場の縄張り争いで隣の学校区のガキどもとケンカをしたりもした。 土と草の匂いのする畔に立って田園風景を見ていると、なつかしい昔の思い出が蘇ってくる。

〈プロジェクトの代表者K教授が再生湿地の取り組みについて説明〉

〈まず芽を出し始めた雑草を抜く。〉

〈今では民俗資料館などに展示されている田植え定規?で目印をつける。〉

〈子どもたちが思い思いに植え込んでいく。〉

〈時間がたつにつれて全身泥んこになっていく。〉

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早春の花の時期を過ぎて静かになった角田山

2012-05-13 14:46:42 | Weblog

2012年5月13日(日)、今日は一人ででも角田山に行くいという女房に引っ張られ、バタバタと山支度をして8時半過ぎに家を出る。いつも同じコースでは飽きるので今日は久しぶりに湯の腰側から登ることにした。 林道端の登山口付近には数台の車が止まっていたが、まだ余裕スペースは十分あった。 角田山では沢音を聞きながら登るコースは少ないが、ここは最初だけだが水音が爽やかに聞こえる沢沿いに登りり始める。 9時10分登山開始。 林床には早春の花が終わって目立つ花は少ない。 登山道沿いで目に付くのはチゴユリやナルコユリなど数種にすぎない。 中腹を過ぎて急な階段を登り切って振り返ると、佐潟から新潟市街地方向が一望できる景観が広がる。 若い頃はこのルートだと山頂まで40分くらいで登っていた。 今日は意識的にゆっくり登ったが1時間はかからなかった。 山頂はまだ時間が早かったせいもあるが、先月上旬の日曜日の混雑ぶりとはうって変わって静かな山頂である。 10分ほど休憩して下山。 下りは40分ほどで11時には登山口に着いた。 往復2時間足らずであった。

〈可憐なチゴユリが登山道沿いに群生している。〉

〈ナルコユリ〉

〈ラショウモンカズラ?〉

〈振り返ると眼下に佐潟が良く見えた。〉

〈山頂は登山者は少なく静かだった。〉

〈新潟平野を見下ろしながら尾根を下山する。〉

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群馬ローカル線の旅

2012-05-06 16:29:22 | Weblog

2012年5月4日(金)、花を中心とした有料公園施設の参考事例の一つとして休みを利用して群馬フラワーパークに行ってみた。 前橋市の現地までは息子に車で送ってもらい、そこから帰りは熊谷にいる娘に迎えに来てもらおうかと思っていた。 しかし。孫その1が風邪をひいて咳がひどいというのであきらめて公共交通を乗り継いで熊谷まで行くことにした。 フラワーパークには10時半ころ到着し、入場料700円を払って小雨の中園内を見て回った。 ちょうどチューリップが終わって、バラが咲くにはまだ早いという時期ではあったが、花が少なくフラワーパークというより、単なる遊園地という感じであった。 以前来た時にはもう少し花も多く、管理も今よりきちんとされていたように思う。 園内にはイングリッシュガーデンもあったが、雑草が生えていたり、手入れがイマイチで人もほとんど入っていない。 売店も、ほとんどが花とは関係のないお土産売り場となっている。 ほとんど参考にはならなかったが、お金をかけた施設があっても花をメインにした有料公園の難しさを改めて実感した。

園内で軽い昼食をとり、昼過ぎに前もって予約しておいた相乗りタクシーのような巡回バスに乗って最寄りの駅に向かう。 料金は200円均一でこの周辺を巡回しているとのこと。 最寄りの駅は上毛電鉄の大胡(おおご)駅で約15分くらいで着いた。 我々の他に地元の人らしい客が一人乗っていただけである。 大胡駅で前橋までの切符を買おうとしたが、どうやらJRの前橋駅とは少し離れたところにある中央前橋駅というのが終着駅らしいことがわかった。 そこからはバスでJR前橋駅まで行かなければならないらしい。 上毛電鉄は30分おきに走っていた。 上毛電鉄の車両の天井には花や気球などがいろいろぶら下がっていてにぎやかだ。 こんな電車は初めてだ。 大胡駅から約20分ほどで中央前橋駅に到着。 車内で[JR前橋駅へおいでの方は、駅前から100円でJR前橋駅に接続しているバスを利用してください」とのアナウンスがあったのでそれに乗ることにした。 駅前で待っていたバスは、観光地でよく見かける古い電車のような形をした、内装も木が張ってあるシャトルバスである。 5分くらいでJR前橋駅に着き、今度はJR両毛線で高崎に向かう。 高崎でJR高崎線に乗り換えようとしたら、ちょうど湘南新宿ラインの小田原行き特別快速が入ってきた。 これに乗れば熊谷に早く着くかと思って乗ったが、結局熊谷までは各駅停車だということで、特別快速の御利益はなかった。 結局群馬フラワーパークからバスと電車を4回乗り継いで2時間半ほどかかって熊谷駅に到着した。 しかし、TV番組ではないが、ローカルな公共交通の旅もなかなか面白い。 特にGWの渋滞を気にすることも、駐車場を探したり長時間待ったりすることもないのでイライラすることはない。 

〈花のテーマパークは維持管理が非常に難しい。〉

〈上毛電鉄大胡駅。無人駅ではなかった。〉

〈上毛電鉄の車両〉

〈天井から色々なものがぶら下がるにぎやかな車両だ。〉

〈上毛電鉄中央前橋駅とJR前橋駅を結ぶ100円シャトルバス〉

〈バスの内部も板張りのレトロ調になっている。〉

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山形ひと巡り

2012-05-06 08:12:18 | Weblog

2012年5月3日(木)、昨日の午後いつもの友人の車に便乗して新潟を出発、昨年のGWと同様、国道113号を通って蔵王温泉のいつもの宿に来た。 天気は悪く雨が降ったり止んだりしている。 平地では桜の花も散り、ちょうど新緑がみずみずしい季節になっていた。 しかし、標高の高い蔵王温泉では、桜もまだ咲いていない。 ようやく芽吹き始めているのはヤナギくらいなものである。 久しぶりに温泉にゆったりとつかる。 一夜明けると昨日よりさらに天気は悪くなり、ドシャ降りに近い雨が降っている。 今日はまず山寺に行き、天童、新庄を経由して酒田に廻り、山居倉庫と土門拳記念館を見て新潟に戻るという、ほぼ山形一周のルートである。 以前は交代で運転したが、ここ数年は申し訳ないが彼一人に運転してもらっている。 全行程で500㎞強になる。 目さえ悪くなければ、それほど運転が嫌いではない私にとっては大した距離ではないが、乗せてもらうのは楽だけどやはり気を使う。 まして二人の小うるさいおばさんたちに、あっちへ寄れだのこっちがいいだのと指図されるから大変である。 優しい友人は文句を言いつつも言う通りにしてやる。 いつものパターンだが完全に女性上位の旅となる。 ある意味、奥さん連中の「ガス抜き」が目的の旅行なのでいたしかたない。 

〈山寺は風雨がひどく、売店で傘を買ったが結局ずぶ濡れとなる。 しかし、逆にいつものGWより人が少なく、山寺の雰囲気を味わうことができた。〉

〈展望台からもガスっていて何も見えない〉

〈酒田市の山居倉庫も久しぶりに寄ってみた。 雨は小降りとなったが、その分人が多くなってきた。〉

〈土門拳記念館では室生寺と人物写真の作品が中心に展示されていた。 もちろん仏像の写真も多く、実物を見に行っても、とてもあそこまでのデティールは見ることはできない。 土門の写真の凄さがあった。〉

〈土門拳記念館の休憩ロビーから池の対岸の桜並木を望む。 建築設計は谷口吉生氏、中庭の彫刻がイサム・ノグチ氏、庭園とオブジェを勅使河原宏氏、入り口正面の銘板を亀倉雄策氏が担当するという豪華な顔ぶれによって建造された記念館である。〉

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富山県側から見る後立山連峰

2012-05-02 07:01:40 | Weblog

2012年5月1日(火)、所用で魚津市に向かう途中北陸自動車道の入善PAに寄る。 立山・剣が見えることを期待していたが、新潟県側は快晴だったのに長いトンネルを過ぎて富山県にはいると雲が多く山の方は少し霞んでいる。  PAに北アルプスと立山連峰の山の位置が刻まれた石板が置いてあった。 ちょうど正面に鹿島槍や白馬岳が見えるはずであったが、残念ながら春霞でぼんやりとしか見えない。 立山連峰はもう少し富山市に近い方が迫力ある景観が望めそうだ。  県の出先である新川農林振興センターで打ち合わせをしていたら、学生時代に当社でアルバイトをしていたという女性職員がいいると聞いたので挨拶がてら寄ってみた。 顔は覚えていないがなつかしそうに話をしてくれた。 偶然だが今月18,19日は、技術士会の北陸本部の総会が富山で開催され、翌日のエクスカーションが立山となっている。彼女も技術士で富山県の役員をしているらしく、当日の案内役を頼まれているという。 是非参加してほしいとパンフレットを渡された。 一応出席の予定はしていたが、まだ連絡は入れていなかった。 「申し込みの締め切りは8日ですからよろしくお願いします!」と頼まれた。 

事務所を出るとちょうど昼になったので、JR魚津駅前に行って昼食場所を探すことにする。 ちょうど駅の駐車場の前で「海鮮丼ランチ」という看板が目に入った。  迷わずその店に入って海鮮丼ランチなるものを注文する。 さすがに新鮮な魚介類がたくさん入っていて、野菜サラダ、煮物の小鉢、おしんこう、味噌汁がついて850円と安くてうまかった。 昼食後、JR魚津駅前から正面の大通りを南の北陸自動車道方向に向かって進むと、正面に立山連峰の山々が立ちはだかるように聳えている。 やはり3,000m級の山岳景観を日常的に見ることができるのはうらやましい。  長野の安積のか、富山の黒部・魚津あたりがいいなあ~!

〈ここから北アルプスの山々が望めることがわかった。 仕事を決めて次回を期待しよう。〉

〈帰りにJR魚津駅前で昼食をとり、駅前通りを高速道路に向かって行くと、ちょうど正面に立山連峰が目に飛び込んでくる。〉

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