たむたむの独り言

写真を中心にした情報です。

新雪の北アルプス遠望

2008-10-30 20:15:02 | Weblog
10月30日、昨日は車で移動の途中から雨になった。今日の天気が心配されたが、早朝戸隠の宿から外へ出てみると、新雪を頂いた北アルプスが朝日に輝いている。
 ちょうど鹿島槍から白馬連峰が視界に入ってきた。今回の現地検討会は3日とも天候に恵まれ、急に冷え込んだせいもあって行く先々の山々は新雪で化粧してとても美しく、ほんとうに幸運であった。また、調査内容に対する不具合や大きな指摘もなく順調に進めることができた。
 もし、あと1週間くらいこの検討会の開催が遅れたら、積雪のため現地視察は無理だったかも知れない。
 短期間の調査と検討委員会の準備などで、担当者は8月以降休みなしのハードなスケジュールに追われながらもよく頑張ってくれた。委員の方たちからもその努力を理解していただき評価されたことは、きっと今後につながると思う。
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浅間山麓のアカマツ天然林

2008-10-30 19:46:51 | Weblog
10月29日、今日は奈良井宿を7:30に出発、浅間山麓のいくつかの調査地を目指す。まず最初に、昔はもっと広範に分布していたと思われるアカマツの大径木の残る天然林を視察。現在は面積的に少なくなり、落葉広葉樹との混交も多い。このアカマツ林を持続的に保護して行くとなると、後継稚樹のないことや、土壌の富栄養化などが課題となる。
 自然に任せればやがてコナラなどの落葉広葉樹林に移行していくだろう。この群落を、管理の手を加えても守るべき貴重な群落として位置づけるか、自然の遷移に任せて、その動態を見守るべきかの評価をしていくことが求められている。これに費用対効果のような因子を加えたりすると、ますます結論は簡単に出せなくなる。
 このあと、日本最古のカラマツ人工林と言われる群落を視察して小諸IC近くで昼食と検討会を行い、今日の宿泊地である戸隠に向かった。
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新雪を頂いた御嶽山塊「継子岳」と「魔利支天山」

2008-10-30 19:15:17 | Weblog
10月28日、朝8:00に長野市の中部森林管理局を出発し、木曽福島を経由して御嶽山7合目の濁河温泉に昼前に到着。山道を登り始める頃からガスがかかり始めて、周囲の眺望はほとんど利かない。温泉宿で昼食をとった後、まず調査結果の中間報告資料による検討委員会を開催。委員には信州大学と岐阜大学の先生、森林総研の研究者、長野県の野鳥研究家に加わっていただき、発注者である中部森林管理局の部長のほか地元森林管理署の署長など総勢15人ほどの検討委員会となった。我々受託コンサルタント側が3名と局の担当課職員2名が事務局として運営に当たった。
 約2時間の検討委員会の終了後、今日の宿泊地である奈良井宿へ向かう途中に現地の視察を行った。
 まず、調査地の全景を眺めるためにキャンプ場にある展望台に登ると、午前中のガスが嘘のように晴れて新雪を頂いた御嶽山塊の「継子岳2858.9m」、「魔利支天山2959.2m」が正面にくっきりと見え、全員が感動の溜息!
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冠雪の妙高山、もうすぐ冬がやってくる。

2008-10-27 22:04:49 | Weblog
10月27日、明日から2泊3日の日程で長野県内で開催される国有林の保護林モニタリング調査の現地委員会に参加のため長野市に向かう。途中、上信越自動車道の妙高SAで小休止した。SAから見える妙高山(2,445.9m)は2,000m付近から上が白くなり始めている。快晴なら山頂付近は雪の白、中腹までが紅葉の赤や黄色、山麓にはまだ残る緑が三段階になって映えて美しいのだが、残念ながら今日は小雨模様でくすんでいる。
 温暖化のせいか年々紅葉の時期が遅くなっているような気がする。今年は結構山に行っているが、まだ一面の美しい紅葉に出会ったことはない。
 妙高山麓は多分今頃が見ごろなのだろうと思うが、この天気ではかすんでしまって遠景の眺望が効かない。
 明日からの現地委員会の視察では、折角だから晴れて美しい紅葉が見られるといいのだが…。

 
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狼煙(のろし)を上げろ!

2008-10-25 15:27:06 | Weblog
10月25日(2)、「ボランティア整備の森」に行ったついでに、今日行われているイベントで当社が昨年に続いて実行委員会の事務局を引き受けている「にいがた狼煙プロジェクト2008狼煙リレー」の会場の一つである弥彦村の桔梗城跡に取材がてら行ってみた。このイベントは今朝のNHKの全国放送でも中継された。
 ここは弥彦神社に近い城山森林公園の中にあり、30年近く前に私が中心になって調査と設計を担当したなつかしい現場でもある。時間があったので公園内を一回りした。当時は初めての試みだったと思うが、土で造った砂防ダムはまだ顕在であった。ほんとうに久しぶりに対面したが、環境と景観に配慮した芯部以外にコンクリートを使用しないこの設計は、今でも十分に活かせるアイディアだと思う。公園を一回りして広場に戻るとちょうど狼煙上げが始まるところだった。新しい杉の葉をくべるたびに濛々と煙が上がった。これなら次へのリレーは大丈夫だろう。
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「ボランティア整備の森」での伐倒木の搬出作業

2008-10-25 14:41:54 | Weblog
10月25日(1)、新潟市西蒲区の角田山麓に「ボランティア整備の森」というのがある。ここではボランティアたちがマツクイムシにやられたアカマツや、ナラ枯れのコナラなどの立ち枯れ木を伐採したり、藪を刈り払ったりして里山の管理を行っている。
 そして、その管理によって出てくる不要となった木質バイオマスをペレットにしてエネルギー利用しているグループがいる。今日はその代表者とお会いするため、ボランティア活動のイベント日だったので会場となっている森にお邪魔した。
 用件は、京都議定書で取り決めたCO2の削減効果のある森林面積を確保するために、間伐面積を飛躍的に拡大させようとしている林野庁の「特定間伐(正確には「森林の間伐等の実施の促進に関する特別措置法」という)」の事業にNPOとして参加するための申請協力を依頼されたためである。まだ始まったばかりで前例のないシステムである。以前から興味を持っていたので一緒に協力して進めることにした。
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木霊を感じるブナの大木

2008-10-22 22:02:44 | Weblog
10月22日、今日出会った一番風格のあるブナ。まさに木霊の存在を感じさせる大木である。
 新潟県と山形県の県境一帯は磐梯朝日国立公園の北端部に位置している。朝日山系の山麓に広がる広大なブナ林は、白神山地のブナ林より面積が広いとも言われる。
 今日の調査地は、その広大な山塊に広がる新潟県側ブナ林の一角である。紅葉にはもう少しというところだ。昨年は11月8日に来た時が最盛期であった。
 林内に入ってみると高木層はブナだけの純林が多い。しかし、良く見るとミズナラの大木が点々と枯れているのが目立つ。カシノナガキクイムシの仕業だ。いわゆるナラ枯れである。直径が1mに達するような大木が無残に立枯れている。これも自然といえば自然なのだがもったいない。いくつかの研究機関で防除方法が研究されているが、まだ決め手となる方法は見つかっていないようだ。
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夕日と釣り人と船

2008-10-19 21:03:11 | Weblog
10月19日、ここ数日晴天が続き夕日もきれいだった。今日は久しぶりに休んで、たまった雑用を片付けることにした。夕方になって近くの五十嵐漁港に夕日を撮りに出かけた。休日のため漁港の周辺は釣り客の車で一杯になっている。
 岸壁から漁船と防波堤の向こうに沈む夕日を狙っていたら、ちょうど釣り人が防波堤の上を歩いて行く。その人が太陽の中に入るのを待って数枚シャッターを切った。しかし300㎜のズームレンズでは太陽の外に人がはみ出してしまう。
 せめて500㎜レンズか、2倍のテレコンをつければ夕日の中に人がスッポリ入るのだが…。
 撮影ポイントが分かったので今日はロケハンということにして、次回は超望遠レンズで、といきたいところだが、ちょっと高すぎるので2倍のテレコンでがまんしてチャレンジしてみるとしよう。
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お前はまだ首が黄色い!

2008-10-17 19:42:58 | Weblog
10月16日、山形県境の新潟県村上市(旧朝日村)の山奥で渓流の調査をしていたら水のない沢の石の上に黒い小さなヘビが陽なたぼっこをしているのを発見。ちょうど首のところに鮮やかな黄色の紋様が入っている。今まで見たことのないヘビだったので写真を撮って帰り、生物調査担当の職員に聞いたところ、ヤマカガシの子供だという。今までヤマカガシは何度か見たことはあるがこんな模様のあるのは初めてだ。小さいうちはこの黄色い模様があるが成長すると消えるらしい。
 我々蒙古系民族は生まれた時に青いアザのようなのが尻にできるのが特徴だが、大きくなると自然に消えてしまう。幼稚なことを言うと、「お前はまだケツが青い」と言われる所以である。
 ヤマカガシの世界では、さしずめ「お前はまだ首が黄色い」ということになる。なぜこういう過程をたどるのかよくわからないが、生き物の世界は不思議が多い。
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通行止めなら自転車で!

2008-10-14 20:50:56 | Weblog
10月12日、連休を利用してサイクリング!? 実は、土砂崩れで通行不能となった林道を車がだめなら自転車で、と今日は富山県の山奥の国有林の森林調査に1泊2日で出かけた。途中カモシカに出会ったり、道の真ん中で熊のウンコを見つけたり、自然の真っただ中に来たという感じだった。天気が良かったので助かったが、急斜面での植生調査は足腰の弱ってきた高齢者にはきつい仕事である。
 しかし、今年はこの仕事のおかげで先日の人間ドックの結果、中性脂肪の値が劇的に改善されていた。体力年齢も44歳だったのを周りには自慢していたのだが…、今日は夜中に両太ももが攣って、布団の中で動けないという状況に陥ってしまった。やっぱり日頃鍛えてなければダメだということが身にしみてわかった。
 ただ、少し弁解をさせてもらえば、借りた自転車がポンコツで、登り坂でブレーキを引きずっていたことが後でわかったのだが、これが原因に違いないと思っている。
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黒竜江省科学技術庁副庁長が表敬訪問

2008-10-14 20:01:56 | Weblog
10月11日(2)、夕方、我々のNPOの主要な技術交流相手である中国黒竜江省の科学技術庁副庁長が人事異動となって初めての来日ということで、わざわざ東京から表敬訪問に新潟にやってきた。今回のメンバーは通訳を入れて6人で、韓国ソウルでの会議のあと立ち寄ったという医者のグループと一緒だった。
 われわれが行くと必ず礼をつくして接待してくれるので、こちらも役員が参加して歓迎会を行った。
 前の副庁長は昨年定年で退職したのだが、今度の副庁長は46歳という。中国の指導者層の若返りは目を見張るものがあるが、それにしても科学技術庁のナンバー2である。前職は大学教授だったらしい。
 一方、こちら側はといえば還暦をとうに過ぎた私が一番若いという高齢化集団である。まさにそのまま今の両国の勢いを示すような感じがして何ともはや…。
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びしょ濡れになった海岸保安林のボランティア活動

2008-10-11 13:18:09 | Weblog
10月11日(1)、今日は第3回の「にいがた海の森の集い」が青山海岸一帯で開催された。我が家のすぐ裏だし、初回は当社でイベント支援業務を担当したこともあって毎回参加している。ゆうべからずっと雨が降っていたが今朝早くにどうにかあがり、9時から式典が始まった。挨拶やら表彰式が終わって司会者が、「これから各班にわかれて現地に移動しますが、天気もだんだん良くなってきたので大丈夫でしょう。みなさん頑張ってください」と言って移動を始めた途端天気が急変して雨が降り始めた。
 そのうち本格的な土砂降りとなり、雨具は持っていたものの、移動しながらの着用なので上着を着るのがやっとで、結局ズボンをはく間もなく現場につく頃にはパンツまでびしょ濡れとなってしまった。
 毎年1,000人位の参加があったが、今年は天気のせいか700人くらいだったようだ。それでも数の力は大したもので、枝落しはあっという間に完了してしまった。
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七五三の衣装合わせ

2008-10-06 13:31:30 | Weblog
10月5日、今年は“孫その1”が7歳、“その2”が3歳で丁度二人とも七五三の当たり年である。今日は当日写真をとるための貸衣裳の予約に付き合わされた。3歳の“孫その2”の方は何を着せられても喜んでいたが、7歳の“孫その1”の方は好き嫌いがはっきりしていて、自分の気に入った色と柄でないと袖を通そうともしない。その気に入った色というのが青色で、子供の着物としてはかなり個性的である。しかし、気に入ったというだけあって赤やピンクなどよりよく似合っているから不思議だ。その彼女が3歳の時には、母親が3歳の時に着た着物て写真を撮った。しかし、流行りがあって時代が違うと着物も少しずつ変化しているらしい。2人一緒に写真を撮るとなるとバランスがとれないという。
 何回も着ない着物なんかそんなに痛むわけがない。まったくもったいない話だが、結局商業主義に振り回されている。
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"孫その2”の幼稚園の運動会

2008-10-06 07:19:05 | Weblog
10月4日、娘から「運動会の実行委員で忙しいので、子供たちを見て欲しい」という要請で“孫その2”の幼稚園の運動会に熊谷へ。やっとオムツがとれて少しは会話が成り立つようになったばかりの3歳の孫が一体どんなパフォーマンスができるのかが見ものだった。
 泣いたり座り込んだりするのではないかと心配したが、さすがに幼稚園の先生!よくぞここまで仕込んだものだ。ちゃんと言われたように行動していたし、かけっこも一所懸命走っていた。普段の甘ったれのわがまま娘も、出るところへ出ればそれなりにちゃんとやるもんだと感心した。“孫その1”は小学校へ行くようになって急に成長したようで、今年の3月までこの幼稚園の年長組だったとは思えないほど妹の面倒をよく見るお姉さんになった。
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