たむたむの独り言

写真を中心にした情報です。

決断!

2013-09-19 07:02:41 | Weblog

2013年9月16日(月) 8時30分暴風雨の沼山峠を出発したバスは何のトラブルも無く順調に山を下り、10時半前に会津高原尾瀬口駅に到着した。 この駅は会津鉄道というのか東武鬼怒川線になるのかわからないが、浅草と会津若松を結んでいる。 ここから会津若松までの切符を買ったが、駅員が「JRの磐越西線は不通になっていますよ」と言う。しかし、ここまで来てしまえば行くしかないと思ってホームに出る。 しかし、明日からは山形に出張しなければならないので何としても今日中に帰らなければならない。そこへ反対側のホームに浅草行きの快速が入ってきた。 女房が「これに乗って上野から新幹線で帰れば何とか今日中に帰れるんじゃないの?会津若松に行っても磐越西線が動かなければ今日は帰れないんだから」と言う。 そこへ会津若松行きの電車が入ってきた。 「さあ、どっちに乗るの?」と迫られる。 新幹線は運休する確率は少ないが、浅草まではどちらかといえば台風に向かっていくことになる。 いつ運転が打ち切られるかわからない。 さあどうすればいいか? 両側に電車が停車しているホームの真ん中で途方にくれる私に、「どっちにするのよ!早く決めて!」と追い討ちがかかる。 もう考える余裕はない、多少でも今日中に帰ることができる選択肢の多さに賭けて浅草行きに飛び乗った。 途中で日光線に乗り換えて宇都宮から新幹線で大宮に出ることも考えたが、これも台風に向かうようでイマイチ危険だ。結局少しは遅れたが4時間かかって無事浅草に着いた。上越新幹線も多少のダイヤの乱れはあったが夕方5時半ころ新潟駅に到着。 金はかかってしまったが、 会津若松へ行っていたら全ての予定が狂っていたかもしれない。 ヤレヤレ! 台風情報をあなどってはならない教訓であった。

〈だ~あれもいない尾瀬〉

 

〈さすがに来る人はいない。〉

 

〈沼山峠に入ると風はほとんどなく静かだ〉

〈沼山峠のバス停にはちゃんとバスが来ていた。〉

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台風の尾瀬

2013-09-16 21:33:02 | Weblog

2013年9月16日(月) 台風が来る予報が出ていたが、仕事でもあり、この日を逃すと日程がとれないこともあって予定通り15日の早朝に出かけた。 予定の行程は、新潟駅から上毛高原駅まで新幹線で行き、そこから路線バスで大清水登山口に行く。 大清水から一ノ瀬休憩所を経て三平峠を越え、三平下から長蔵小屋が15日の予定だ。 16日は沼山峠を越えてシャトルバスで御池を経て会津高原尾瀬口へ、そこから会津鉄道で会津若松に向かう。会津若松でIR磐越西線に乗り換え新津でもう一度乗り換えて新潟に戻るという計画だった。 昨日大清水に着く頃から雨が激しくなり、三平峠を越えるまでやむことなく降り続いた。 しかしその後雨は止み時折日も差してくるようになった。 しかし、夜半から雨が降り始め、明るくなる頃は風雨が強まってきた。 尾瀬は携帯はもちろん電話がつながらないし、小屋にはテレビもないため、台風の情報が全くわからない。 宿の人の話では、「だんだん天気は悪くなりそうなので、早めに出発した方がいいですよ」ということだったので、朝食後予定より早めに出発することにした。

長藏小屋を7:00に出発し、沼尻との三叉路を過ぎて大江湿原に入るとが強まり、強風でよろけて木道を踏み外しそうになる。 沼山峠に向かう山道に入ると雨は相変わらずだが、風は止んで静がになった。 峠の少し手前で、この台風の中向こうから歩いてくる2人連れがいる。 雨がひどいので下を向いたまま「おはようございます」と言ってすれ違おうとしたら、名前を呼ばれて呼び止められた。 顔を上げてみると尾瀬の施設管理を担当している会社のKさんたちであった。 ほとんど毎日のように入っているとは聞いていたが、休日で、しかもこの台風の中仕事とは言え大変だ。 しかし、逆に彼から、「今日は仕事でしょ?大変ですね。」と言われてしまった。 彼らが設置を担当したであろう木道を15分ほど下って沼山峠のバス停に着いた。 当てにしていた売店はまだ閉まっている。再び風雨が強まってどこに避難しようかと思っていたら、止まっていたっていたバスの運転手が手招きして呼んでくれたので、とりあえずバスの中に逃げ込むことができた。 バスは予定通り会津高原尾瀬口経由で会津田島まで行くことがわかり、これで何とか帰ることができるとほっとしたのだが…。

〈大清水のバスの終点の先は車両進入禁止になっており、そこが登山口となっている。〉

〈一ノ瀬休憩所。売店もある〉

〈三平峠〉

〈三平下の山小屋と休憩所〉

〈今日は燧ケ岳は見ることはできない〉

〈夕方には時折日も差してくるようになり、台風はそれたのだろうと思っていた。〉

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盛岡&早池峰

2013-09-06 21:29:18 | Weblog

2013年9月6日(金) 2年ぶりの盛岡である。昨日は秋田市の東北森林管理局で打ち合わせを行い、今日は現場の早池峰山の踏査を行う。 幸い秋晴れのすがすがしい天気となった。 朝起きて朝食までに時間があったので、久しぶりに開運橋まで行ってみた。 昨日までの雨で川の水は増水して濁っていたが昔と変わらない風景であった。 盛岡から早池峰に入る林道の入り口までは1時間程度で到着した。 今後、シカの生息状況を調査するために設置する自動撮影カメラのポイントを確認しながら山麓の林道を走り回った。 早池峰山の登山口も3箇所確認。 まだ登ったことがない山だが、山頂も調査区域に含まれている。 チャンスがあれば今回仕事で登れるかも知れない。 

 

 

〈開運橋からの風景.昔とほとんど変わっていないようだ。〉

 

 

  〈開運橋の橋爪には花壇が設けられている。〉

 〈小田越登山口。この付近は駐車場も一杯で登山区悪が多いことが伺える。〉

 〈山頂付近を望む〉   

〈自然保護センター前の河原坊登山口〉

 

〈林道の途中にあった登山口、ここから登る人は少ないようだ。〉

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1年ぶりの川場村

2013-09-01 20:10:00 | Weblog

2013年9月1日(日) もう5年以上前からだろうか、この時期に群馬県川場村の世田谷区民健康村で開催される「植生セミナー」の最終日が私の担当になっている。沼田ICから20分ほどの高原にあるが、8月下旬から9月上旬のこの時期はさほど涼しくはない。 しかし、昨日はフェーン現象で猛烈に暑い新潟と較べるととても涼しく感じた。 実際、県境のトンネルの向こうの新潟県側入り口は34℃だったが出口の群馬県側は27℃であった。 何とトンネル一つで7℃もの気温差である。 私は夕食の前後にのんびり風呂にはいってくつろいでいられるが、受講生たちは昼間のフィールドワークの整理が夜中までかかり大変そうであった。 私の担当のCコースの受講生の名簿を見せてもらったが、だいたい造園・園芸関係やゼネコンの緑化担当の技術職の人たちで、年齢の幅は相当広い。 今年は検定試験の説明があるので30分早く終了してほしいと言われたが、それでも3時間以上の座学は受講生にとってもキツイ。 毎年一人や二人は眠りこける受講者がいるが、今年は全員が最後まで寝ないで質問も多く、なかなか活気があった。 多分女性が多かったせいだ」ろう。 最近は学生も女性が活発で、男性はおとなしすぎる傾向がある。 この傾向は今後一層強くなるに違いない。

〈世田谷区民は1泊2色付きで4,700円と超格安、それ以外の人は11,000円也〉

 

〈3階建てだが各階の屋根は緑化されていて築後30年近くたって自然に溶け込んできている〉

〈ややバブリーな時代の建物らしく内部は結構金がかかっている。さすが世田谷区!〉

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