たむたむの独り言

写真を中心にした情報です。

萌木の里でコカリナ・コンサートの準備

2010-04-29 22:01:08 | Weblog
2010年4月29日(木)、5月1日にコカリナのコンサート会場になることになった萌木の里にあるわが社の雪国の森研究所に正月以来、約4ヶ月ぶりに出かけた。切れた電球の交換や不足備品の補充と片付けをしがてら温泉にゆっくり入ってこようという計画だ。先週、主催者グループが掃除をさせて欲しいと言ってきたのでお願いしたが、行ってみて驚いた。これまで手が届かず、気になってはいたが掃除できなかった場所までキレイになっている。この掃除の仕方はどうもプロの仕事のようだ。吹き抜けの梁の上まで拭き取られている。お陰でいつかやらなければと思っていた大掃除をしなくて良くなった。
 萌木の里はようやく雪が消えたばかりで、建物の周りにフキノトウがたくさん出ていた。芝生広場には正月に孫たちが遊んでいたかまくらがまだ残っている。国道117号沿いの津南町の市街地周辺ではちょうどサクラが満開だったが、ここではもう1週間ほど先になりそうだ。

〈コカリナ・コンサートのチラシ、5月1日13:30開演・場所:雪国の森研究所・入場料1,500円となっている。〉

〈正月のかまくらがまだ残っている。冬衣装でないとまだ寒い。〉

〈今日は昼近くになって霧が出てきた。まだ残雪が残る秋山郷である。〉
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弥彦山の花

2010-04-25 19:59:21 | Weblog
2010年4月25日(日)[2]、登山道沿いに見つけた花たちの中で多かったのは草本ではカタクリ、キクザキイチゲ、タチツボスミレだ。特にカタクリは至る所で群生を見ることができる。
 木本ではカスミザクラと思われるものとタムシバが目立っていた。登山道で出会う人達はやはり高齢者が多いが、小学生くらいの子供を連れた若い家族連れも多い。以前登った時と比べると登山道が良く整備されて登りやすくなっていた。山頂からの眺めは、眺望の効かない角田山と比べると格段に素晴らしい。
 

〈カタクリ〉

〈タムシバ〉

〈キクザキイチゲ、白が多くムラサキは少ない)
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弥彦山(634m)

2010-04-25 19:09:19 | Weblog
2010年4月25日(日)[1]、何十年かぶりの弥彦山(634m)である。いつも今頃の季節は角田山(481.7m)が中心だったが、今日は弥彦山にした理由がある。当たり前の話だが、角田山は登ったら自分の足で下りてこなければならない。ところが弥彦山にはロープウェイがあるのだ。関節にやや問題がある我々老夫婦の足慣らしにはうってつけの山であることに気付いた。辛い下りはロープウェイに乗ればいい。但しその分700円の運賃を支払わねばならないが、あとで関節痛で辛い思いをすることを考えれば安いものである。
そうまでして登る必要があるのか?と言われそうだが、これも女房どのの重要なガス抜きなのである。平穏な日々を送るためには最低月一くらいのペースで山に連れて行く必要がある。そして年一回は2,000m以上の本格的な登山に連れて行かねばならない。今はそのための足慣らしだと言うのだ。普段平地を歩く時にさえ足を引きずっているくせに山に登る時は何でもないというのも不思議だ。

〈中腹以上では落葉広葉樹はまだ開葉していないが、ちょうどサクラが満開であった。〉

〈山頂から眼下に日本海を望む〉

〈帰りはロープウェイで下る。山頂駅より新潟平野を見下ろす。〉
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本町→萬代橋→朱鷺メッセ・ホテル日航新潟→柳都大橋→本町を歩く

2010-04-25 18:41:41 | Weblog
2010年4月24日(土)[2]、天気が良かったので会議場所までブラブラ歩いたが、帰りもそれほど寒くなかったので、夜景を撮りながら今度は柳都大橋を渡って本町まで歩くことにした。これで萬代橋左岸から信濃川右岸、柳都大橋と信濃川左岸を回って萬代橋左岸まで一周したことになる。距離は何キロも無いと思うがちょうどいい散歩コースである。但し今日のように天気が良ければの話だが・・・。


〈芝生広場のモニュメントとホテル日航新潟〉


〈朱鷺メッセのロビーから見る夕日〉


〈信濃川の最下流に架かる柳都大橋の右岸下流側公園から左岸の夜景を望む〉
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年に一度の技術士有資格者懇談会

2010-04-25 18:01:17 | Weblog
2010年4月24日(土)[1]、午後から会議と懇親会がホテル日航新潟であるため昼前にバスで出かけた。天気が良かったので、萬代橋を歩いて渡ろうと思い本町のバス停で降りて歩き始めた。萬代橋にはチューリップのプランターが並べられていたが、咲いているのはまだ半分くらいだった。さすがに今日は歩いている人も多い。すれ違った二人連れの女子高生が「やっと春って感じだよね~。サクラは散っちゃったけどさ~」などと話しながら自転車を押して歩いていった。
 今日は会議といっても年に一度この時期に実施している県内技術士及び技術士補の懇談会と新規合格者の祝賀会である。最近は個人情報保護の観点から合格者の住所や電話番号が公表されなくなったため、連絡をつけるのも以前と比べると大変になってきている。今日は64名参加のうち21名が新規合格者だった。わが社も今年は若手が2名合格したが出席は1名だった。技術士の部門は機械、船舶・海洋、航空・宇宙、電気・電子、化学、繊維、金属、資源工学、建設、上下水道、衛生工学、農業、森林、水産、経営工学、情報工学、応用理学、生物工学、環境、原子力・放射線、総合技術監理の21部門がある。当然これだけ多様な部門の技術士が集まれば職業も多様である。この会のいいところは、何か分からない技術分野に関することがあれば、誰かに聞けば必ず糸口が見つかるという点である。このネットワークは貴重な財産である。


〈風は少し冷たいが快晴の日曜日、萬代橋を行き交う人も普段より多い。〉

〈今年は新規合格者の参加も多く、少し参加者の平均年齢も若返ったようだ。〉
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酒と肝臓癌と古い友人

2010-04-24 10:14:29 | Weblog
2010年4月23日(金)、40年以上も昔、女房の実家近くにあった学生アパートに一緒に住んでいた私の友人が、女房の実家に尋ねて来てくれた。卒業してから数回そんなことがあったらしいが、私はまだ直接本人には会っていない。
彼は私と同時入学だったが、学部が違うため(彼は医学部だった)付き合いはもっぱらマージャンを中心とする夜の部の付き合いだった。彼とも良く徹夜マージャンをして授業が始まる頃眠りにつくというようなことをしょっちゅうやっていた。
彼は卒業してからしばらく新潟の病院に残っていたが、途中から全く音信不通となっていた。
 10年ほど前に、TVの全国ニュースに彼が出ているではないか!何か悪いことをしたか?と思わず体を乗り出した。彼はその時東京の駒込病院に勤務していて、飲酒と肝臓癌との関係の研究をしていてその成果がとりあげられていたのだ。ホッとしたが、インタビューで「深酒は肝臓に良くないので控えた方がいい」みたいなことを言っている。何を今更わかりきったことを!と思ったが、それより、あの大酒飲みで決して酒癖もいい方ではなかった男がまじめな顔でインタビューに答えているのを見て大笑いしてしまった。
今日は新潟市で開催されている学会に出席のために来ていると言う。女房がもらった名刺をみたら「丸の内クリニック院長」となっている。東京駅前の新丸の内センタービルの中にあり、70人くらいのスタッフがいるという。いつの間に稼いだのか知らないが大したものだ。確かにマージャンも結構強かった・・・。

〈ネットで調べたら院長あいさつと顔写真も載っていた。昔から老け顔だったのであまり変わっていない。〉

〈丸の内のサラリーマン向けに人間ドックに力を入れているようだ。〉
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ようやく桜が満開

2010-04-18 21:15:10 | Weblog
2010年4月18日(日)、日曜日と満開の桜と好天気が重なって、今日は白山神社と県民会館の間の桜の下ではたくさんの花見の宴が繰り広げられていた。ようやく新潟市にも春が来た。ほんとうにふざけすぎた季節のあとで、春はこれから一気にダッシュをかけるのだろうか?
ここまで来たついでに白山神社と燕喜館を回ってみた。白山神社はちょうど白山祭りの最中で露店がたくさん並び初詣の時のような混雑振りである。燕喜館は当社が移築復原設計を行った新潟市の旧商家で、現在は市民の茶会や文化活動などに利用されている。今日はお茶会と、クラシック音楽のアンサンブルの練習などが行われていた。見学は無料、有料だがお茶も飲める。http://www3.ocn.ne.jp/~enkikan/top.html


<桜の下はあちこちで大宴会>

<ちょうど満開になったソメイヨシノ>

<燕喜館では茶会が開かれていたので和服の女性が多い。>
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林床は春色

2010-04-16 18:34:35 | Weblog
2010年4月16日(金)[2]、湿地には、水芭蕉が数株とホクリクネコノメが咲いていた程度で、他にはほとんど花は咲いていなかった。堆積土砂が溜まりすぎて乾燥地化してきているようである。水芭蕉も湿地より、谷止工と谷止工の間の流路工に堆積した土砂の上にちょうど見ごろとなってたくさん群生していた。
その中に一株だけザゼンソウが混じっていたが、多分水芭蕉も含めて人工的に植えられたか播種された可能性が高い。
一方道端や斜面にはカタクリ、ショウジョウバカマ、キクザキイチゲなどが咲いて、まだ所々に雪が残る早春の里山の風景を駐車場の直ぐ近くで見ることができる。


〈湿地や流れの脇に群生しているホクリクネコノメ〉

〈スプリングエフェメラルの代表カタクリの花〉

〈ザゼンソウとミズバショウ〉
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29年ぶりの再会

2010-04-16 18:15:08 | Weblog
2010年4月16日(金)[1]、長岡市栖吉の自然観察林の中にある湿地と池の改修計画を地元の森林インストラクターたちが、財団の研究助成で調査を行い計画書を作成した。同じ森林インストラクター仲間ということで、その内容のチェックを頼まれた。
 実はそのこと自体にはあまり乗り気ではなかったのだが、そこはかつて30代の若いころ、調査をして計画を作った場所の一部であった。30年近くの時間を経て、そこがどのようになったのかを見たくて引き受けることにした。
 結局、対象となっている池や湿地より、かつての計画範囲を歩き回る方に時間をかけてしまったが、標高300m足らずの里山で当時見つけた大株立のブナたちと29年ぶりに再会できて非常に感慨深かった。


〈29年ぶりの再会を果たしたブナの大株立ち〉

〈歩道沿いの斜面に見られるキブシの花〉

〈私の好きなタムシバの花。ブログ名の「たむたむ」の語源はこの花なのだ。〉
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寒さに震える花たち

2010-04-15 07:52:33 | Weblog

2010年4月14日(水)、今年6月にモンゴルの東ゴビ砂漠の緑化技術協力に同行してもらう担当者に事前調査の状況説明のため県森林研究所に伺った。新潟県森林研究所は村上市にあり高速道路が途中まで開通しているが車で1時間以上かかる。今日は真冬のような非常に寒い日だったが、先月まで森林管理署の仕事で調査していた瀬波地区の国有林が途中にあるので、スプリングエフェメラルの状況を見に寄ってみた。花は期待したほど多くはなかったが、遊歩道沿いにオクチョウジザクラが控えめだがちょうど見ごろとなっていた。よく目立つのは真っ赤なヤブツバキの花だ。
草花ではキクザキイチゲとタチツボスミレ、ショウジョウバカマが寒風に揺れて寒そうに咲いていた。湿地に水芭蕉があるかと思って期待していったが残念ながら水芭蕉は見つからなかった。

〈控えめに咲く小ぶりのオクチョウジザクラ〉

〈ショウジョウバカマは白っぽいものからピンクの濃いものまで色々あった。〉

〈所々にキクザキイチゲの群生が見られるが、寒そうに風に揺られていた。〉

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寒いけど花は正確に咲く時を知る

2010-04-15 07:14:18 | Weblog
2010年4月13日(火)、会社のサクラが咲き始めた。この春は気温の上昇が一定でなく真冬と初夏が同居するような気候不順が続いている。しかし、庭先の花たちはほぼ正確に咲く時期を心得ていて、暖かくならないからと言って1週間以上も花が遅れることはまずない。
 昨年は全体に早かったが、このサクラは4月7日に開花している。今年は遅いと言われているが5~6日遅れである。平均開花日からの差をとれば、おそらく3日以内の違いしかないだろう。
 わが社の庭でサクラの他に今咲いているのは、ヤブツバキ、シデコブシ、スイセンである。ついこの前まで雪に埋もれていたのに、先日鮮やかな黄色いスイセンがいつもの場所で咲いているに気づいて驚いた。

〈寒い日が続いてもちゃんと咲始めたわが社のサクラ〉

〈木は小さいが毎年花はたくさんつけるシデコブシ〉

〈つい最近、自分が車を止めている近くに咲いていたスイセンにやっと気づいた〉
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目薬がまた1種類増えて4種類に!

2010-04-12 21:20:52 | Weblog
2010年4月12日(月)、先月の視野検査で緑内障の症状が最近少し進んでいることが分かり、今日の診察で目薬がもう一種類追加された。左目(手術済み)点眼薬1種類、右目(未手術)点眼薬3種類、飲み薬1種類である。点眼回数も1日1回のもの、2回、3回のものと薬ごとにまちまちである。それも同時に点眼できないので5分以上空けなければならない。これが毎日365日続くわけである。 点眼だけで一仕事である。
 これで治ってくれればいいのだが、残念ながら緑内障は悪くなるスピードを抑えることしかできない。毎日の生活を規則正しくしないと、とても続けられるものではない。その規則正しい生活のおかげで、どうにか健康が維持されていると考えれば、その波及効果は大きいと言える。
 そのせいか先週から家族全員風邪を引き、特に女房は孫たちが帰ったその日から案の定具合が悪くなって、一昨日と昨日の2日間は完全に寝込んでしまった。私とネコだけが何事もなく元気である。昨日は日曜日だったので、何十年振りかに食事の支度をした。と言っても卵焼きと味噌汁(冷蔵庫にあったタケノコとワカメと豆腐を入れた)を作っただけだが。あまりに久し振りだったため卵焼きは味が薄くパサついて今一だったし、みそ汁に至っては、母から「あまりしょっぱくて食べられないので具は別にしておかずにして食べて、汁は薄めて雑炊に作り直したよ!」と言われてしまった。自分では味噌汁は結構うまく出来たと思っていたのだが。
 いずれにしてもこれからは誰が先に倒れるか分からない高齢化家族になってしまったので、料理くらいはできるようにしておくべきだと改めて思った。学生時代には結構自炊していたのである程度の自信はあるのだが・・・。


<毎日この目薬を間違いなく決まった時間に点眼するのは結構大変なのだ>
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寿退社する男子社員の送別会

2010-04-11 08:48:02 | Weblog
2010年4月10日(土)、きょうは寿退社する男子社員の送別会を行った。過去に寿退社の女子社員はいたが、男性では初めてである。それも絵に描いたような完璧な寿退社である。
 彼は先ず婿に行って姓が変わる。新婦はそのまま勤めを続けるが、新郎は会社を退職したあとは家庭に残る。二人はマラソン仲間でもあったらしいが、常に先にゴールするのは彼女の方だったという。全ての面で一般常識の男女が逆転しているような感じだが、彼女は決して男っぽいわけではないし、彼も大学時代はワンゲル部に属していた山男である。神戸出身で都会育ちの彼が十日町で農業を始めるという。我が社の環境調査室では、山でも川でもフィールドで頼りになる男だったので彼の退職は痛手である。しかし、客観的に考えると、彼は最も正しい人生の選択をしたように思う。おめでとう。お幸せに!

<我が社にとっても久しぶりの祝賀会となった。>

<婿に行く新郎に唯一の独身女子社員から花束贈呈>

<決意を語る新婦>
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海洋深層水風呂

2010-04-10 11:14:35 | Weblog
2010年4月9日(金)、技術士会北陸支部の役員会が長岡市寺泊で開催された。北陸支部は福井、石川、富山、新潟の4県のため、新潟で開催するときは福井の人たちは大変である。金沢まで新幹線が開通すれば北陸支部の会議は東京で行う方が便利になる。逆に地方都市間を結ぶ在来線での移動はさらに不便になってしまう。困ったものだ。
 きょうの会場は「寺泊きんぱちの湯」といって、カニ料理と佐渡沖の水深300m以下から取水したミネラル分の多い海洋深層水を使った風呂が売りである。 たまたま、支部長の会社がここで海洋深層水の調査にかかわったという縁もあり、今回で2度目の利用である。お湯もいいが、カニと魚料理が結構うまくてしかも安い!
 本日のエクスカーションは柏崎の原子力発電所見学であった。2007年(平成19年)7月16日に発生した中越沖地震で大きな被害を受けた発電施設等のその後の災害復旧状況や稼働中の原子炉などを案内してもらった。さすがに施設内に入るのには厳重なチェックが実施される。事前の申請はもちろん、顔と名前が確認できる証明書類(運転免許証やパスポート)が必要で、空港にあるような金属探知機も通らねばならない。
 地震後の復旧工事は外見的には完了しているように見えるが、発電施設はまだ手つかずのものもあるという。施設内は一切撮影禁止なので写真は撮れなかった。
 視察を終えて、夕方「きんぱちの湯」に到着、今年6月に行う40周年記念行事の打ち合わせを中心に役員会を行った。その後、海洋深層水風呂に入り、残念ながら夕日は見えなかったが正面に日本海を望みながら海の幸を肴に、懇親会が始まった。
 コンパニオンは2人と少し寂しかったが、相変わらず技術士のジイ様方はお元気である。しかし、25周年以後のこの15年間で、新潟県の役員は5名が亡くなっている。

〈今日のカニはいつもより小さくて食べにくかったが味は良かった。〉

〈朝、部屋の窓からは遠くに米山が見えた。昨日は佐渡も見えたが今日は見えない。〉
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大学構内のクロマツ林が明るくなった。

2010-04-08 19:51:03 | Weblog
2010年4月8日(木)、今日は晴れるという予報だったので、学生実習の成果を受けて実施したクロマツ林の間伐後の後始末として低木層の整理に4人で出かけた。クロマツ林自体は間伐によってだいぶすっきりはしたが、低木層のヤブツバキやネズミモチなどの常緑広葉樹が繁茂して見通しが悪い状態だった。他にもヤツデやヒイラギ、アオキ、モッコク、トベラ、マサキなど、この辺りでは自然分布のない常緑の庭木類がたくさん生育している。
 ほとんどが鳥散布と呼ばれる鳥の糞に混じって散布された種子から発芽したものである。大学の構内なので特に見通しが悪いと防犯上好ましくないというので、できるだけ切りすかしてほしいという要望があった。
 学生実習で提案された中には、生物多様性の保全や自然の植生遷移がどうなっていくかの実験林として、あまり人工的な手を加えないという案もあった。
 しかし、クロマツ林の持続的維持管理と利用者の安全性や快適性の観点から低木は、かなり切りすかすことになった。まだ面積の半分は予算の関係で手つかずに残っているので、今はその状態と比較できるので却って面白い。ただし、今年残りの半分も同様に新3年生の実習の対象として整備されることになっている。林内が明るくなったことで今後どのような植物が侵入してくるのか、一応モニタリングできる調査区は設定しておいた。そこまで学生がやってくれるとありがたいが、残念ながら実習の時期が晩秋からなので草本は枯れてしまって特定は難しい。
 それにしても今日は久しぶりに体を動かしたせいか、思ったよりくたびれてしまった。明日は海洋深層水風呂のあるホテルでの会議があるのでゆっくり風呂にはいることにしよう。


〈林内に日が差し込むようになって確かに快適になった。〉

〈昨年実施したクロマツ林も明るくなって利用者は増えているようだ。〉
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