2019年7月27日(日) 阪神大震災で、小学生の少女「はるか」さんが亡くなった場所に、その年の夏咲いたひまわりの種から増やした種が全国に配布されている。 昨年人づてにもらったその種を庭に蒔いておいた。 それが見事に咲いた。 災害の悲惨さと人の命の大切さを伝え、人と人の絆を大切にする心を醸成しようという「はるかのひまわり絆プロジェクト」の活動である。 我が家のひまわりも種ができたら、その趣旨を添えて周りに配ることにしよう。
〈庭に咲いた「はるかのひまわり」〉
2019年7月27日(日) 阪神大震災で、小学生の少女「はるか」さんが亡くなった場所に、その年の夏咲いたひまわりの種から増やした種が全国に配布されている。 昨年人づてにもらったその種を庭に蒔いておいた。 それが見事に咲いた。 災害の悲惨さと人の命の大切さを伝え、人と人の絆を大切にする心を醸成しようという「はるかのひまわり絆プロジェクト」の活動である。 我が家のひまわりも種ができたら、その趣旨を添えて周りに配ることにしよう。
〈庭に咲いた「はるかのひまわり」〉
2019年7月19日(金) 新尾瀬沼ビジターセンターの建築工事の進捗状況の確認と現場の打合せに行くスタッフに同行して沼山峠から尾瀬沼に向かった。 ちょうど大江湿原はニッコウキスゲの花盛りの頃だ。 二ホンジカの食害で減少が危惧されている大江湿原のニッコウキスゲの大群落は、尾瀬ヶ原のミズバショウ群落と並んで尾瀬の代表的景観である。 年によって変化はあるようだが、昔と比べれば圧倒的に少なくなっていることは確かである。 しかし、尾瀬には今の時期ニッコウキスゲ以外に、ヒオウギアヤメやカキツバタ、ノアザミ、ワタスゲなどの花が咲き、目を楽しませてくれる。ビジターセンターの工事現場は、予定ではすでに鉄骨が組まれているはずだったが、悪天候が続いて大型ヘリが飛べず、工程的にかなり遅れている。 降雪前に屋根と外壁を完成させなければならない豪雪地の現場なのに、人力かヘリでなければ資材搬入ができないというハンデは、とてつもなく大きい。 長年尾瀬で仕事をしている地元の業者しかできない工事である。 しかし、後継者問題は同じで、今後の継続は簡単ではないようだ。
(オオシラビソの新葉が、薄暗い針葉樹林の中でみずみずしい輝きを放っている〉
〈沼山峠の登山道脇にはゴゼンタチバナの群生が多い〉
〈可憐なウラジロヨウラクの花(沼山峠)〉
〈大江湿原に出たところにワタスゲやニッコウキスゲに混じってハクサンチドリも見られる〉
〈回いの草に隠れてひっそいと咲いていたサワラン〉
〈大江湿原の代表種ニッコウキスゲ〉
〈沼尻との交差点〉
〈三本カラマツとニッコウキスゲ〉
〈ニッコウキスゲの群落に混じって咲くノアザミ〉
〈ヒオウギアヤメやカキツバタもニッコウキスゲと混生〉
〈天気が悪く、ヘリによる大型資材搬入が遅れていたビジターセンターの建築現場〉
〈新設されたウッドデッキから燧ケ岳を望む〉
2019年7月13日「(土)~14日(日) 会津柳津温泉の花ホテル滝のやで500回以上続いている講演会に、4月に続いて2回目の参加をした。 今回は第574回だそうだ。 只見線の全線開通に向けて福島県の奥会津地域と新潟県の魚沼地域との地域づくりの情報交換で、時々お邪魔している。 今日は小出駅から会津柳津駅までJR只見線で向かうことにした。 只見駅から会津川口駅まではバスの代行運転となる。 只見駅で降りると、バスの運転手(女性)が待っていてバスへの乗車を案内していた。 バスに乗る前に「トイレに行ってきます」と言うと、「あと3分で発射しますから急いでください」と言われた。 年寄りにやさしくないバス代行である。 20人乗りくらいのマイクロバスに10人くらいが乗っていた。 いわゆる「撮り鉄」が半分くらいだった。 会津川口駅から再び只見線のジーゼルカーに乗り換える。 会津柳津駅まで2両編成の後部車両に乗っていたのは、私を含めて7人。 私以外は全員カメラをかついだ「撮り鉄」であった。 柳津温泉の花ホテル滝のやでの講演会は地元の土木事務所の所長が取り組んでいる地域づくりのはなしだった。 前から面識のあるひとだが、講演を聞くのは初めてであった。 地域の魅力づくりへの取り組みや、取り組む人やグループ同士の連携の重要性などを熱く語った。 役人には珍しい貴重な人材である。 この小さな勉強会を、ほぼ毎週続けている宿のご主人には敬服する。 それもすべてUチューブでライブ中継しているのである。
〈只見駅に到着〉
〈花ホテルの講演会〉
〈柳津町の川霧の中のニールセン橋〉
〈車も通行できるつり橋もある〉
〈 まさに霧の上に浮かぶ橋〉
2019年6月30日(日)~7月6日(土) モンゴルの東ゴビ砂漠の緑化技術協力を10年前から続けてきたが、JICAの草の根技術協力事業のフェーズ1が終了してから、今年フェーズ2が採択されるまで、3年の時が流れてしまった。 この3年間に現地の状況がどうなっているかを事前に確認すべく、ドルノゴビ県のサインシャンドにプロジェクトの主要メンバー4人で出かけた。 今まで何度も東ゴビに来ているが、年間雨量が100ミリ程度しかないにも関わらず必ず雨が降る。 今回もウランバートルからの移動中、東ゴビに近づくと車窓から砂漠の中に架かる虹が現れた。 大した雨にはならなかったが、周辺に水たまりができていたので、昨日から降っていたようだ。 久しぶりにサインシャンドの現場に行ってみたが、3年のブランクは、やはり当初の計画通りにはいかない様々な課題を浮き彫りにしていた。 しかし、この課題が明らかになったおかげでフェーズ2での具体的な対応が可能になる。 1週間の行程でも現地まで片道2日かかるので、正味3日しか現地に滞在できない。 これからのカウンターパートの予定メンバーとの打ち合わせや、サイトの候補地調査などで、21時まで明るい時間を目いっぱい使って動き回った。 とても年寄りのする行動ではない。 おまけに外は40度以上で湿度は10%程度である。 ウランバートルに戻っても、資材の調達が可能かどうかなどの市場調査も行って、夕食を終えたのが21時頃、翌日は早朝5時に空港に向かわなければならない。 誰も倒れなかったのが不思議なくらいの行程であった。 今までもこんな感じの連続だった。 しかし、これからはもう少し歳を考えて行動しなければと改めて思った。
〈東ゴビ砂漠に虹が架かった。 今年はは雨が多いらしく、草が生えている場所が多い。〉
〈放牧のラクダが道路を横断していった。〉
〈フェーズ1の試験サイト〉
〈試験サイトに設置した地下給水用のタンク、メンテナンスがされていないため機能していない。〉
〈今回のメンバー、50代、60代が各1名、70代が2名〉
〈現地の温度43度、湿度10%〉
〈砂漠の中を走行中、スペアタイヤが外れて修理中〉
〈ウランバートルに近づくにつれて緑が多くなってくる。〉
〈ウランバートル市内は河川沿いに緑が多い。〉