たむたむの独り言

写真を中心にした情報です。

暴風雪波浪警報の日

2008-02-24 18:58:39 | Weblog

2008年2月24日、昨日から再び冬型となって強風が吹き荒れ、今冬一番の暴風雪となった。昨夜は強風のため地震の横揺れのように家が揺れた。恐らくこのあたりでは風速は30m以上に達していたと思われる。我が家のある海岸近くは雪が吹き飛ばされてしまうので、朝起きてみるとうっすらと白くなっている程度であった。しかし、裏の海岸道路では一晩で飛砂が路面を埋めてしまい、早朝から除雪車が出て除雪ならぬ除砂作業を行っていた。
 関屋分水の河口では、水門にぶつかって戻る波と、押し寄せる波が衝突した時には10m以上の波しぶきが真上に上がって圧巻である。こういう日は、この場所では色々な波の造形を見ることができて飽きることがない。ただし、寒くてとても長くは立っていられない。それでも対岸で写真を撮っている人がいた。

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環境テーマの学習発表会

2008-02-23 07:42:59 | Weblog

2008年2月22日、県内の小中学校が環境をテーマに取り組んだ学習成果の発表会が、新潟県自治会館で開かれた。発表会は、県が新潟水俣病の悲劇を繰り返さないように実施している小中学校への環境学習支援で、「ふるさと環境づくり宣言」による取り組みの一環である。
 発表は学習成果の単なる報告に留まらず、歌あり劇ありで各学校の工夫がこらされていて感心した。
 子供たちの理科離れが問題となっているが、このような取り組みに参加した子供たちは、自然に対する新しい興味をきっと何か見つけてくれるのではないかと思う。
 ただ、子供たちの発表を聞いていると、自然の川が身近にありながら、この環境学習がなければ多分そこには近づかなかったであろうと思われた。
 昔の子供たちの日常は全てが実体験であった。しかし今の子供たちは、あまりにも実体のないバーチャルな世界に偏りすぎている。

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氷の灯篭

2008-02-20 08:01:36 | Weblog

2008年2月19日、今年度、黒部川の環境調査の仕事をしている国交省黒部河川事務所にあいさつに寄った。そのついでに、最近運輸局のプロポで受注が決まった富山・石川の観光圏に関する調査の対象地の一つが宇奈月・黒部なので、冬の宇奈月温泉まで足を伸ばして様子を見てきた。何十年かぶりで宇奈月に来てみたが、昔と全く変わっていて記憶を辿ることはできなかった。息子が小さい頃、ここのトロッコ電車に乗せたら怖がって泣き叫ぶので、仕方なく途中の駅で降りて引き返したことを思い出した。
 温泉街の老舗お菓子屋さんの店先に、氷柱をくり抜いてロウソクを灯している氷灯篭を見つけた。温泉街全体でこれを行えば幻想的で売りになると思う。周囲に雪は山ほどあるので雪灯篭でもいい。気軽に楽しめる足湯もいくつか整備されており、スキー場もあるのでフルシーズンの誘客は可能な立地条件にある。最近は、台湾や韓国からの観光客が増加しているようだ。

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Aさんの出ている雑誌発見!

2008-02-17 18:50:34 | Weblog

2008年2月17日、 昨日、所属する写真同好会の例会が始まる前に立ち寄った図書館で見つけた本が欲しくなって書店に出かけた。そこで女房が、偶然知人の建築家Aさんが出ている雑誌を見つけた。特集のタイトルは「21世紀のボーダレスな世界を生きるニッポンの新鋭建築家20人+α」というもの。てっきりその新鋭建築家の一人として彼が紹介されているものと思った。しかし、記事を読んでみると彼の主宰する設計事務所が、多くの新鋭建築家を輩出していることの紹介であった。
 しばらく彼と会っていない私の頭の中では、Aさんは若手新鋭建築家というイメージのままであったが、彼は既に若手建築家を立派に育てている著名なアトリエ系設計事務所のボスであることを改めて認識し直した。最初に出会ったのは、磯崎新アトリエから独立したばかりの頃で今からもう20年近くも前になるだろうか?彼には万代シティの地下広場のデザインや福島潟自然生態園の設計に協力してもらった。その中心施設である潟博物館の設計によって日本建築学会賞を受賞し、その後の目覚しい活躍につながっていったことを私も誇りに思っている。

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海は荒海向こうは佐渡よ

2008-02-17 18:43:06 | Weblog

2008年2月16日、天気予報は毎日雪の予報が続いているが、昨日も今日もほとんど雪は降らず、風はやや強いが時々青空が見える。しかしこれも佐渡市と新潟市の一部だけで、そのほかの地域では今冬一番の積雪を記録したというニュースも聞こえてくる。
 海はさすがに大荒れで沖にも白波が立ち、離岸堤に打ち付ける波は10mほどもしぶきを上げている。しかし遠くに佐渡汽船のカーフェリーが欠航することなく両津に向かって行くのが見えた。
 今日は第4回の新潟水俣病市民講座があり、2人の患者(裁判上は未認定患者)さんの話を聞いた。水俣病患者に対する差別の話を聞くたびに、なぜ熊本の水俣病が既に起こっていながら、そして患者に対するひどい差別も経験していながら、それらが全く教訓化されることなく、10年近くたって再び新潟でも繰り返されてしまったのか?
 熊本の場合は、前例のない初めてのことだったため、奇病として隔離騒ぎまで起こったことはわからないでもないが、原因が公害病であることが明らかになっていながら、同様の差別がなぜ・・・。 

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吹雪の庄内平野

2008-02-14 17:17:37 | Weblog

2008年2月13日、早朝久しぶりに最上町に会議のため向かったが、今冬で最悪の気象条件の日に当ってしまった。昨夜から冬型が強まり、庄内平野は時折猛吹雪となって前が全く見えなくなる。上空は晴れても強風による地吹雪のため、視界は数メートルになってしまう。まるで雲の中を走っているようだ。
いつもなら4時間ちょっとで到着する予定が、6時間近くもかかってしまった。 荒天時は、電車にしたいところだが、JR羽越線余目駅とJR陸羽西線新庄駅での2回の乗換えが必要な上に接続も悪い。また、JR羽越線は数年前の突風による余目鉄橋付近の特急列車脱線転覆事故以来、強風の日はすぐに途中で運転が打ち切られてしまう。この特急は一人で最上町に行くときにはよく使っていたが、あの旧型の重そうな特急列車が風で飛ばされるというのは信じがたい。しかし、最上川が山間部から庄内平野に流れ下ったあたりは、風の通り道となっていて昔から強風の名所となっている。

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墨絵の世界

2008-02-12 19:45:26 | Weblog

2008年2月11日、新幹線の車窓から見た浦佐駅周辺の朝霧がたなびく雪原である。こういう日は必ず晴れとなる。
 今日は娘の嫁ぎ先の祖母が94歳で亡くなり、孫の面倒を見がてら少し早めに通夜に向かった。一年前くらいまではとても元気にゲートボールなどにもよく行っていたので、100歳までは大丈夫だと思っていたのだが・・・。
    

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やまの守り手発表会

2008-02-09 15:05:52 | Weblog

2008年2月8日、新潟県が主催する「やまの守り手発表会」というのが県自治会館で開催された。
 その中で、山形県金山町において「暮らし考房」という山村にしっかり根をおろして様々な活動を展開している栗田和則さんという方の講演が良かった。秋田県境のどん詰まりに生まれ育った現在64歳の元気なオヤジである。現在両親、奥さん、子供夫婦と孫たちの4世代が同居して暮らしているその小さな集落に、外国人も含めて年間1,500人もの人が訪れるという。一口で言えばグリーンツーリズムの実践であるが、主な活動メニューは、農林業体験、藍染め、杉皮染め、チェーンソウクラフト、、木工芸体験、イタヤカエデから採集する樹液を商品化したメイプルサップや地ビールの販売、B&B方式の民泊とショップ&カフェの経営などである。ユニークなのは哲学者の内山節さんを講師とした哲学熟を14年間も毎年続けていることである。
 しっかりとしたコンセプトの基に活動を40年近くも継続させてきた成果は聞く人を納得させる。

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関東地方は雪

2008-02-04 08:15:30 | Weblog

2008年2月3日、今朝早く熊谷に住む娘から、「雪が積もっている」と写真付の携帯メールが届いた(右下の写真、今日はいつもと逆で太平洋側の方がモノクロの世界である)。新潟市はうす曇りながら朝から穏やかな一日で、裏の浜辺にも犬を散歩させる人たちが結構多く訪れていた。海もこの季節にしては穏やかで、真冬の日本海のイメージはない。
 夜のニュースでは、関東地方のあちこちで雪道で転倒してケガ人が出ていると伝えている。明日の朝凍結でもしたら一体どうなるのだろう?病院がパニックにならなければ良いが・・・。新潟でも雪道で転んでケガをする人だっていると思うがニュースにはならない。
 屋根の雪下ろし中に転落して亡くなる人が毎年必ず何人かいるが、そのときはさすがにニュースになる。幸い今年は小雪のため、まだそういう事故のニュースは聞いていない。

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