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たむたむの独り言

写真を中心にした情報です。

ボードウオーク用板材の燻煙乾燥

2012-12-29 09:33:33 | Weblog

2012年12月28日(金) 先日製材したボードウオーク用の床板を、年明け早々から燻煙乾燥するために今日は燃料用の端材や製材屑を燃焼室に投入し、燻煙室に製材した材料を運び込む工程を見に行った。 燻煙乾燥に使う燃料は、製材過程で切り落とされた端材や製材屑を使い、これを不完全燃焼させて発生した煙でいぶしながら、約80℃になるよう温度をコントロールして約1ヵ月間かけて乾燥させるというものである。 温度のコントロールは燃焼室への空気の量で調節するもので、これはコンピュータではなく人の手で行われる。 したがって24時間乾燥室の温度は現場と事務室と社長の自宅で端末のモニターで確認できるようになっている。 それを見て社長から時々バルブ操作の指示がくるということである。 燃えやすい木材を火を使って乾燥させる訳だから常に火災の危険がある。 特に、不完全燃焼しているときは炎はほとんど出ないだろうが、何らかの理由で空気が入ってしまうと爆発的に燃焼しはじめるはずだ。 したがって乾燥室にも空気がはいらないように、シャッターの内側に空気を通さないゴム製のカーテンのような仕切りが設けられている。 乾燥室の壁面に数本の太いパイプがあり、煙はここを通って外部の煙突から排出される。 煙突で冷やされた煙からでた水分が木酢液として下のタンクに溜められる。 これを出来上がった製品に防腐・防虫剤として塗布する。 ボードウオークの床板に使えなかった雪国特有の根元の根曲がり部分は、曲線をもった木製ベンチに加工する。 これで間伐材を全て無駄なく使うことができる。 さらに数年おきに学生さんたちに木酢液を塗布してもらうことで耐久性を伸ばすことが可能と考えている。 一般に早く腐りやすいと思われているスギであるが、ランニングコストを含めた比較検討ができる実証データをとって行きたい。

〈製材端材を燃料として燃焼室に投入する。〉

〈隙間に切り屑も全て燃料として利用される。〉

〈ボードウオーク用に製材された板材〉

〈乾燥室に搬入開始〉

 

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大雪の予報に反して新潟市内は晴れて穏やかな日曜日

2012-12-24 08:51:04 | Weblog

2012年12月23日(日)、新潟の今日の天気予報はマークの背景が吹雪となっている。 警報こそ出ていないが大雪注意報か風雪注意報が出ている。 積雪予報は40㎝程度だとか。 しかし、朝から至って穏やかな天気で青空ものぞいている。 街まで買い物に出たがそれほど寒くもない。 お昼ごろ帰ったが天気がいいので自転車で近くを走ってきた。 だいたいTVの天気予報は新潟市付近にマークがでるため、知らない人は「新潟市は毎日雪で大変でしょう?」となる。 しかし、ほとんどの場合市内に雪は降らない。 佐渡島の位置と暖流の影響なのだろう。 ただし、大合併で新潟市も海岸部だけでなく、平野部へも広がったため、中には雪の多い地域も含まれるようになった。 しかし、それでも大したことはない。 と言って安心していると今年の1月のように60㎝以上も積もったりもする。 この冬は既に早々と積雪を見たが、今後のことは全く予想はできない。  この冬からは雪が積もっても駅まで歩かなければならないので新しいしい防寒ブーツを買ってきた。 これにスパッツとオーバーズボンがあれば雪の中でも大丈夫だ。 しかし、大丈夫でないのがJR越後線である。 マイカーの自粛やパークアンドライドを推奨しているのだから主要公共交通としてもう少しちゃんとダイヤを守ってほしい? 

〈海岸林の松林にも木漏れ日が差し込んで穏やかな昼下がりである。〉

〈さすがに波は穏やかとは言えなかったが海岸に立ってもそれほど風は強くない。しかし、散歩している人はいなかった。〉

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先日間伐したスギ丸太を木道の床板用に製材

2012-12-20 07:28:51 | Weblog

2012年12月18日(火) 私が設計したボードウオークの床板に使う間伐材の製材現場を見に行った。 これは同窓会で寄贈する大学の森づくりの園路に使うもので、先日山の伐採現場に学生たちと一緒に行って見てきた間伐材である。 製材の寸法は全てコンピュータで制御され、材料も自動的に送られる仕組みになっている。 今日はまず間伐材から柱状の材を切り出す大割と、それをさらに板状に挽く小割の様子を見学した。 大割では切り落とした端材がたくさん出る。 これは、次の燻煙乾燥の工程で使う燃料となる。 この工程は30日位かけて木材の燻製をつくるようなもので、材質が安定し、防虫効果もある。 この過程で木酢液がたくさんできる。 これを今度は完成後に防腐・防虫剤として塗布する計画である。 今回の園路のボードうワークには県産材の地産地消と利用拡大、間伐した材が製品になるまでの間に出る端材や木酢液なども捨てずに全て使い尽くして製品としての質も向上させるというシナリオである。 このことは今回の記念事業が単なる庭づくりではないことを寄付してくれた同窓生に理解してもらう必要がある。 特に森林・林業関の行政にいる同窓生には事前にPRして寄付をお願いすれば、もう少し寄付金の集まりも良かったかもしれない。

〈丸太は自動的に製材機の方に送られていく〉

〈製材の寸法はコンピュータで制御されている〉

〈床板の寸法に荒挽きされた板がどんどん出jきあがってくる〉

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国交省北陸地方整備局幹部との意見交換会

2012-12-15 17:47:46 | Weblog

2012年12月12日(水) ここ数年恒例となっている国交省北陸地方整備局の局長及び幹部と日本技術士会北陸本部役員との意見交換会がホテルイタリア軒で行われた。 今まではホテル日航新潟だったので案内文を再確認しなかったら間違いなく間違ってホテル日航の方に行っていた。 内容は主に北陸地方整備局発注の業務に技術士の評価を適正にしてほしい、というような要望や発注者側でも一層技術士の受験者を増やし、技術士の数をもっと増やして社会的認知度の向上に協力してほしい、というようなことが話題であった。 部門が21部門もあるため、例えば建設部門の「土質及び基礎」と応用理学部門の「地質」は共通する分野も多く、プロポーザルや総合評価の業務へのエントリーの際に、管理技術者の要件としてどちらの資格も同じように評価してもらいたい、というようなことも要望として出された。 この辺りは技術士を持っていないとなかなかわかりにくい部分だが、幸い局長は技術士の資格を有しているため理解が早くて助かった。今日のために福井からも泊まりがけで来ていた役員がいたが、北陸新幹線が開通してもこのルートは一層不便になると思われる。 地方都市と東京の間は便利になるが、同一新幹線のルート上にない地方都市同士はだんだん不便になる。 これってどこか間違っていやしないか?

〈危うく別の会場に行くところだった会議〉

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ついに初積雪

2012-12-09 16:25:44 | Weblog

2012年12月9日(日) 夕べ遅くまで暴風が吹き荒れ、今朝静かになったと思ったら雪が降り始めた。 昨日は早朝だけ電車が動いていたが、ほとんど一日中運休したままだった。 これは想定済みだったので、会社からの帰りは歩くつもりで登山用の雨具を持っていった。 久しぶりに歩いたが、強風の追い風を受けたせいで思ったより楽に歩くことができた。 今日もいつもと同じ電車で出勤したが、雪では電車は遅れなかった。 昼過ぎになってまた風が出てきたので、今日は雪の中を歩きたくないので早めに駅に向かった。 しかし、今日はまだ運転はしていたが20分以上遅れが出ていた。 グチャグチャ雪なので足をとられて歩きづらいので、今日は辛抱強く電車を待つ。 果たして明日はどうなるか? ちゃんと歩けるように防寒用のブーツを物置から引っぱり出して防水スプレーをかけておいた。

〈一日中やむことなく降り続く雪〉

〈単線のJR越後線は、一旦遅れが出るとダイヤはメチャクチャとなる。〉

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東尋坊温泉でセミナーと会議

2012-12-02 14:34:01 | Weblog

2012年12月1日(土)、昨日から日本技術士会のセミナーと今日午前中の北陸本部役員会に出席するため、福井県の東尋坊温泉に来た。 北陸本部は福井、石川、富山、新潟の4県で構成されているため、会議が新潟で開催すれば福井の人たちが、福井で開催されれば新潟の人たちが泊まりがけで出かけなければならない。 そこで、福井と新潟で会議がある時は、いつも行事を二つからめて、いずれにしても泊らざるを得ない日程を組む。 まる2日つぶれるのはきついが、別々に開催されて4日つぶすよりは助かるというわけだ。  今日は東尋坊に近いホテルが会場となった。 ちょうど越前ガニの時期に入ったので、今日の料理はカニずくしか?と期待したが、小ぶりの足がついただけで他にカニ料理はない。 それもそのはず、近くのカニを売っている店で値段を見たら、安いもので1匹6,000円、少し大きめのものとなると20,000円以上はする。 これでは、我々の5,000円会費の宴会では出てくるわけはない。  お昼に東尋坊で食べた1,580円のカニ丼にのっていたカニの量からすればかなり格安だったかもしれない。 しかし、帰りに並んで待ったカニ料理で有名な店の2,500円の海鮮丼にはカニのかけらも入っていなかった!

〈昨日の講演会は医療と原発と環境共生型事業についてであった。〉

〈ホテルの水槽に飼われていた越前ガニ。 生きているカニはゆで上がったカニほどうまそうではない。〉

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