たむたむの独り言

写真を中心にした情報です。

大学サイエンスフェスタ

2009-11-29 20:11:05 | Weblog

2009年11月27日(金)[2]、那須塩原15:30の東北新幹線で上野に向かう予定だったが、話が弾んで時間が延びてしまい、1時間遅れの新幹線になってしまった。上野に着いたのは17:30を過ぎていたが、今日は金曜日のため国立科学博物館は普段は17:00閉館なのが20:00まで開いていた。
 しかし、今の時間に入場する人はほとんどいない。今回はSTAGE-2の静岡大学、京都工芸繊維大学、熊本大学の3大学が参加していた。消火栓や火災報知機、排煙窓などの位置とその周辺の展示物の処理方法、照明機器の状況などを確認し、各大学の展示状況をざっと眺めてきた。しかし、この時間帯では入場者が少なく、ほとんど関係者ばかりという感じであった。
 各大学ともまったく違った方法やテーマであるため統一感はないが、それぞれ特徴が出ていてそれなりに面白い。
 特に京都工芸繊維大学は、専門の繊維である布を大胆に使ってデザインされていて、こまごました研究の解説がないのが却って面白く感じた。
 ちょうど今、こちらではかなり専門性の高い研究のこ難しいパネル原稿に四苦八苦していたときなので尚更であったのかも知れない。
 いよいよ来週からは具体的な搬入と設営の計画を立てなければならない。しかし、今日現在まだ、パネル原稿が完成していない…。
 帰りに国立西洋美術館の前庭の前を通るとイルミネーションがきれいだったので中に入って写真を撮ってみた。


〈なかなか大胆な発想で展示されている京都工芸繊維大学のブース〉

〈国立西洋美術館の前庭のイルミネーション〉

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国産の新しい薪ボイラ

2009-11-29 19:12:52 | Weblog

2009nenn

2009年11月27日(金)、新潟市内の会社が栃木県の製造メーカーと共同開発した薪ボイラの視察に栃木県大田原市に向かった。今日は、その帰りに東京に出て上野の国立科学博物館で開催されている大学サイエンスフェスタの開催中の会場確認をするのが次の目的だった。
 今日は私一人なのでJRで行くことにした。最初の目的地である大田原市へは上越新幹線で大宮まで行き、東北新幹線に乗り換えて那須塩原で下車するか、新潟から会津若松経由で郡山まで磐越西線線の快速で行き、東北新幹線に乗り換え那須塩原に向かうという2つの方法がある。
 帰りに上野に回るため、大宮経由では大宮-那須塩原を往復することになる。同じルートを通るのは面白くないし、新幹線ばかりでは運賃も高くつく。1時間少々の違いであれば、会津若松、郡山経由の在来線の方が趣もあって気分も良さそうだということで、郡山まで磐越西線で行く方法を選んだ。おかげで途中県境の山々の晩秋の風景や、会津磐梯山を車窓からのんびり眺めることができた。
 東北新幹線の那須塩原駅に降りたのも、太田原市へ行くのも初めてだったが、メーカーの方がわざわざ出迎えてくれたので助かった。
 新たに開発された薪ボイラが設置されている施設と工場を案内していただき、なかなか優れた古くて新しい技術に感心した。特に薪をはじめとする燃料の木質バイオマスは、乾燥させなくても生木のままで良いということと、1.2mの長さまで投入可能というのが気に入った。現場では生の杉間伐材を使っていた。が一回の投入で6~8時間持つというのもありがたい。ガス化して2次燃焼させることによる燃焼効率の良さなのだろう。

〈車窓から望む磐梯山〉

〈1.2mの長さの杉間伐材が使われていた新開発の国産薪ボイラ〉

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飲めない男の気分転換

2009-11-22 22:57:19 | Weblog

2009年11月22日(日)、ここしばらく休日返上で時間に追われる仕事を続けていたら、昨夜、依頼していた原稿の催促をあせりながらけんか腰でしている夢を見た。今急いでいるのは来月上野の国立科学博物館で開催される大学サイエンスフェスタに展示するパネル原稿を完成さることだ。しかし、何人かの担当教授から原稿が上がってこない。原稿が上がってきてからわかりにくい表現を修正したりルビをふったり、図表や写真の配置デザインなどを行って、やっと制作に回せるようになる。ここのところそんなやり取りや、展示の製作内容の詰めなどで余裕のない状況に陥っている。
 今日も、早朝から日曜出勤して催促メールを送ったり原稿のやりとりなどをしていたが、夢でまであせって仕事の続きをしているようではまずいと思い、今日は午前中で仕事を打ち切った。少し昼寝してから、夕方になって久しぶりに街に出ることにした。
 今日は普段とは違うことをしようと思い、まず小針駅からJR越後線で新潟駅に行き、歩いて万代シティまで行った。そこで地上100mの展望ができるレインボウタワーに450円を払って登り、新潟市の街なみの夕景と海の向こうにぼんやりかすむ佐渡の島影を眺めた。連休のせいかアベックや子供連れの客が結構多くてにぎやかだった。レインボウタワーを降りてから喫茶店(今では死語みたいだが)にはいってゆっくりコーヒーを飲んだ。ひとりで喫茶店にはいるのは何年振りだろう?外に出るとすっかり暗くなっていて、ちょうど万代広場でペットボトル10,000本で作ったという大きなツリー型のイルミネーションに発光ダイオードの光が灯ったところだった。数枚写真を撮り再び新潟駅に戻って駅ビル内のヨドバシカメラにいく。パソコンに周辺機器をつなぐコードなどを購入してホームに向かう。普通ならこういう場合一杯飲みに寄るところだろうが、残念ながら下戸にはそれができないのが悲しい…。

〈初めて一人で登ったレインボウタワーからの新潟の夕景、両側は若いアベックだった〉

〈ペットボトルのツリー。多分この仕事は今の展示製作に協力してもらっているM社の仕業だろう。〉

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海岸線の温泉街に広がる国有林

2009-11-19 07:57:52 | Weblog

2009年11月18日(水)、新潟県村上市の瀬波温泉はシーズンオフで観光客は少ない。調査地に隣接する高台に、かつては瀬波温泉のしにせホテルとして有名だった大きなホテルが草やぶに囲まれて荒廃した無残な姿をさらしている。この長引く不況は、あらゆる業種に及び、特に観光業界は厳しい状況と聞く。
 今日は、村上の海岸線に広がる防風保安林と瀬波温泉前の丘陵地の森林整備計画策定のための踏査に来ている。対象地は全て国有林であるが、こんな街中にある国有林は全国的にも珍しい。
 かつては白砂青松の松林が広がっていたらしいが、いまでは松くい虫の被害でアカマツがほとんど枯れてしまい、ナラ類が中心の落葉広葉樹林に移行しつつある荒れた感じの森林である。
 特に温泉街に隣接しているため、地元からは観光客の利用に対する遊歩道整備や景観整備への要望が出ている。
 国有保安林の機能維持や保全のための各種規制の中で、どこまで地元要望を取り入れた整備が可能かは難しい問題ではあるが、国有林も地域に愛着を持たれる森林整備を行うことは不可欠になってきているはずである。霞が関のお役人が納得する「保全と活用がうまく両立する計画」が求められている。


〈村上市の海岸線に広がる国有保安林。クロマツの植栽が始まっている。〉


〈かつては瀬波温泉の中心的観光ホテルだったが、今は荒れ果てた姿に変わってしまっていた。〉 

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教育プロジェクト事業という新しい試み

2009-11-10 21:39:42 | Weblog

2009年11月9日(月)、新潟大学が学生の実習を活用して学内の整備も同時に進めていくという教育プロジェクト事業を昨年度から開始した。学務部が整備に関する事業費を負担し、学生たちが実習の中で調査を行って計画案を練り、班ごとにプロポーザル方式で提案を行って、その中の優秀な案を中心にして実際に事業化していくというものである。
当社が昨年に引き続き、農学部3年生の実習をサポートしながら、指導教官とともに学生たちの提案を評価し、整備計画を決定し実際の整備までをサポートする業務を担当することになった。
 今日はそのテーマでの実習の初日で、まず学生たちに実際に企画提案をしてもらうための説明を行った。主には我々のようなコンサルタント会社がプロポーザル方式によって仕事を受注するときの具体的な事例を挙げて紹介し、提案内容がどういう視点で評価されて決定されるのか等について説明を行った。
 今年のテーマも昨年と同様、「景観に配慮した学内クロマツ林の整備計画」である。今年はさらに構内全体をフィールドミュージアムとして整備するための一環としての位置づけも加えられた。このシステムの新しいのは我々が非常勤講師として実習を受け持つのではなく、担当教官も一緒になって協議しながら、学生の実習をサポートしていくという業務を会社が契約を結んで実施する事業なのである。
これは無責任な非常勤講師の制度よりよほどいい方式だと思う。非常にフレキシブルで創造性がある。
 今日の学生の中には、今年の夏休みにインターンシップで2週間会社に来ていた学生もいた。実社との接点が広がって学生たちにとってもプラスになると思う。


<今年も去年と同じ雨の現場説明となった。発注者である学務部の担当者も同行したが、学生を含めてこの林に入るのは皆初めてだった。〉

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大河ドラマ「天地人」ゆかりの地米沢市

2009-11-07 22:58:57 | Weblog

2009年11月5日(木)、今日は毎年この時期に実施される取引銀行の日帰り研修旅行である。先週から今週にかけてオーストラリア行きで平日を何日かつぶしたため、本当は会社にいて仕事がしたかった。しかし役員をさせられているため出席せざるを得ない。今年はNHKの大河ドラマ「天地人」にちなんで直江兼続と上杉家ゆかりの米沢市周辺である。昨年は兼続生誕の地である魚沼地方へ行ったので2年連続「天地人」ツアーとなった。本物の愛の兜が展示してある上杉神社近くの宝物殿は前にも行ったことはあるが、休日であってもほとんど人は入っていなかった。しかし今日は平日であるにもかかわらず押すな押すなの入込である。駐車場には遠方からの観光バスが並び、お土産屋も混雑している。まさにNHKさまさまである。
あちこちに新しい看板や案内板が立てられ、急いで整備された様子がよくわかる。昼食は赤湯温泉にある上杉の別荘(旧上杉家赤湯御殿)で370年以上の歴史ある温泉旅館であった。そこの女将から、赤湯という名前は戦で傷ついた多くの侍がここで湯治をしたとき、傷口から流れた血によってお湯が赤く染まったという説があるという話を聞いた。茶色いお湯が出る温泉を赤湯と呼ぶことが多いが、ここは無色透明の透きとおったお湯であり、前から不思議には思っていた。その話は信憑性があるかもしれない。

〈参拝客が多い上杉神社〉


〈市の上杉博物館では天地人博なるものが開催されていた。〉

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香港の海鮮料理は私向きではなかった!

2009-11-06 19:54:42 | Weblog

2009年11月2日(月)[2]、ビクトリア・ピークからピークトラムで山を下り、ホテルの近くの海鮮料理専門店に行く。専門店といってもほとんどは路上にテーブルを並べただけのものだが…。最初から海鮮料理が食いたいと言っていたS君が代表で生簀の中で泳いでいる魚介類を注文してくる。わけのわからない料理がいろいろ出てくるがニンニク臭のするものが多く、私の食べられるものはほとんどない。
 近くに果物を専門に並べている市場があったことを思い出し、少し残っていた香港ドルを持って行ってみることにした。するとそこに中国人民元でもOKという看板が立っていた。もしやと思って出がけに余っていた人民元を持ってきていたので、私は急に気が大きくなって値段なんか見ないで、オレンジ、バナナ、ナシ、リンゴなどを山盛りの皿ごと買って戻った。お釣りを数えて逆算すると全部で何と400円くらいだった。私は夕食代わりにこの果物を食べたが、ほかのやつらは義理で一個ずつくらいつまんだだけだったので大量に余ってしまった。夜ホテルで少し食べ、朝食後に皆にノルマだと言って無理やり食べさせ、それでも余ったので帰りの機内に持ち込んで食後に食べたがまだ残っている。結局最後のリンゴを食べたのは新潟に帰る新幹線の中だった。


〈ピークトラムと呼ばれる登山電車がビクトリア・ピークへ運んでくれる。〉


〈車も通る路上で海鮮料理を食べさせる店が軒を連ねている。〉

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帰りは香港で一泊

2009-11-06 18:54:11 | Weblog

2009年11月2日(月)[1]、早朝4時に香港に到着。エアポート・エクスプレスは始発が5時半頃なのでそれまで空港ロビーのトイレでゆっくり顔を洗ったり用を足したりして時間をつぶす。始発のエクスプレスに乗って香港中央駅で地下鉄に乗り換え、とりあえず荷物を預かってもらうべくホテルに向かう。8時前であったにもかかわらずホテルのカウンターにいた愛想のいいお兄ちゃんは、快くチェックインをさせてくれた。 さすがにここにきて少々お疲れ気味だったおじさんたちにとっては大変ありがたいサービスであった。しばらく部屋で休んだ後、やはりせっかく来たのだから出かけようということになり、ビクトリア・ピークの夜景を見るまで、目いっぱい香港を歩き回る。夕日が沈む頃から展望台でビル群に明かりがともるまで1時間以上は粘って写真におさめた。しかし、三脚がないのでどうしても手ぶれが出てしまう。
 しかしやはり、100万ドルの夜景は圧巻である。それにしても人が多い。ピークトラムに乗って次から次へと観光客が送り込まれてくる。早めに行って場所取りをしたおかげで、手摺の最前列でカメラを構えることができた。三脚がないのが悔やまれた。




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シドニーは水辺だけでなく総合的な街づくり戦略ができている

2009-11-04 19:37:16 | Weblog

2009年11月1日(日)[2]、オペラハウスとシドニータワーのある中心部周辺をすべて徒歩で見て回った。ウオーターフロントはオペラハウスの周辺だけでなく、至る所にあり船で簡単に移動することができる。他に地下鉄と街中をリンクするかわいいモノレールがあり、人が集まり移動しながら楽しむ仕掛けがちゃんと用意されている。
無計画に郊外型の大型ショッピングセンターがあちこちにでき、本来はその街の歴史や文化、娯楽の中心であった中心商店街が至る所でさびれていくどこかの国とは街づくりの戦略が全く違う。新潟では、中心市街地のウォーターフロントの景観と公共交通の利便性の両面をにらんだ信濃川ウオーターシャトルが市民有志が株主となって就航しているがなかなか採算が取れないで苦戦している。やはり全体の街づくり戦略として市民と行政が知恵を出し合わなければ人口減少の中で街の活性化を実現するのは難しい。
 帰りにシドニータワーに登ってシドニー全体を見渡そうと思ったが、値段が高いのと時間がなくなったのとで残念ながらあきらめた。多分後になってあの時無理しても行っておけば良かったと後悔するような気がするが…。


〈水上バスが行きかう景観がよく似合う〉


〈かわいい遊園地にあるようなモノレールが町中を巡っている。〉

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シドニーのランドマーク、オペラハウスに行く

2009-11-04 18:41:40 | Weblog

2009年11月1日(日)[1]、今日はレンタカーを返して電車でオペラハウス周辺のウオーターフロントに行くことにした。
 さすがにオペラハウスは世界遺産に登録されるだけあってシドニーのウオーターフロントのランドマークとなっているだけでなく、周囲の高層ビル群や橋、行き交う船や海辺のデッキのカフェ、大木のある公園などとよく調和している。
 オペラハウスだけの写真を見ると少しグロテスクな感じもするが、全体のロケーションと、それぞれ眺める場所によって変化する建築の形状など、周辺を歩き回ってようやく実感できる。

〈このオペラハウスだけの写真だと、スケールアウトしているように見えるかもしれない。〉

〈正面広場から〉

〈反対側の岸壁から〉

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ユーカリの生き残り戦略を目の当たりに見た!

2009-11-04 17:24:51 | Weblog

2009年10月31日(土)、今日はキャンベラからタスマン海に面するベイタイマンズベイを経由して海岸沿いにシドニーまで約430kmを走る。昨日からの走行距離は約1,000 kmとなった。 この間にカンガルー3頭とコアラが1頭、車に衝突して死んでいた。カンガルーは草原にいるものとばかり思っていたが、事故死していた場所はほとんどユーカリの林の中を通る高速道路?(普通の2か4車線の対面交通で信号もあるが、制限時速が街中以外は100キロ前後に設定されている。)上であった。
 そのユーカリの林は最近森林火災があったらしく、人の背丈くらいから下は幹が黒こげとなっている。ところがユーカリだけは多くが生き残って新芽を出している。 頻繁に山火事が発生するオーストラリアでは、高木となる樹木ではこのユーカリだけがしぶとく生き残ることができる訳がよくわかった。

〈キャンベラからタスマン海に出るまでの景色はずーとこんなのどかな牧草地が延々と続く。〉

〈樹皮が焼かれても芽を出してくるすごい生命力のユーカリ〉

〈海岸線も美しいところが多く別荘地になっている。〉

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早朝ふたたびブルーマウンテンズへ

2009-11-03 22:20:29 | Weblog

2009年10月30日(金)、早朝朝陽に合わせて再びブルーマウンテンに行ってみる。これはレンタカーでなければなかなかできないことだ。
 昨日眼下に見えたユーカリの原生林が一面の朝霧で覆われ、一層幻想的な風景に出合うことができた。
 今日はキャンベラまで牧草地が広がる中を高速道路で約350km走る。今朝のホテルの朝食が一人当たり2,000円も取られたので、お昼は途中の直販所で果物を仕入れ、ガソリンスタンドに併設されているコンビニでサンドイッチと飲み物を仕入れた。
キャンベラの市内に昼過ぎに到着、木陰のある駐車場で市街地を眺めながら昼食をとる。同じことを考えるグループが後からやってきて、われわれの横でお昼を食べ始めた。どうやら香港か台湾からきた観光客らしい。
新しく都市計画された首都キャンベラの街はきれいで機能的ではあるが、歴史がないのは致命的である。やはり歴史ある古い都市と較べると魅力に欠ける。今日は市内を回る予定を変更して車で1時間ほどのところにあるナマッシ国立公園に足を延ばすことにした。そこでワニの子供のような大きなトカゲが道の真ん中にいて危うく車で轢きそうになる。車を止めて観察するが死んだように全く動かない。誰かが足で少し突っつくと、突然すさまじい勢いで走り去った。まるで昔テレビのコマーシャルで見たエリマキトカゲのような走りっぷりであった。


〈眼下の雲海。その状況は刻々と変化して見あきない。〉


〈ユーカリの原生林の上空を覆う雲海〉

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シドニー空港からブルーマウンテンズに直行

2009-11-03 22:06:12 | Weblog

2009年10月29日(木)、昼頃シドニーに到着。まず車を借りるため空港のレンタカーのカウンターに行く。事前に予約してあったので簡単にいくかと思ったが、どうやら最近高速道路の料金の支払い方法が変わったらしく、その説明が理解できなくて手続きに30分以上かかってしまった。結局どうなったか分からないうちに「あなた方はただ運転していけばいいようにしておいたから」と窓口のおばちゃんに言われてようやく出発と相成った。
車は韓国産のヒュンダイ自動車の8人乗りワンボックスだった。幹事はトヨタ車を予約しておいたのにと言っていたが今の車はどこのでも大差はなさそうだ。
まず、今日の目的地ブルーマウンテンズへ向かう。今晩の宿泊地もブルーマウンテンの観光基地ともいうべきカトゥーンバである。1時間半ほどでブルーマウンテンの見晴らし台があるエコ-ポイントに到着。スリーシスターズと呼ばれる3つの岸壁とはるか眼下に広がるユーカリの原生林を一望する。快晴ではなかったがさすがに世界自然遺産を一望するビューポイントだけあって素晴らしい眺めである。高所恐怖症のS君は、足もとから100m以上下にあると思われるユーカリの原生林を見て足がすくんでしまい、手摺には絶対近寄ろうとはしない。記念写真も少し手前で写すことになった。40年来の付き合いだが、そんなことは今まで全く知らなかった。人は見かけによらないものだ。それでいて飛行機は平気というのも矛盾していように思うのだが…。

〈シドニー空港でレンタカーを借りる。高速道路の支払い方法の説明が理解できず手続きに手間取る。〉

〈さすがに迫力のあるブルーマウンテンズの景観〉

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3年遅れの還暦同級生旅行

2009-11-03 21:53:11 | Weblog

2009年10月28日(水)、3年遅れの還暦同級会をいつものメンバーで挙行することになった。大学を卒業して40年、同じ研究室のメンバー6人が卒業直後はほとんど毎年の冬、苗場で集まってスキー同級会を行っていた。30代になってそれぞれがだんだん責任ある立場になってくると、毎年全員が集まるのが難しくなってきた。加えて体力の衰えもあってその頃からは数年おきにスキーが主ではない温泉旅行に切り替わっていった。
 40代になってさらに皆が多忙となり、開催間隔が5年前後に開いてきた。その頃から、いっそ開き直って海外に行ってしまおうということになり、もう20年近く前になるだろうか、5人が参加して最初はシンガポールに行った。その後50代になってからも6人で上海に行った。その時に60歳の還暦の年はオーストラリアに行くことで話がまとまっていた。しかし、60歳になってきっぱり仕事を辞めた奴もいるが、大方は仕事を続けている。
今日は、なかなかスケジュールが合わず伸び伸びになっていた還暦同級会なのだ。飛び石連休を挟むとは言っても仕事のスケジュール的にはかなり厳しい。しかし、昨年の暮れから幹事が苦労して全員の日程調整をしてやっと決まった日程だ。もう開き直るしかない。
 今トランジットの香港空港の出発ロビーである。私以外はどこかで飲んでいるに違いない。成田からの飛行機の中でも飲みすぎてほとんどろれつが回らなくなっている奴も約2名いる。うるさくて周りの人たちに迷惑をかけたに違いない。私は同じグループではないふりをしてできるだけかかわわらないようタヌキ寝入りをしていた。
 2時間経過したが誰も戻ってこない。私ひとり出発ロビーでモバイルパソコンに向かっている。

〈香港空港でのトランジット、まだ出発まで時間があるため閑散としている。仲間は飲みに行って誰もいない。〉

〈やがてシドニー空港に到着。8時間を超える夜中のフライトは結構つらい。〉

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