たむたむの独り言

写真を中心にした情報です。

水と土の芸術祭作品№30「海抜ゼロ」

2009-09-06 19:31:57 | Weblog

2009年9月6日(日)[2]、これが水と土の芸術祭の作品である。鉄製の通路が水辺に向かってゆるく傾斜、床も鉄製のメッシュになっている。水面になると水がメッシュの上になってくる。これは水面と同じレベルにしたつもりが、人の歩く重みでメッシュが下がり、水面より低くなってしまったのではないか?
 いずれにしても自然景観が広がる湿地の水辺にこのような鉄製の作品を設置するのはどうかと思う。とくに水面と陸地の間は最も生き物の多様性が高い空間である。そのもっとも重要な場所に鉄の構造物が突っ込まれている。
 この芸術祭の作品は水と土で代表される新潟の風土と調和できることが前提でなければならないと思う。
 その意味で今回の稲わらのオブジェは、この№30の作品と対照的な土と水の産物である稲を材料にしている。協賛というより対比としての展示のようにも思える理由である。


〈上堰潟公園にある水と土の芸術祭の作品は直線のスチール製通路のようなものだ。〉

〈人が歩く重みで海抜ゼロより床が下がってしまったように思える。〉

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稲わらの巨大オブジェ

2009-09-06 19:07:17 | Weblog

2009年9月6日(日)[1]、今は新潟市西蒲区となった角田山麓の上堰潟公園に、武蔵野美術大学の学生たちが中心になって製作した巨大な稲わらのオブジェが展示されている。武蔵美の学生たちは数年前から旧岩室村のまちづくりにかかわっており、これまでに当社も公園設計や地域おこしなどに協力したことがあった。この稲わらのオブジェは「マンモス」、「ネッシー」、「カメ」そして「わらの家」である。今日の地方紙の朝刊1面に写真入りで紹介されたため、きっと来園者が多いだろうとは思ったが、10時前でやっと臨時駐車場に止めることができたが、10分もしないうちに大渋滞になってきた。
  昨夜のニュースでは子供たちが作品に触っている様子が映されていたが、今日は作品の周りに柵が設けられていて触れることはできなくなっていた。触れられなくなったのは残念だが、同じ公園内の水辺にある水と土の芸術祭の鉄製作品より、この稲わらのオブジェの方がそのテーマに合致している。見物人も圧倒的に稲わらのオブジェに集まっていた。
 産直のテントにいた地元の観光協会の人に聞いてみたが、水と土の芸術祭とタイアップしてやっているという話だったが、どちらかというと逆の意味に取れるイベントである。
真実はどうなのかはわからないが…。


<稲わらで作られた巨大マンモス〉


〈これはネッシー、首の部分を何で支えているのだろうか?〉

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