たむたむの独り言

写真を中心にした情報です。

象潟(きさかた)にある陸の松島

2012-02-25 09:06:10 | Weblog

2012年2月24日(金)、秋田県の旧象潟(きさかた)町(現在は「にかほ市」となったらしい)に、象潟九十九島という景勝地があることを初めて知った。 秋田市での打ち合わせの帰り道、相方の担当者から聞かされるまで、今まで何度も近くを通っていたのに、全く気付かなかった。 今日は2物件の打ち合わせが午前中にうまく終わったため、時間のゆとりができたこともあって寄ってみることにした。 国道7号からは見えないため、走っていて気づく場所ではない。 水田の中にクロマツが生えた小山が点在し、まるで陸の松島のような景観である。 その小山には、いわゆる鳥海石と呼ばれる大小の石がランダムに配置されたような、自然なのか人工的なのかわからない石組がある。 一体どうしてこのような景観が田んぼの中にできたのか不思議だ。 水田に水が張られて、その背景に鳥海山を望む時のこの陸の松島の景色はきっと素晴らしいと想像できる。 今日は残念ながら鳥海山は雲の中だったが、不思議な景観は一見の価値がある。 帰ってからネットで検索したところ、どうやら200年くらい昔の大地震で地盤が隆起して陸になったらしい。 松尾芭蕉がここを読んだのは、松島のようにこのあたりがまだ海だったころのようだ。 今の景観はまさにミステリースポットと言えるのではないだろうか? 次回は田植え直後の、残雪の鳥海山が望める時期に来てみたい。

〈水田の中に松の生えた小さな島が点在する不思議な景観〉

〈すべての小山には名前がつけられている〉

〈自然か人工的かわからない鳥海石の石組がみられる〉

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なまはげのいる魚場酒屋

2012-02-25 07:57:56 | Weblog

2012年2月23日(木)、東北森林管理局での打ち合わせのため、午後から担当者と2人で秋田市に出かける。 雪は落ち着いたが小雨と霧で視界が悪い。 おまけに廻りは雪のため真っ白なのでまるで雲の中を走っているようだ。 それでも5時間足らずで秋田市に無事到着。 新潟より雪は少ないようだ。 途中の山形県内の海岸線もほとんど積雪がないところが多く、今年の新潟の雪の多さを実感した。

 ホテルについて支配人に、「この近くで郷土料理が食べられるお薦めの店はないか?」と尋ねると、「ようこそ秋田へ!支配人お薦め 近隣居酒屋マップ」なるものを出してきて丁寧に説明してくれた。 結局、郷土料理と地酒ならここがお薦め、という「なまはげが目印の魚場酒屋」という店に行くことにした。 雪が解けて歩きづらい歩道を数分歩いたところで、目印のなまはげを見つけた。 店内にはそこそこの客が入っている。 「きりたんぽ」や「稲庭うどん」は食べたことがあるので、きょうは「はたはたの焼物」と「比内地鶏の手羽焼き」、「横手焼きそば」などを注文した。 最初の生ビールの一杯は付き合ったが、あとは相方はもちろん秋田の地酒を注文。うまそうに呑むのを眺めながら比内地鶏の手羽焼きをかじる。 これはなかなかいける! 今度来たときもこれにしよう! 帰りには店員が外まで出て石を打ち合わせて安全祈願のおまじないをして見送ってくれた。 

〈店先になまはげが立っている居酒屋「魚場酒屋」網元の経営らしく刺身は新鮮でグーだった〉

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雪かき後遺症に温泉湯治

2012-02-24 21:03:55 | Weblog

2012年2月22日(水)、例年今頃の時期の平日に友人夫婦と近くの温泉に出かけている。 夕方早めに会社を早退し翌朝の10時頃には会社に戻るという少々あわただしい日程だが、それでもゆっくり温泉に入って食事をすることができる。 年度末の繁忙期にはこの上ない贅沢である。 それに今年は2月に入ってからの大雪で連日雪かきを強いられ腰が痛い。 ちょうど温泉湯治となって好都合である。 この時期、平日はどこの温泉宿も割安の宿泊プランを用意しているのがありがたい。 今年は弥彦温泉である。 多分客はそんなにいないだろうと思っていたが、予想に反して結構宿泊客が多い。 関東方面からのバスツアーの団体客もいる。 風呂に入る前に弥彦神社に参拝に行ったが、この雪の中でも泊り客らしい人達が結構お参りに来ていた。 正月の大混雑のことを思うと静かでいい。 2月、雪の弥彦神社はまるで別世界であった。  

 

〈今日は久しぶりに晴れて穏やかな日となった。 しかし、雪は多い弥彦神社〉

〈杉並木の奥にたたずむ神社の大門〉

〈ホテル屋上の大浴場からの夕景。 遠くには三条、燕市あたりの街明かりも見える。〉

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ついにスパッツをつけて通勤!

2012-02-18 17:58:10 | Weblog

2012年2月17日(金)、昨夜は新雪が新たに30cmほど積もり、いつも履いているブーツでは役に立たない。長靴でももぐってしまう。 朝が早いので歩道は全く踏み固められていないため、ほとんどラッセル状態となる。 やむを得ず登山用のスパッツを取り出してブーツの上につけることにした。 これは正解だった。 どんなに吹き溜まりに足を踏み入れても靴の中に雪が入ることはなかった。 その格好のまま電車に乗って会社に向かった。 雪が解けた後凍って滑りやすい歩道を歩くより、処女雪を踏みしめて歩く方がよほど快適だ。 しかしそのうちこの新雪が解け始めると、除雪されることのない歩道はデコボコになって歩きづらいことこの上ない。 もうしばらくの辛抱だとは思うが今年の雪には参った。 毎日の除雪で腰が・・・。

〈登山用のスパッツが通勤で役に立つとは思ってもみなかったが、これは正解だった。〉

〈毎朝の仕事は駐車場の雪かきから始まる。〉

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まだ降るか雪!

2012-02-11 12:40:19 | Weblog

2012年2月11日(土)、新潟市は、このところ1週間以上雪模様の日が続いている。 積雪は30㎝前後を行ったり来たりしている程度だが、気温が上がらないので雪が解けない。 通勤で利用しているJR越後線は最近この程度の雪でも運休や遅れが目立つ。昨夜は2時間以上遅れてきた電車で帰った。 朝も時々不通となるが、それが判ってからタクシーを呼んでも車は出払っていて無いし、外でも全くつかまらない。 よほど車を運転しようかと思ったが、路面が出ていない状況ではなおさら路側の境が良く見えなくて危険なためあきらめた。 この冬は新潟で車が運転できない不便さを痛感したと同時に、意外と一番当てになるのが路線バスであることがわかった。 歩くのは苦にならなくなったが、雪道は別である。 この一週間で何度か不注意のドライバーやマナーの悪いドライバーに危険な目にあわされたり、雪解け水をかけられたりした。 以前は自分も歩行者に対してそんな思いをさせたことがあったに違いない。 中国のどこかの都市みたいに、ナンバープレートの末尾が奇数か偶数かで、乗れる日を決めるようなことをして、ドライバーにも車を使えない日を設けるのは、渋滞緩和以外にも別な効果があるかもしれない。

〈昨夜も降り続く雪。 雪は降る電車は来ない ♪…〉

〈こうなってしまえば自転車も当分ダメである。〉

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トンネルのこちら側と向こう側

2012-02-05 16:46:33 | Weblog

2012年2月4日(土)、受託している尾瀬の植生復元調査業務の委員会を、さいたま市で開催した。 会場の埼玉会館は浦和の埼玉県庁の隣である。 環境省の関東地方環境事務所がさいたま市にあることや、委員の先生方の集まりやすさなどからなのだろう、例年ここで開催されているという慣例に従った。 我々は新潟を朝7時に出発し3名が車で浦和に向かった。 出発する時はみぞれ混じりの雨が降っていたが、やがてすぐ雪に変わり長岡市を過ぎる頃までは前方の見通しが効かないほどの降り方だった。 しかし山間部の方は逆に雪はやんで穏やかだった。 このところ続いた豪雪も一休みといったところだった。 関越トンネルの手前の塩沢石打SAにトイレ休憩に寄ったが、SAの建物の屋根には雪が1メートル以上も積もっていて全く雪下ろしをしたような形跡がない。 もしかしたら、雪下ろしをした後に再び積もったのかもしれない。 今にも押しつぶされそうな感じであった。 トンネルを抜けると今度は日差しが強く、このところ日の光に当っていない我々には眩しすぎる。 しかし、雪道で時間をとられる区間が少なかったため、ほぼ予定通り昼前には会場に到着した。 委員会は1時に始まり3時頃には終了の予定でいたが、委員の先生方からの熱心な意見で盛り上がり、結局終了は4時前となった。 報告内容には特に問題は無く無事委員会を終了。 また4時間半をかけて新潟にトンボ帰りである。 帰りの関越道からはちょうど夕焼けに浮かぶ富士山を遠くに望むことができた。 高坂SAに寄り、コートを着ないで外に出たが、夕暮れなのに全く寒いとは感じない。 もう春到来という感じである。 とてもトンネルの向こうとこっちが同じ地続きの日本だとは思われない。 異次元の世界である。 案の定帰りはトンネルの向こうは雪が降っていた。 夜9時、無事会社に戻る。 

〈雪でつぶれそうな塩沢石打SAの建物〉

〈関越トンネルのこちら側は雪の壁〉

〈トンネルを越えると雪はほとんどなくなり日差しが強烈となる〉

〈帰りの関越道からの夕日と富士山〉

 

〈夕暮れなのに暖かかった高坂SA。トンネルの向こうの塩沢石打SAの状況は想像がつかない〉

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