2017年1月28~29日(土、日) いつもの高齢者夫婦2組で会津東山温泉に出かけた。 厳冬期には珍しく穏やかな天気となった。 会津若松への途中、会津坂下町の金塔山恵隆寺 立木観音堂に初めて行ってみた。 弘法大師(空海)の作といわれる十一面千手観音像は国の重文に指定されている。 お賽銭をあげてお参りをしたあと、横を見ると「だきつき柱」というのが眼に入った。 その柱に抱きつきながら願い事をすると必ずかなえられるというものらしい。 こういうたぐいのものは、あまりやってみたいと思わないのでサッとなでただけで通り過ぎた。 観音像を見るのに300円の拝観料が必要とのこと。 既にお賽銭をあげた後だったこともあって、ご本尊は拝顔しないで帰ることにした。 どうせ眼の悪い私には、薄暗いところで観音像を見ても良くわからないからという理由もあったが・・・。 その後会津若松市街を通って3度目の東山温泉に向かった。 夕方早くホテルにチェックインしたが、次々と宿泊客が到着し、今日は満員御礼のようだ。 夕食はバイキングだったが、客が多過ぎて2交代制になったほどである。 温泉街には廃業した旅館やホテルも少なからずあったが、勝ち組と負け組みができた結果なのか? 翌日は何と快晴無風状態である。 磐梯山を眺めながら、裏磐梯の五色沼と桧原湖を通り喜多方へ抜けた。 喜多方ではいつも行列のできるラーメン屋で、大分並んで喜多方ラーメンを食べた。 15年ぶりくらいであったが、女房たちは味が少し変わったといって文句を言っている。 味などそのときの腹の減リ具合や体調で変わるものだと思うが・・・。 それにしてもこの店は息長く繁盛し続けている。 正直、私には並んでまで食べたいと思うほどではないように思うのだが・・・。 次は柳津に寄って「粟まんじゅう」を土産に買って新潟に向かった。 年寄りの温泉旅行ではあるが、まだ現役の私にとっては、生活にメリハリをつけるための貴重な時間であった。
〈祈願成就のだきつき柱〉
〈歴史を感じさせる三重塔もあった。〉
〈会津磐梯山もくっきり〉
〈五色沼は雪のため近づけず〉
〈桧原湖ではワカサギ釣りのテントがちらほら見える〉
〈柳津町の老舗の粟まんじゅう屋の看板娘〉