たむたむの独り言

写真を中心にした情報です。

酷暑に耐えた庭のブナが紅葉

2023-10-29 18:07:26 | Weblog
2023年10月29日(日) 今年の猛暑と乾燥に耐えた庭のブナが例年より早く紅葉した。 今年の夏は毎日35度を超す日が続き、雨も全く降らなかったため街路樹や公園の木は枯れたものも多かった。 木はいくら暑くても、そこから動くことはできない。庭の木には、毎日帰宅すると水やりが日課だった。 そのため、水道の使用量が急激に増えたため、水道局が水道管が漏れているのではないかと調べにきたらしい。それで何とかブナも持ちこたえることができた。 しかし、夏が終わる頃には、直射日光を受ける上層の枝につく葉が少し褐色がかってきた。 なので紅葉もよく見ると火傷のアザの跡ではないかと思わせるような色の変化が見られる。 今後も今年のような酷暑の夏が続けば、植物の分布も急速に変化していくだろう。 さしあたり、高温の環境に強いイネの品種の開発が間に合うかどうかだ。

〈何とか酷暑の夏を乗り越えて紅葉の季節を迎えた庭のブナ〉
〈火傷の跡のような感じの葉も〉
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季節はようやく秋めいてきたが、既に来春の準備を終えたタムシバ

2023-10-23 15:04:49 | Weblog
2023年10月23日(月) 秋晴れの清々しい天気だったので、外に出て深呼吸をしていると、何かがポトンと落ちてきた。 直後に少し風が吹いたら、続けてポトポト落ちてきたのはドングリの実だった。 今年は山の木の実が不作のため、クマが里や街中に多く出没している。 わが社ではブナは実を付けなかったが、ナラ類はそこそこ身を着けたようだ。 紅葉にはまだ少し早いが、ようやく酷暑の長い夏が終わって秋が来た感じがする。 玄関脇のタムシバは、定期的に水をやっていたので、青々として元気である。 よく見ると既に綿毛を被った来春の花の蕾ができている。 落葉するとこの花芽が目立つのですぐわかるが、この時期から花芽が出来上がっているとは知らなかった。
 今年の春はたくさんの花をつけたので、来年は少ないだろうと思っていたが、意外と蕾の数が多い。あと半年後だが、雪国の春の象徴ともいえるこの花がいっぱい咲き乱れるのを楽しみにしていよう。

〈駐車場のアスファルトの上に落ちてきたドングリ〉

〈もう来年の準備完了のタムシバの花芽〉


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草モミジには少し早かった尾瀬ヶ原2023秋

2023-10-16 14:02:07 | Weblog
2023年10月14日(土)~15日(日) 今年3回目の尾瀬行きは、すっかり尾瀬が気に入った「孫その2」も一緒に出かけた。
紅葉と草モミジを期待して行ったが、今年は紅葉が少し遅いのか、あまりきれいに紅葉しないまま終わってしまうのかはわからないが、それなりの秋の尾瀬ヶ原を楽しむことができた。泊まった山小屋は、明日で今年の営業を終えるという。 知らずに予約したが、来週だと泊まれないところだった。 例年は10月いっぱいは営業していたはずなのだが。
今回は1日目が快晴で、2日目が雨だったため、全く違う表情の尾瀬ヶ原を孫に見せることができた。行動するには晴れの日がいいに決まっているが、尾瀬は雨が良く似合う。
最近は、これが最後になるかも知れないと思いながら、毎年尾瀬に来ているが、今回は両方の表情の尾瀬を堪能できた。
雨を予想して孫娘に買ってやった少々子供っぽいポンチョが、とても良く似合ってかわいかった。とても大学生には見えない。
あっという間に成長して独り立ちしていく孫たちを見ていると、もう少し子供でいてほしいと思うことがある。
そのことをわかっていて、まだ子供のように我々に接してくれている孫は、やっぱりかわいいと思うジジバカであった。


〈まだ少しもの足りない紅葉だが、晴れてすがすがしい空気感は格別だ〉
〈草モミジも今一つだったが、秋の尾瀬ヶ原は花がなくても美しい〉
〈少し風があって逆さ燧はくっきりとは見えなかったが、その風がちょうど心地よかった〉
〈コロナ前に登った至仏山、今ではもう登れそうにないため、あの時登っておいてよかったとつくづく思いながら眺めた〉
〈日帰り客がいなくなった尾瀬ヶ原の木道が夕日に反射して光っていた〉
〈雨の中を散歩に出発〉
〈帰りが登りなのはきついが、年を取るとこの方が下るより安全なのだ〉
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今年の同級会も東京で

2023-10-13 07:59:18 | Weblog
2023年10月11日(火)~12日(木) 大学時代の同じ研究室の仲間5人で、卒業以来50年以上、ほぼ毎年1回集まって旅をしている。若い頃は、学生時代に研究フィールドの宿泊拠点として世話になった「神楽スキー場」近くの民宿に、毎年2月にスキー目的で集まっていた。しかし40才前後から、翌日の足腰の痛みが仕事に響くようになってきたため温泉旅行に切り替えた。40代後半頃からは、それぞれが最も働き盛りで責任も重くなり、スケジュールを合わせるのが難しくなってきたことと、円高が進んだ(現在の倍近くの価値はあった)こともあって、集まるのは3年に一度くらいにして、そのかわり海外旅行に行くことにした。それが70代前半まで続いたが、新型コロナウイルスの拡大によって海外旅行はもちろん、集まることも中断していた。
それが昨年から、そろそろ集まろうということになり、皆が集まりやすい東京で集まることになった。昨年は東京での第9のコンサートを聴く会、今年は小石川植物園で緑の中を歩く会、と一応テーマを作って集まっている。今年の参加者は4名、一人は大腿骨骨折のリハビリ期間中で欠席となった。しかし、残りの4人は今のところ歳相応の身体的機能低下はあるものの元気な後期高齢者たちであった。
最近ではこの同級会も、ほとんど安否確認の意味が大きくなった。今回の企画で連絡を取り合わなかったら、1名の欠席者が入院していたことはわからなかった。
さて、小石川植物園は何十年かぶりに訪れたが、日本庭園を見てようやく以前の記憶が少しつながった程度で、ほとんどは記憶に残っていなかった。。しかし。木々は巨木とも言える大木が多く、さすがに歴史ある植物園であることを感じさせる。翌日の帰りには、武道館側の何とか門から、皇居の中を通って東京駅まで歩いてみたが、ここも大木が多くて風格のある緑地になっている。小石川植物園や、新宿御苑、神宮の森、皇居などの広大な緑地があるだけでなく、鉄道や河川の沿線にある緑道や、街中の街路樹も大木が多い。歴史的な建築物が残りにくい日本の都市にとって、大木が残る緑地が、都市に風格を与えていることは確かである。
今回は、長い駅の階段の昇り降りを含め、1日2万歩近く歩いた。ほかの3人が平気そうなので弱音は吐かなかったものの、山に登るより疲れた。多分、他の3人も同じことを思ってたのではないかと思うが・・・・。年寄りのライバル心か?バテたのが私だけだったとすれば、やはり悔しい。しかし、次回は温泉旅行にしないか?と提案しよう。
〈小石川植物園んの入り口の看板。今も東大が管理しているらしい。〉
〈入口正面の植物園らしい雰囲気のアプローチ〉
〈怪しげないわれのある木も。リンゴもブドウも実はついていなかった。〉
〈ヒマラヤシーダの巨木〉
〈クスノキの巨木。とにかくでかい木が多い。〉
〈この日本庭園だけが記憶に残っていた。〉
〈巣鴨で地下鉄の乗り換えついでにとげぬき地蔵に寄ってみた。〉
〈皇居の中もとにかく広くて緑が多い。〉

〈江戸城の天守閣のあった天主台の石積はさすがに安定感がある。〉
〈天主台の上からの眺め。訪れている人の90%は外国人観光客で人種も多様だった。歩いていて日本語を聞くのは稀だった。〉
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角川武蔵野ミュージアム

2023-10-02 19:35:12 | Weblog
2023年10月1日(日) 今日、今度は「孫その2」が三味線サークルの発表会を早稲田の大隈講堂でやるので見に来てほしいと言うので、わざわざ東京まで出かけた。開演時間が17:00とのことなので、その前に前から見たいと思っていた所沢の角川武蔵野ミュージアムを見てから行くことにした。この美術館は隈研吾の設計で、斬新な外観や展示手法で、マスコミにもよく取り上げられていたので興味があった。
建物は、まるで巨岩が地表に突き出た感じの、建物らしくないフォルムと質感を持った建造物だ。事前にネット情報で概要を検索していて、館長が松岡正剛で、展示の企画段階から深くかかわっていたことを知った。建築家の隈研吾が建築設計を担当したユニークな美術館という程度の認識しかなかったので、中身のことは本をテーマにしていることくらいしか知らなかった。
しかし、館内の本の展示を見て、既成の常識的分類による配列とは異なる多様な関係性で関連付けられる、一見異種と思われる本が集められた書棚がたくさん並んでいるのを見て、松岡正剛のコンセプトが表現されている感じがしてなるほどと感心した。それを手に取って自由に見られるのもいい。残念ながら印刷文字がほとんど読めなくなった私にはできないが、一日中本を眺めているだけでも楽しめるミュージアムになっていた。
中には、所沢の名物?「さつまいも」をベースにしたスィーツが食べられるカフェもある。久しぶりに新鮮な刺激のあるミュージアムを見た感じがした。
〈外観は異様な感じのフォルムと質感をもった建築物だ〉

〈今日は日曜日だったが、思ったほど混雑はしていなかった〉
〈全体は5階建てのかなり大きい建築物である、〉
〈図書の展示がユニークである〉
〈違い棚で異質性と関連性や連続性を表現しているらしい〉
〈吹き抜けの大空間の書棚では、定期的にプロジェクションマッピングが行われていた。チームラボの演出らしい。〉
〈ゆっくり本を見ていられる場づくりになっている(空いていればだが)〉


【「孫その2」の三味線演奏発表会】

「孫その2」は、3才くらいからピアノを習っていたが、中学では吹奏楽部でトランペットを、高校ではアルトサックスを吹いていた。それが何故だか大学では三味線同好会に入ったという。
まだ5ヶ月しか経っていないのに演奏会に出て三味線が弾けるのか?と思うのだが、もともと音感の良い子だったので、やれるのかも知れない。孫たちは、2人とも早大生ではないのに、なぜかサークルは2人とも早稲田のサークルに入っている。なので、今日は発表会も大隈講堂になっている。
早稲田大学は、60年近く前の受験以来である。合格して高円寺に下宿まで決めてあったが、迷った末、その後合格発表があった地方の国立大学を選んだ古い過去の記憶が蘇ってきた。
孫たちには、「もしジイジが早稲田を選んでいたら、お前たちはこの世にはいなかったのだよ」と話しておいたが、まさに人生は、その時の選択次第で大きく変わる。孫たちの元気なパフォーマンスを見ていると、その時の選択は結果オーライだったと思う。ただ、早稲田に行っていたら吉永小百合と同級生になっていたはずなのが残念だった。
ところで、三味線の講演会だが、着物を着て出るというから、私はてっきり昔風の三味線演奏を想像していたが、演奏が始まって、それが全く思い違いであることが分かった。ようするに現代風にアレンジされた演奏で、和太鼓や現代風の踊りとのコラボなど、やはり若者らしいパフォーマンスになっていた。
孫たち新人グループの演目は「となりのトトロ」で、全く想像できない曲目だった。ラインで送られてきた練習曲は、いわゆる昔風の三味線曲だったので、面食らった感じだった。
翌日は、孫が2人ともアルバイトをしている池袋の西武デパートへ行き、「孫その1」がいる地下のケーキ屋に寄って売り上げに少し貢献して働きぶりを見てきた。「孫その2」は授業のためバイトは休んでいたが、同じフロアの中華料理の総菜屋なので、そこでも今晩のおかずに、多少なりとも売り上げに貢献して帰ることにした。


〈もう60年近く前になる受験以来の早稲田大学大隈講堂〉

〈雰囲気はわかったが、残念ながら私の眼では孫がどこにいるかはわからなかった〉

〈和太鼓との共演もあって、なかなかの迫力だった〉

〈池袋の西武デパ地下のケーキ屋さんで、「孫その1」の働きぶりを見て、多少の売り上げ貢献をしてきた〉
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