たむたむの独り言

写真を中心にした情報です。

清津峡渓谷トンネルグランドオープン

2018-07-29 18:15:49 | Weblog

2018年7月29日(日)昨年から北京に本社のあるMADアークテクツと共同企業体で実施設計を進めていた清津峡渓谷トンネルの内部とエントランス施設のオープニングセレモニーが行われた。今日から始まる大地の芸術祭妻有アートトリエンナーレのオープニングに合わせたものだ。今回の清津峡渓谷トンネルの施設も大地の芸術祭の作品としても位置付けられている。エントランス施設にはトンネル掘削時に湧き出た温泉を利用した足湯が2Fに、カフェが1Fにある。トンネル内部は改修し、新しく清津峡を体感できる芸術性のある作品として整備されている。是非訪れてもらいたい。 http://www.tokamachishikankou.jp/natural/kiyotsukyo/tunnel/

〈オープニングのテープカット〉

 

 

〈足湯の頭上は潜望鏡のようになって渓谷の様子を見ることができる〉

 

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暑かった尾瀬

2018-07-22 12:26:20 | Weblog

2018年7月21日(土)今年の夏は早くから猛暑が続き、各地で記録的な高温状態の日々が続いている。こんな真夏の暑い時期には山へは行かないことにしていたが、仕事で土曜日に尾瀬に行くという会社のスタッフがいたので、女房と2人で乗せて行ってもらうことにした。早朝5時前に新潟を出発し8時前に戸倉の駐車場に着いた。既に強い日差しが照り付ける9時頃、鳩待峠から山ノ鼻に向かって下り始めた。登山道は森の中なので強い日差しは避けられるが無風のため蒸し暑く汗が噴き出してくる。山ノ鼻に着く前にすでに汗ビッショリになっていた。これから先の日陰のない尾瀬ヶ原の木道歩行が思いやられた。しかし、歩き始めると日差しは強いものの、風が吹き抜けて意外に涼しく感じた。ただそれも午前中で、昼近くになるとさすがに暑くて汗が噴き出してきた。竜宮小屋には昼前に着いたが、小屋の周辺のベンチは昼食をとる人で一杯であった。しかも木陰がなく炎天下である。我々高齢者は熱中症の危険もある。小屋の中へ入ってみるとそこは結構涼しかった。すると女房が「休憩一人500円」という看板を見つけた。食堂を開放してお茶付きで休ませてくれるのだ。すぐに申し込んだが、案内された食堂には他に客は誰もいなかった。おかげで涼しい室内でゆっくり昼食をとることができた。小屋の中に入らないとこのサービスがあることはわからない。炎天下で汗をかきながら昼食をとる人たちを窓の外に見ながら、少し贅沢をさせてもらった。高齢者にとってはありがたいサービスだった。会社のスタッフはこの近くで調査をしていたが、山ノ鼻での集合時間を決めて、我々は一足早くヨッピ橋経由で牛首に戻り山ノ鼻へ向かった。山ノ鼻から鳩待峠までもうひと汗かき、16時過ぎに峠に着いた。途中熱中症で倒れている人がいたが、団体ツアー客でガイドもついていてトランシーバーで救助隊と連絡を取っていたので、そのまま脇を通り過ぎた。我々も熱中症の一歩手前という感じで、やっとの思いで鳩待峠にたどり着いた真夏の尾瀬行きであった。

〈先月来た時にはなかった看板である、熊の出没が増えた?〉

 

〈竜宮に向かって木道を黙々と歩く〉

〈ノリウツギの花盛り〉

〈まだ咲き残っていたニッコウキスゲ〉

〈池塘と至仏山〉

〈カキツバタの紫が良く目立つ〉

〈竜宮小屋近くから燧ケ岳〉

〈今年は雨が少なく湿原が干上がっている場所もある〉

〈最も暑くなる時間帯に咲くヒツジグサ〉

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中ノ沢渓谷森林公園と天然スギの巨木

2018-07-22 10:15:29 | Weblog

2018年7月20日(金)何十年か振りに中ノ沢渓谷森林公園(新潟県阿賀町)に行った。ここは34年前に私が担当して調査設計を行った森林公園である。今回その改修計画を立てることになり、その業務を当社で受注したため、久し振りに現地へ行ってみた。驚いたのは当時の調査範囲からは少し外れているものの、天然スギの古木が数多く点在していたことである。当時この存在に気付いていれば、この森林公園の魅力をもっと高めることができたに違いないと思う。しかしこの天然スギの存在が知られるようになったのは最近の話らしく、地元の集落の人たちだけが知るだけだったようだ。知られるようになったのは、新潟大学農学部の紙谷教授が調査に入ってからで、まだ10年ほどしか経っていないらしい。今日はたまたま現地に来ていた紙谷教授(今年定年退官して今は名誉教授)が現地を案内してくれたおかげて、初めてあがりこの形状をした天然スギの大木を見ることができた。この周辺にはこれよりも大きいものも多く、恐らく千本以上が点在していると言われているが全容はまだ明らかになっていないらしい。次回には少しじっくり調査してみたい。また、34年前に私が設計した子供たちの水遊び場を兼ね、両岸の園路をつなぐ天端を飛び石状にした床固工がまだ残っていた。上流側の堆砂を除去すれば昔のような浅い子供用プールが復元できそうだ。これはぜひ実現させたい。

〈あがりこの形をした天然スギの大木、千年は生き続けてきたのではないだろうか〉

〈スギとは思われない形をしている〉

〈飛び石と床固工の役割は果たしているが、堆砂のためプール状の水遊び場はなくなっていた〉

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