たむたむの独り言

写真を中心にした情報です。

伊勢湾台風を思い出させる大型台風10号

2024-08-29 17:04:43 | Weblog
2024年8月29日(木) 新潟市に住み始めて60年になるが、これまで台風被害の記憶はない。
、今日は大型台風10号が九州に上陸した。 中心付近の気圧は930hp前後で、最大瞬間風速は70mに達するという。
65年前、伊勢湾台風が紀伊半島に上陸した時は929mb(当時の単位はミリバール)だった。
当時は愛知県境に近い岐阜県の鵜沼町(現在の各務原市)に住んでいた。 ほぼ台風の進路上だったため、猛烈な暴風によって、雨戸もガラス戸も吹き飛ばされ、家の中を風が吹き抜けていった。 ちょうどその夜は父は宿直で不在だったため、母と祖母と中学生だった私の3人で、屋根瓦が飛んでくる屋外へ布団をかぶって匍匐前進で空き家になっていた隣の家の玄関先まで逃げた。 風が収まるまで頭から布団をかぶったまま暴風雨の中、ずぶ濡れになって隣の玄関先で耐えた。
 風が収まった翌朝、家に戻ってみると家の中は雨が吹き込んで畳はびしょ濡れ、家具や建具などは使えない状態になっていた。
 しばらくは同じ官舎で空いていた隣の家で寝泊まりしながら跡片付けをした。 家の中は無事だった他の官舎でも壁が壊れ、屋根瓦は飛ばされていた。
 後で死者と行方不明者が5,000人近くいたことを聞いて驚いた。 その時、各地から送られてきた衣類や食糧などの救援物資はありがたかったことを思い出す。
 こんな悲惨な状況にならないことを祈るしかない。
まさに日本は災害列島である。

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佐渡に沈む夕日

2024-08-18 19:11:45 | Weblog
2024年8月16日(金)  今年のお盆は、母と熊谷に住む娘の義父の新盆であるため、今日は熊谷に墓参りに出かけた。 行きは新幹線だったが、帰りは母の墓参りにくる娘たちの車に乗せてきてもらった。 家に帰り着くころ、ちょうど夕日が沈む時間になった。 孫その2が、海に沈む夕日が見たいというので、裏の海に寄ってみた。  車を止められる場所に着く前に夕日は沈んでしまったが、まだ佐渡の向こうに残照が残っていた。 今日は孫その1は仕事で来られず残念だったが、それでもお互いの家族が、お盆の間に、両方の墓参りをすることができた。 しかし何といっても今日は、台風7号が関東地方を直撃しないで外れてくれたおかげである。 

〈佐渡の向こうに沈んだ夕日〉
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庭のブナが危機

2024-08-14 18:46:00 | Weblog
2024年8月13日(火) わが家の庭のブナの様子がおかしい。今日は樹の先端の葉が茶色く偏食し始めた。
これは明らかに木くい虫の仕業だと思い、根元を改めて良く見てみた。 案の定、地際に1㎝ほどの孔があいている。
 目が悪い私には少し前に見た時にはわからなかった。 今回は明らかな症状が出てきたので、周りの笹を刈り取って確認した。 これはかなりやばい状況である。 とりあえず穴の中に薬剤を流し込み、根の周りを少し掘って、たっぷり水をやった。
 すると2~3時間後に、枯れたと思った先端の葉が緑色になって生き返った。 信じられない回復力である。 昨年の猛暑で弱ったのだろうと思っていたが、そうではなかった。
気付くのがもう少し早ければ良かったが、ギリギリのところで枯らさずにすんだ。
全体の葉も小さく黄ばんでいたが、これも回復してくれるだろうか?
やはり高山に生育している樹種を平地に植えると虫がつきやすくなる。 ナナカマドも同様で、昨年は枯れかかっていた。 やはり木くい虫にやられていた。 薬はつけたが、手遅れだろうと思っていた。 しかし、これも何とか枯れずに今年は花も付けた。
 今まで少し放置しすぎた。これからは根元をよく注意して木くい虫にやられないよう気を付けよう。

〈こんな大きな孔が…。中はかなり食われていそう。〉
〈葉も小さく黄色っぽくなっている。〉
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八色の森と魚沼の里

2024-08-01 16:55:10 | Weblog
2024年7月30日(火) 南魚沼市に行ったついでに、久し振りに八色の森公園のワイナリーと池田記念美術館に行ってみた。 いずれも我が社の設計だが、30年近くは経っているだろう。 今もちゃんと営業されていてほっとした。
この公園にはかなりの事業費がかかっている。 まだバブルのころの計画だったためだが、今の日本の経済状況では、こんな大規模な公園は作れない。 費用対効果を考えると課題は多いが、公共の公園内での制約を見直して、もっと民間事業との連携を図れば、もっと活性化することは可能だと思う。
その前に寄った八海山酒造の『魚沼の里』は、酒造会社が整備したミニテーマパークのようなものだが、平日にもかかわらず入場者が多かった。
園内には多様な酒類の展示販売だけでなく、ソバ屋やクッキーづくりの体験コーナー、カフェや地元のお土産ショップなどが、自然を生かした山麓に点在している。 入場料は無料で、お花畑や園路も整備されていて、公園として一般来訪者に開放している。
八海山酒造のネームバリューはあるにしても、公共の公園の活性化のヒントはあると思う。


〈池田記念美術館のアプローチ〉

〈水に浮かぶ美術館、管内ロビーからは、水面に映る逆さ八海山が見える〉
〈魚沼の里の酒の展示〉
〈自然の庭に、こじゃれた建物が点在する〉
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