たむたむの独り言

写真を中心にした情報です。

鶴岡市温海(あつみ)

2016-02-27 21:59:52 | Weblog

2016年2月26日(木) 冬の日本海の荒海と時折吹き付ける吹雪の海辺に道の駅「しゃりん」は建っている。 しかし積雪はほとんどない。 明日はここに聞き取り調査に伺う予定だが、今日は同じ温海地区の山沿いの菅野代と一霞という集落に伺った。 海岸から内陸に向かうにつれて積雪が増えてくる。 特に温海温泉を過ぎると急に雪が多くなる。 菅野代の集落は海岸沿いとは比較にならない積雪だ。 屋根の雪下ろしが日常であることを示す仕掛けもある。 廃校となった小中学校が公民館として利用されている。 集落内を歩いてみたが、誰一人見かけることはなかった。 地域から学校が無くなる事が、過疎化の進行に拍車をかける。 伺った「焼畑あつみかぶ」生産農家も後継者がなく、自分の代で終わりだろうと話していた。 地方創生の道筋は厳しい。 

 〈海沿いにある道の駅しゃりん。風は強いが雪はうっすら白くなる程度である。〉   

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 〈山沿いの菅野代の集落は雪が多く、道路も凍てついてバリバリである。〉

 〈屋根雪下ろし用のスロープが常設されている。〉

 

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満足の咲花温泉

2016-02-20 20:28:10 | Weblog

2016年2月19日(金) ふるさとクーポンで割安の宿泊券を知人から手に入れ、友人夫婦と一緒に咲花温泉に出かけた。 ちょうどこのところ腰が痛くて靴下を履くのも一苦労である。 ゆっくり温泉につかって少しでも痛みが軽くなることを願って、早めにチェックインすることにした。 温泉街に近づくとイオウの香りがしてきて温泉への期待が高まってくる。今回宿泊したホテルは望川閣である。 新潟市内から1時間以内で行けるため、これまでも何回か来たことはあった。 しかし10年以上も来ていなかったので、お湯の特徴などは全く覚えていない。部屋に案内されると、3間続きの和室の一室が囲炉裏部屋になっており、非日常のイメージが演出されて、なかなかいい感じである。 到着後、仲居さんが火をおこした炭を届けてくれた。 早速温泉に行く。 ありがたいことに温泉の温度がそれぞれ異なる浴槽があり、3つの浴槽から自分の好みに合わせて入ることができる。 これで少しぬるめのお湯にゆっくりつかることができた。 温質も良く、お湯の色も薄く透き通ったグリーンやブルーで気持ちが良い。 食事もおいしく、十分満足できるものであった。

 

 〈部屋の窓から見る阿賀野川〉

 〈囲炉裏部屋がある和室〉

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快晴の清津渓谷

2016-02-18 18:16:39 | Weblog

 2016年2月18日(木) 現在策定を進めている業務の地元説明のため、清津峡温泉に出かけた。 今日は立春を過ぎたとはいえ、雪国はまだ真冬である。 しかし、何と雲ひとつ無い快晴である。 しかも、昨日降った新雪が輝いてとても美しい。 めったにないタイミングの好日である。 清津峡トンネルは冬季閉鎖中であるが、4か所の開口部からの雪の吹き込み状況を調査するために、定点カメラを設置させてもらっている。 今日は来たついでに、そのカメラのチェックのために特別に鍵を開けてもらって中に入った。 開口部から渓谷の景色を見ると、改めて雪の少なさがわかる。 今年は例年とは比較にならないほど少雪だと地元の人は言っている。 雪下ろしをほとんどしなくていいような冬は記憶にないという。 このくらいの積雪であれば、冬季閉鎖の必要jはないのだが・・・。 一方、スキー場は営業期間が短くなって経営が圧迫されるし、魚沼コシヒカリにとっては、春以降の水不足が懸念される。 雪国では雪の降り方一つで、生活にかかわる一喜一憂がある。

 〈駐車場の積雪状況。例年は少なくともこの何倍かはあるようだ。〉

 〈清津川の川面にも新雪が積もって美しい。〉

 〈ほとんど直壁の柱状節理には雪が着かない。〉

 〈第4開口部のパノラマ展望所からの眺め。普通はこの景色は見られない〉

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遅ればせながらの初詣

2016-02-15 18:01:23 | Weblog

 2016年2月13日(土) 今年に入ってから、夫婦して体調がイマイチで、二人して交代に病院通いをしているような有様である。 この1か月で、二人合わせると、眼科、皮膚科、歯科、整形外科、消化器・循環器科、内科、はり灸・整骨院などなど医者を渡り歩いている。女房が「今年はどこへも初詣に行かなかったからじゃないの?」というので、遅ればせながら、家から歩いて行ける神社に行くことにした。 とはいっても歩けば1時間近くかかる新潟市西区の坂井神社に行ってみた。住宅街の中にある神社だが、高台にあるため、通りがかりには全く建物は見えないが、意外と立派な拝殿がある。お賽銭箱に近づくと、センサーがキャッチして雅楽が流れる仕組みになっている。周りには全く人の気配はない。お賽銭500円を入れてお参りをする。果たして効果はいかに? 

〈坂井神社は住宅地の中の小高い丘にあるため、ほとんど通りがかりには見ることができない。〉

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焼畑あつみかぶ

2016-02-05 18:58:26 | Weblog

2016年2月3日(水) 山形県鶴岡市温海地域では、400年以上前から焼畑で栽培されている赤カブ(ブランド名「焼畑あつみかぶ」)が特産品として有名である。 いつも温海を通る時には、国道7号沿いの道の駅しゃりんに寄って「あつみかぶ」の漬物をよく買った。 色々な銘柄のものが販売されているが、その時には、全て焼畑で生産された赤カブだと思っていた。 しかし、実はそうではないらしい。  今回仕事としてかかわることになって初めて知った。 焼畑栽培ではないものも多く出回っているようで、焼畑で生産された赤カブは「焼畑あつみかぶ」というブランド名とロゴマークで差別化されているとのこと。  価格もやや高く設定されている。 かつて天皇陛下が温海温泉に宿泊された時、夕食に出された「焼畑あつみかぶ」があまりおいしいので、おかわりをされたという話を市の職員から聞いた。 先日、高いブランド品と安い無印の赤カブ漬けを買って食べ比べてみたが、味はいずれもおいしく、はっきりした差は感じられなかった。 味の決め手は焼畑の栽培方法なのか、畑の傾斜や土壌の違いなのか、はたまた加工時の味付けなのか? 今後調査してみたい。

〈温海温泉の奥にある一霞(ひとかすみ)集落が元祖焼畑あつみかぶと言われている。雪に埋もれたかぶの加工販売所〉

〈バスは朝夕2本づつしかない一霞のバス停〉

〈お昼に寄った温海温泉の蕎麦屋にもかぶ漬けがメニューにあった。ただし、この表現は焼畑ではないようだ。注文して食べてみたが、やはり大きな差はなく、おいしかった。〉

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