OGUMA    日々軌 小熊廣美の日々新

規格外の書家を自認している遊墨民は、書は「諸」であるという覚悟で日々生きている。

気楽に綴らせていただきます。

掟破り

2011年07月25日 | 書道・筆文字
掟破りはいっぱいの私だが、書には二度書きはなじまない。
今日はそれも咎めず、書き順も、ま、いいっかー、というノリでのワークショップだった。

写真は掟破り①の私の見本。90センチ四方の紙に、
太めの筆で一画目。
細い筆で二画目。
三四画目は、刷毛。
使う筆の見本である。作品じゃないよ。

そして今回のWSにお付き合いしていただいた方は日本舞踊家を目指す若手の方中心。
書家の発想にはない面白いものたくさんありました。

「空」を書いていったら、犬の顔になっちゃった。
と、その通りに。
「鴨」が上下に伸びて、4つの点は、こぼれるように下に流れたが、パンチが利いた点でいい仕上がり。
末広がりで、という「八」は、パリに持っていっても観られる作品。
とかいろいろ。

今日は、デザイン書やインテリア書という概念をとらえてみよう、という発想であった。
前売り口上に「中途半端なデザイン書やインテリア書…」と書いた私ですが、心あるデザイン書家やインテリア書家の方には失礼な言い方であった。
ただ、大勢は、中途半端で、みるのが辛い。
ただ、大勢の、伝統書も辛いのだ。

以前紹介させていただいた「鶴」はこの4日間のイベントで3度目の展示。思いがまたつながったかな。
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