OGUMA    日々軌 小熊廣美の日々新

規格外の書家を自認している遊墨民は、書は「諸」であるという覚悟で日々生きている。

気楽に綴らせていただきます。

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2021年10月08日 | 日記

日野駅の構内を降りていくと、「誠」のポスターと、「燃えよ剣」のポスターがいっぱい。

結論からいうと、今度の「燃えよ剣」は、岡田准一の燃えよ剣、のようだが、彼の身体にかける情熱みたいなものには好感を抱く。

さて、硯を頂きに知人の社長を訪ねにあがる。そこには、嵐のMJと同じ名前の化学が専門の方がいて、いそうでいない面白い方であった。がそこでの話はまたあとで。

そこを後にし、ふるさと歴史館経由で、甲州街道沿いにでて、ぶらぶら。井上源三郎記念館の前に出る。ラッキーなことに、当主が庭にでていた。旧知の仲である。第一、第三日曜が、土方館、佐藤館も共通して開館日であるが、平日ながら開けていただく。駅を降りた後、源三郎の墓参りをして居たので、源さんのおはからいだと思った。

記念館でみた源三郎の書と土方の書の違いは、もともと違うのが当たり前だが、師匠の違いも大きいのかな、と感じた。その記念館の斜め前のお寺には「日埜義貴之碑」があるが、源さんはその方に習ったとか。わりと几帳面な字をかかれる源さんである。

また近くに、とんがらし地蔵があって、目がよくなるお地蔵さんは、剣士もいつ死ぬかわからぬ身であるから、辻々のお地蔵さんも大事にするとは現当主のお話し。

その日は、国立で夕方から教える日であったので、記念館で「土方歳三うどん」を生徒のお土産にする。井上源三郎うどんはない。

たしかに土方は、かっこいい。子孫のお嬢さんまできれいだ。だが、やはり人には一人ひとりの生き方があり、六番隊長の井上源三郎のいぶし銀にも惹かれるようになったのは、少し人生がわかってきたということか。こちらの現当主もなかなかの男前だが。

記念館のある付近もなんか落ち着いて気持ちいい場所だった。

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