個展「龍+」では、龍を書くこと多かったが、もう一つ「嘉辰(かしん)」も多かった。
“よき日”ということだが、来年の干支「辰」もあって、暮れから新年にかけてトレンディーな言葉になるかな。
「嘉辰」と気持ちよく書いた、と思ったら最後の払いの伸びがも一つ欠けた。
ボツにしようか、、、でも全体は気に入って、いい動きだが、、、考えたあげく、そこに訂正印というか修正印を捺せばいい、と。
なかなかできないですよ、普通の書家には。と開き直って、グレートアーチストは違う、とうそぶいた。
売れ残ったのは、お客さんの審美眼が確かだったから。大したもんだ。
訂正印は「如意」。心のままに、という印だ。