OGUMA    日々軌 小熊廣美の日々新

規格外の書家を自認している遊墨民は、書は「諸」であるという覚悟で日々生きている。

気楽に綴らせていただきます。

菊之丞故郷へ還る

2015年12月05日 | 文化・芸術
地方を旅する大衆演劇のドサ廻り一座のミステリーシリーズ3本の完結編である。
横浜から池袋へ移動中、昼もあんパンをくわえながら劇場へ滑り込む。

わが愛する劇団娯楽天国である。
開演前の音楽から、今回は演歌である。
主人公の高畑の洋装姿より、浴衣かかげた女座長ぶりが好きである。
座長の小倉のシナリオも凝って笑わせてくれたが、若手の沢井がここのところ、はまってきて、鷲巣や関口らのレギュラー陣と肩を並べるようになってきた。
鋭い目つきも売りになってきた。

気持ちいい劇団のファンは若い人からお年寄りまでいる。
6日まで下落合TACCS1179だが、もうチケットはないかな。

泣かせながら笑わせ、笑わせながら泣かせる劇団、娯楽天国。
座長小倉もえらいもんだ、と思う。


木枯らしや千変万化の人の道

付け句には、

人生あきたら高畑加寿子


マンネリ化した一家に、たまに高畑がいると人生は楽しいだろう。
コメント
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