OGUMA    日々軌 小熊廣美の日々新

規格外の書家を自認している遊墨民は、書は「諸」であるという覚悟で日々生きている。

気楽に綴らせていただきます。

コラボ

2012年03月30日 | 書道・筆文字
「如水(水の如し)」と呼吸を大切にしてなったものに、添うように扇子のデザインをしてくれたのが久保紀波さん。

染色作家として着物や帯など墨を基調とした作品に人気があるが、もともと扇子作家として知られた方だ。
小川の和紙組合が彼女に講演をお願いしたのが縁で知り合い、今はなくなってしまって残念でならない青山「寿々木」での彼女の個展で、初コラボ。

扇子のことはよくわからなかったが、品格をもった扇子は耀いてくれた。
あれから10年くらいになるかもしれない。

前に評判が良かったので同じようなもの、ではいけない、と悩んだ。
紀波さんも同じだった。
画家中川一政は随筆の中でたしか、そういうものは「贋作」と位置付けていた。

銀座5丁目、三笠会館並びの「日々(にちにち)」に、久保紀波さんとのコラボ扇子が久々に並びます。

久保紀波展
時 4月13日から18日
所 銀座・日々


場所など詳細は、私のHP「ニュース」の中から「日々」にとべますのでよろしく。


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