OGUMA    日々軌 小熊廣美の日々新

規格外の書家を自認している遊墨民は、書は「諸」であるという覚悟で日々生きている。

気楽に綴らせていただきます。

要町の仙人

2011年10月15日 | 文化・芸術
熊谷守一筆による長谷川利行碑。
上野の不忍の池の中に浮く小島の神社の脇にあった。確か。
守一をちょいと調べている時に、偶然見つけた。神様のお導き?

昔のデジカメに入っていたデータから今頃出てきたものの一枚である。
守一の遺族の方から長谷川利行の強烈なエピソードを聞いたのは覚えているが、中身を思いだせない。原稿にもしなかったと思う。
覚えているのは、二人とも貧乏だったこと。
夢で食いつないだ、といいたいが、利行はそんなきれいごとで済まなかったようなことを聞かされた不確かな記憶……。

なので、守一の筆から、二人の友情とエピソードを想像してください。

今夕、新宿駅で偶然、堀越千秋さんと遭遇。この方も仙人に近い。
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