OGUMA    日々軌 小熊廣美の日々新

規格外の書家を自認している遊墨民は、書は「諸」であるという覚悟で日々生きている。

気楽に綴らせていただきます。

今年は扇子

2011年06月06日 | 文化・芸術
今年の夏は、扇子で。それも小熊の…。という方がいてくれて嬉し。
いくつかを披露したなかの一点が写真にある通りだが、この扇子はいわば大胆にオリジナルなものだ。
デザインは書の一部分からである。私自身の扇面制作で紙3枚を使用している。前後2枚はうすく楮紙を自ら漉いたもの。
中の一枚は反故としたものの中から再生を図り、漉いたものに即合わせて、糊付けはしていない。

さて、その方は、「逍遥遊」と淡墨で書いたものを扇子に仕立てたもので今年は過ごしてくれるという。感謝。
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