![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/74/532aeeb100c15c33e2228fd18d049192.jpg)
のんびり気軽にさんぽがてら。
週一回更新となり、どうにか首の皮一枚という感じですが、そんな書き出しもいちおう五年目となりました。
ちらほら来て頂ける皆さま、本当にありがとうございます。
現在は「沖田畷合戦」の真っ最中なんですが、やはり年明けということでそれに相応しい(かもしれない)ネタをお届けいたします。
去年は、ちょうど見つけていた「戦国武将バスボール」でした。
今回はモノ(写真参照)もあったので…
「どうか景気が良くなりますように!」
…そんな願いを込めて、神様としてみました。
そうした訳で、今年一回目はヒンドゥー教の人気者、「ガネーシャ」について書いていきます。
ただ、持ってる資料限定的で、さして詳しい訳でもないので、だいたいの触り程度で。
どうですかー、↓この独特なフォルム。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/bc/d1fba1a3ed8fd2db07adbd57206eedf4.jpg)
像の頭に太鼓腹。
牙のうち、片方が折れているのが特徴です。
もしヒーローモノに登場したなら、間違いなく敵役になってしまうだろうこの方。
本来はヒンドゥー教(昔は「婆羅門教」)の「シヴァ」神の息子さん。
「ガネシャ」、「誐那鉢底(がなはてい)」とも呼ばれるほか、本来は別の神(夜叉?)であった「毘那夜伽(びなやきゃ)」と同一視されているみたい。
そっち調べたけど、よく分かんなかったですが。
長い信仰の中で色々と尾ヒレがつき、名前とか伝承とかが様々になってしまった~というのが真相のようです。
ヒンドゥー教三神のうち破壊を司る「シヴァ」、女神「パールヴァティー」の子供。
このうち「パールヴァティー」さんは「ウマー(烏摩)」という別名があり…そうです、「降三世明王」が踏みつけてるお二人なんですね。
その誕生話についてもいくつか説があるようですが…一般的と言われるものをひとつ。
旦那「シヴァ」の留守中に子供が欲しいと思った、妻「パールヴァティー」
自らの垢を集めて人形をつくり、そちらから子「ガネーシャ」が誕生しました。
彼を自分の部屋の見張り番として立たせていたところ、「シヴァ」が帰宅。
見張り番「ガネーシャ」は自らの役目を全うすべく、見知らぬ「シヴァ」を追い返そうとしました。
一方の「シヴァ」も、妻の部屋の前で仁王立ちしている、見知らぬ「ガネーシャ」に驚き…なんと、その首をすっぱーんとはねてしまったのです。
ひでえ。
さすがは破壊神。
勝手に子供を創っちゃったのもどうかと思いますが、ともかく子供の無残な姿を嘆き悲しんだ「パールヴァティー」がため、はねた頭を探して世界を飛びまわった「シヴァ」
しかし結局見つからず、最初に出会った像の頭を代わりとしたのでした。
そんな、適当な…。
もう、神様ってハチャメチャですね(笑)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/64/5b96c322205dc30b903e9556bc41abd8.jpg)
※大きさはこれくらい。
「シヴァ」神の軍勢を統べる将神「ガネーシャ」
悲惨な誕生秘話を持っていた彼ですが、愛嬌ある外観と、知恵と文学、富と繁栄…など現実的なご利益から、庶民の間で大いに信仰を集めたのでした。
特に商売繁盛の神様として祀られております。
これが仏教にも取り入られ、「歓喜天」あるいは「聖天」として、最強クラスのパワーもつ存在になってます。
そのため、各地にある「聖天堂」はほぼ非公開・秘仏。
住職さんですら、お姿を見たことないということもあるようです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_en1.gif)
[関連記事]
⇒ 仏像の種類 (お父さんのための仏像講座) [前編] [後編]
⇒ 木彫の技法について (お父さんのための仏像講座)
⇒ 五大明王 (お父さんのための仏像講座)
⇒ お寺で動物ウォッチング「鳥獣座について」(お父さんのための仏像講座)
⇒ 不動明王 (由来 容貌 信仰)
⇒ 不動明王坐像 (東京・金剛寺)
⇒ 降三世明王
⇒ 大威徳明王
⇒ 金剛夜叉明王
⇒ 軍荼利明王
⇒ 太元帥明王 (前編 後編)
⇒ 孔雀明王
⇒ 愛染明王
⇒ 烏枢沙摩明王
⇒ 四天王編 (お父さんのための仏像講座)
⇒ 一度は行きたい・奇祭「かなまら祭」 (川崎市・金山神社)
⇒ サトちゃん菩薩立像 (全国・薬局店頭)
⇒ 重文 ピョンちゃん天立像 (全国・薬局店頭)
⇒ 重文 ケロちゃん観世音菩薩坐像 (全国・薬局店頭)
⇒ 国宝 オノデン坊や権現立像 (東京秋葉原)
⇒ 戦女神 アテナ (ギリシャ神話)前編 後編
⇒ ハヌマーン (ラーマーヤナ)
⇒ 手水のつかいかた (上野・清水堂)
⇒ 全自動・御手洗所 (東京・大円寺)
⇒ 無料・公衆電話 (天龍寺)
⇒ お寺と亀 (川崎大師・平間寺)
⇒ 水琴窟 (京都・妙心寺退蔵院、正法寺)
⇒ 曼荼羅ってなんだろう
★宜しければ応援クリックお願いします。 ⇒ 【人気blogランキング】
※人気者なので、当然ながらアイテムも多くありました。
たとえばこんな感じ。
週一回更新となり、どうにか首の皮一枚という感じですが、そんな書き出しもいちおう五年目となりました。
ちらほら来て頂ける皆さま、本当にありがとうございます。
現在は「沖田畷合戦」の真っ最中なんですが、やはり年明けということでそれに相応しい(かもしれない)ネタをお届けいたします。
去年は、ちょうど見つけていた「戦国武将バスボール」でした。
今回はモノ(写真参照)もあったので…
「どうか景気が良くなりますように!」
…そんな願いを込めて、神様としてみました。
そうした訳で、今年一回目はヒンドゥー教の人気者、「ガネーシャ」について書いていきます。
ただ、持ってる資料限定的で、さして詳しい訳でもないので、だいたいの触り程度で。
どうですかー、↓この独特なフォルム。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/bc/d1fba1a3ed8fd2db07adbd57206eedf4.jpg)
像の頭に太鼓腹。
牙のうち、片方が折れているのが特徴です。
もしヒーローモノに登場したなら、間違いなく敵役になってしまうだろうこの方。
本来はヒンドゥー教(昔は「婆羅門教」)の「シヴァ」神の息子さん。
「ガネシャ」、「誐那鉢底(がなはてい)」とも呼ばれるほか、本来は別の神(夜叉?)であった「毘那夜伽(びなやきゃ)」と同一視されているみたい。
そっち調べたけど、よく分かんなかったですが。
長い信仰の中で色々と尾ヒレがつき、名前とか伝承とかが様々になってしまった~というのが真相のようです。
ヒンドゥー教三神のうち破壊を司る「シヴァ」、女神「パールヴァティー」の子供。
このうち「パールヴァティー」さんは「ウマー(烏摩)」という別名があり…そうです、「降三世明王」が踏みつけてるお二人なんですね。
その誕生話についてもいくつか説があるようですが…一般的と言われるものをひとつ。
旦那「シヴァ」の留守中に子供が欲しいと思った、妻「パールヴァティー」
自らの垢を集めて人形をつくり、そちらから子「ガネーシャ」が誕生しました。
彼を自分の部屋の見張り番として立たせていたところ、「シヴァ」が帰宅。
見張り番「ガネーシャ」は自らの役目を全うすべく、見知らぬ「シヴァ」を追い返そうとしました。
一方の「シヴァ」も、妻の部屋の前で仁王立ちしている、見知らぬ「ガネーシャ」に驚き…なんと、その首をすっぱーんとはねてしまったのです。
ひでえ。
さすがは破壊神。
勝手に子供を創っちゃったのもどうかと思いますが、ともかく子供の無残な姿を嘆き悲しんだ「パールヴァティー」がため、はねた頭を探して世界を飛びまわった「シヴァ」
しかし結局見つからず、最初に出会った像の頭を代わりとしたのでした。
そんな、適当な…。
もう、神様ってハチャメチャですね(笑)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/64/5b96c322205dc30b903e9556bc41abd8.jpg)
※大きさはこれくらい。
「シヴァ」神の軍勢を統べる将神「ガネーシャ」
悲惨な誕生秘話を持っていた彼ですが、愛嬌ある外観と、知恵と文学、富と繁栄…など現実的なご利益から、庶民の間で大いに信仰を集めたのでした。
特に商売繁盛の神様として祀られております。
これが仏教にも取り入られ、「歓喜天」あるいは「聖天」として、最強クラスのパワーもつ存在になってます。
そのため、各地にある「聖天堂」はほぼ非公開・秘仏。
住職さんですら、お姿を見たことないということもあるようです。
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⇒ 愛染明王
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⇒ 重文 ピョンちゃん天立像 (全国・薬局店頭)
⇒ 重文 ケロちゃん観世音菩薩坐像 (全国・薬局店頭)
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⇒ ハヌマーン (ラーマーヤナ)
⇒ 手水のつかいかた (上野・清水堂)
⇒ 全自動・御手洗所 (東京・大円寺)
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たとえばこんな感じ。