お寺さんぽ Ver.03

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国宝 オノデン坊や権現立像 (東京秋葉原)

2006年09月03日 | 仏像
のんびり気軽にさんぽがてら。
本日は秋葉原にて圧倒的に支持を集める(ような気もする)、アキバの元祖アイドル「オノデン坊や権現立像」です。


ローカルネタなので知らない人がいると思いますが、気にせずゴー!
まぁ、アキバ来たときに探してみてね。

ちなみにCMの歌なんですが、ひでるさんは「おーのでんー坊やがー未来とあそーぶー♪」だと思っていたんですが、今回ネタで色々探してみたところ、
1)未来と遊ぶ?
2)未来を運ぶ?
3)未来のアトム?
…なぁんて三つほど候補が見つかりました。
最後のは一瞬面白げですが、なんだかそんな風にも聞こえてきそうな気が……。
うふふ…。
良かったら「のこいのこ」さんのCDを買ってみて下さい。
↓下にリンク貼り付けておきましたんで。

さて、以前サトウ製薬の「サトちゃん」、エスエス製薬「ピョンちゃん」、興和株式会社「ケロちゃん」などを紹介してきました、この珍妙なブログネタ。
いくつか写真を持っているのでお遊びで掲載しているんですが…通常の仏像掲載した時より好評なんで、また久しぶりにやりましょう。


オノデン坊や権現立像(梵名:カズシ・インテリア・ライフストア・オノデン)は秋葉原家電店の老舗、「オノデン」の広告神にして童子絵図の変化体。

登場は不確かであるが、少なくとも昭和二十六年(1951)設立以降であると思われる。最大の情報源となる会社HPでもこれという記述は示されておらず、詳細については現在も調査中。
おそらく、他の広告神と同じ流れで、当初は絵図として広まり、昭和三十八年(1963)前後の立体ブーム時に権現像として完成したものと想像される。

社名の書かれたオーバーオールを着た饅頭頭の童子像で、顔はどことな小野一志(秋葉原電気街振興会会長)会長と酷似しているような気にもさせられるが、因果関係は不明。
あるいは「親切な電気屋さん」の経営理念によって、喜ぶ消費者を具現化したものかもしれない。

名は見える外観そのままで、当時童子によく用いられた「坊や」の冠を採用している。
(※この安易さが日本古来の神にも通じるところが感じられ、今回は権現としてみた)
他の電気小売店が各地へ進出する中でオノデンは秋葉原の地を長年に渡って守護し続け、同地にて庶民の信仰をひそかに・確実に集めた。
一時の電気街からバブル崩壊による衰退。さらにはオタクの街として生まれ変わった秋葉原だが、こちらは従来よりの路線を守り続けている稀有な例である。

像は一面二臂で直立姿勢。オノデンHPや動画では浮遊画も確認され、飛行能力を有している様子。
なお、新館では先ごろ巨大な電動立像も登場したが、こちらは赤い宇宙服のようなものを着て未来感覚となっている。
制作は「株式会社 キャラクター工房」が担当している。


参考:
 株式会社 オノデン 公式HP (※ただしオノデン坊やの記述はほとんどない)

[関連記事]
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※こちらにオノデンCMソングも収録されているようです。
 カップスターとか、エバラ焼肉のタレもこの人なんだって。


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