さんぽで出会う花鳥風月

ひでじいの四季の写真

ベニマシコ

2013-11-17 22:04:39 | 

*2013年11月17日撮影

 好天が続くのはいいものです。今日も気持ちよく晴れました。
 
 アメリカセンダングサの枯れた草むらにふいに見なれない鳥を発見。
 帰宅後に調べて、これはベニマシコの雌と判断しました。
 ベニマシコは本州以南では冬鳥で、越冬のためにやってきます。
 私にとってはけっこう珍しい部類の鳥です。





*2013年1月5日撮影

 ベニマシコの雄の姿も見ていただかないと始まりません。
 今年の初めに撮った写真です。もうすぐ一年が過ぎるのか、と感慨がわきます。
 赤い鳥は冬、青い鳥は夏と一般的に言われます。その冬の赤い鳥の代表がオオマシコとベニマシコ。
 ベニマシコは雄だけが赤いのですが、冬はごらんのようにそんなに赤くありません。
 繁殖地の北海道で初夏に見るベニマシコは深紅の美しい鳥だそうです。一度見たいものと思います。

イチョウ

2013-11-16 22:43:37 | 樹木

*2013年11月16日撮影

 晴れると嬉しい、という季節です。今日は昼過ぎから晴れてきました。

 鶴ヶ城公園にはイチョウの木がたくさんあって黄色くなった葉が美しく輝いています。
 そして、今日の写真はそのイチョウの子供たちです。
 大きなイチョウの木の下には、イチョウの実ギンナンがびっしりと落ちています。
 そのギンナンが発芽して、イチョウの子供たちが育っているのです。こんな姿です。





*2013年11月16日撮影

 今年のギンナンが発芽したのか昨年以前のものか、わかりませんが、こんなにたくさんの子供たちが。
 ちょっとびっくりの光景です。
 毎年のことなのに、いままで関心がなくて見過ごしていたということでしょうか。
 ここは公園なので、いずれ刈られてしまうのかも。





*2013年11月16日撮影

 地面にはものすごい数のギンナンがあって、人に踏まれて悪臭を放っています。
 一方、見上げればまだ枝についているギンナンもあります。





*2013年11月16日撮影

 さて最後に、母親のイチョウの木も紹介しなくては。
 じつに見事な黄葉です。

 

メヒシバ

2013-11-14 23:02:36 | 草花

*2013年11月14日撮影

 今週は雨が降り続き昨日は雪に変わりました。冬になりました。

 今日は久しぶりに太陽が顔を見せてくれたので近所を散歩です。
 メヒシバが枯れています。
 もう冬だから当然です。
 メヒシバがたくさん光を浴びている図は大好きなのですが、枯れていてもやはりいいものです。





*2013年11月14日撮影

 枯れたメヒシバのそば、日あたりのいいところには、新しいメヒシバが育ち穂を出しています。
 あまりはっきりしない写真ですみません。
 秋にも春の花が咲き、春の草が育ちます。
 このまま冬を越すのではなく雪の下で枯れてしまうのですが、命のたくましさを感じさせられます。
 

 

マユミ

2013-11-09 22:21:57 | 樹木

*2013年11月9日撮影

 数日ぶりに太陽が顔を見せてくれました。
 明日からはまた天気がくずれるというので、ふだん行かないところへちょっと出かけてみました。

 林の中に、遠目には花が咲いているような木があります。
 近づいてみると葉はもう落ちてしまって、実がたくさんなっているのでした。濃いピンクの皮がはじけて赤い実が中からのぞいています。
 この美しい実をつける木はマユミ(真弓)です。
 実も紅葉も美しいので公園などに植えられることも多いそうです。





*2013年11月9日撮影

 マユミ(真弓)というのは、この木の枝が弾力があってよくしなうので弓を作るのに使ったからとされています。
 私は知りませんでしたが、春のマユミの若芽は山菜として食べるといいます。
 ぜひ体験してみたいと思っています。
 一方、秋の実の方は見た目に美しいのですが、毒があるので食べてはいけないとされています。
 キツツキ類などの鳥は好んで食べるそうですが、鳥はどうして大丈夫なのでしょうか。

ヒドリガモ

2013-11-07 22:12:19 | 

*2013年11月6日撮影

 雨が降っています。一雨ごとにぐっと寒くなってきます。

 そんな11月の楽しみのひとつは、遠い北の国から鶴ヶ城のお堀にやってくるカモたちです。
 昨日はヒドリガモを見ることが出来ました。
 ヒドリガモは毎年やってくる常連ですが、数は少ないように思います。
 潜水採餌をしない淡水型のカモですが、海にいるのを普通に見かけるそうです。新潟の海などのほうがここより多いかもしれません。





*2012年3月21日撮影

 12月後半に鶴ヶ城のお堀が凍り付くまで、カモたちはたくさんやってきます。
 お堀が雪におおわれ凍ってしまえばもちろんカモたちもどこかへ行ってしまいますが、春になって氷が溶けるとまたやってきます。
 これはそんな春の始め、昨年の写真です。
 ヒドリガモのカップルです。頭が明るい茶色で身体が白っぽいのが雄で、全体に茶色っぽいのが雌です。
 ヒドリガモをどこで見分けるかというと、おでこが出っ張っているところです。今回の写真ではよくわからないかもしれませんが、頭の形が他のカモと違います。
 また、雄の頭頂から目の間にかけてクリーム色をしています。

 ヒドリガモは「緋鳥鴨」と書き、緋色の鳥というわけです。雄の頭の色を緋色と見たのですね。