*2013年11月5日撮影
2日ほど雨模様でしたが今朝になって雨が上がり、秋晴れが戻ってきました。
落葉樹が葉を落としてくれるおかげで、鳥さんたちの姿が見やすくなってきました。
冬鳥たちもそろそろ姿を見せ始めていますが、今日はおなじみのコゲラです。
スズメほどの大きさの日本で一番小さいキツツキです。木の皮を高速でつついて、中の虫を捕って食べます。
*2013年11月2日撮影
目の上にある白い模様が眉毛というよりは目の白い部分に見えて、遠目には大きな目をした鳥のように見えてしまいます。
でもこの写真を見れば、白い模様であることがわかります。
注目はキツツキ特有の足です。木の皮をしっかり掴めるようになっていることがわかります。
コゲラは太い木の幹でも平気ですが、細い枝やつるにもとまれます。横になるのも逆さになるのも自由自在、じつにすばやく動いて木を登っていきます。
*2013年6月10日撮影
これは新緑のころの写真です。
2羽のコゲラが接近遭遇して、右側のコゲラが声を立てて怒っているようにも見えます。
でもこれはたぶん親子で、右側の子供が餌をねだっているのだと思います。
コゲラは市街地の街路樹でも見ることができる鳥です。
キツツキが町にいるなどということは昔は考えられなかったそうですが、鳥も生き延びるために生息地を拡大しているようです。
一見スズメにしか見えないのですが、動き方が違うので注意して見ればコゲラを発見できるかもしれません。