さんぽで出会う花鳥風月

ひでじいの四季の写真

アキアカネ

2019-07-08 22:37:19 | 昆虫

*2019年7月8日撮影

 今年は、雨の多い梅雨なので、散歩もままなりません。
 もう7月になってしまいました。
 今日は曇り空のもとを歩いてきましたが、陽の当たるところは暖かいものの、風が冷たくて気持ちが萎えました。

 今年はアキアカネが大発生のようです。
 いたるところにアキアカネがいて、他のトンボの姿はほとんど見えません。
 2015年にも同じようにアキアカネの大発生を、このブログに書きました。秋もやはり多かったと思います。





*2019年7月5日撮影

 アキアカネは赤とんぼの代表と言ってもいい存在です。
 「〇〇アカネ」という名を持つトンボが「赤とんぼ」なのですが、最も数が多くて親しまれているのがアキアカネです。
 名前のように秋になると真っ赤に変色します。





*2019年7月5日撮影

 アキアカネは卵で越冬し、春になると幼虫として出現します。
 水田に水が入る頃、アキアカネの幼虫(ヤゴ)が生まれ、梅雨の頃に成虫に羽化します。
 今見ているアキアカネは、春に生まれた今年の赤とんぼです。
 アキアカネはこのあと暑い盛夏の時期を、高原などの涼しい場所へ移動して過ごします。
 なので、アキアカネは夏の間姿を消し、秋になるとまたやってきます。
 そのころは体の色も赤く変身します。





*2019年6月22日撮影

 逆光ですが、高い木の枝にとまったアキアカネの姿です。

 アキアカネが姿を消す真夏に目立つようになる赤とんぼが、ナツアカネです。
 ナツアカネは顔が赤くなるので、顔は赤くならないアキアカネと区別できます。
 大発生のアキアカネと同じように、ナツアカネもたくさん出現してほしいと思っています。


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