*2017年9月3日撮影
秋晴れです。気温も27℃ぐらいまでしか上がらず、爽やかな1日でした。
本当に夏は終わって秋です。
今日はエノキグサが花を咲かせているのに気づきました。
あまり目立たない草ですが、雑草としては畑や田んぼで迷惑がられています。
*2017年9月3日撮影
エノキグサという名は、葉が榎(エノキ)に似ているからとされています。
赤い穂状の花が咲いていますが、これは雄花です。
雌花は雄花の根元にある、葉のような形の総苞というものに載っています。
雄花は小さな花が集まって花穂になっているのですが、その花が落下して総苞に受け止められ、中心にある雌花に授粉するというわけです。
*2016年8月28日撮影
これは昨年撮影した、エノキグサの雄花と雌花です。
雄花が咲いている基部に葉っぱのようなものがあって、その真ん中にぷくぷくした緑色の団子のようなものが3個集まっています。
この葉っぱのようなものが総苞で、ぷくぷく団子は雌花の子房、子房の中心に小さい赤いヒゲのようなものが分かるでしょうか。
この小さい赤いものが雌花です。
雄花には白いぷつぷつがありますが、これが花粉をつけている葯という部分です。
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